禁断って何?
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#555 [シバ]
>>554さん
ありがとうございます
ブックマークまで…(/_・、)
匿名さんの期待に応えられるように頑張ります(^^)
長々と続いちゃいましたが、最後までお付き合いお願いします(笑)
:10/08/02 23:11 :F02B :Fisee49s
#556 [シバ]
>>553姉はシバの1つ年上。
小さい頃から『ゆーちゃん』と呼んでいた(由香だから)。
ゆーちゃんは頭もいいし、運動もできる。
シバがバスケットを始めたのも、ゆーちゃんが先に始めていたから。
チームで一番上手いゆーちゃんに憧れて、その背中を追うようにシバもバスケット人生を歩むことに。
(ゆーちゃんはシバの事を名前で呼ぶけど、小説の中では『シバ』って呼ぶ設定で描いていきます)
:10/08/02 23:20 :F02B :Fisee49s
#557 [シバ]
ゆーちゃんは高校を卒業した後、社会人として働きながらもバスケットを続けている。
本当は大学に行きたかったらしいけど、ノリで社会人になったらしい。
頭がいいから、いい大学に行けたハズなのにもったいない…
シバもゆーちゃんも地元を離れ、別々の場所でお互い頑張っていた。
何かあった時は、すぐにゆーちゃんに電話をしたし、ゆーちゃんも寂しくなったらシバにメールや電話をしてくれた。
:10/08/02 23:26 :F02B :Fisee49s
#558 [シバ]
電話の内容は、だいたいこんな感じ。
「ゆ〜ちゃん…」
「何?」
「暇すぎる!相手してよ」
「あたしは暇じゃないよ(笑)」
「え〜?何してんの?」
「漫画読んでた」
「暇人じゃんか!」
「漫画読み終わったらまた電話するわ!じゃね」
プツっ…
「…………」
:10/08/02 23:30 :F02B :Fisee49s
#559 [シバ]
「ゆーちゃん!腹痛い…」
「あらら…う○こしておいで」
「そういう痛さじゃないんだよ…なんかこう、キリキリする」
「コーラックでも飲めば?」
「だからう○この痛さじゃないんだってば!」
「コーラック飲む時は寝る前の方がいいよ。昼間に飲むととんでもない事になるから(笑)」
「いや、だから…」
「あたし前よく飲ん…あ、誰か来た!ごめん、また後で」
プツっ…
:10/08/02 23:34 :F02B :Fisee49s
#560 [シバ]
「……(ゆーちゃん)」
…みたいな、なんかどうでもいいような会話ばっか。
むしろ、シバの相手してくれない。
だけど、シバが悩んだ時はとことん相談を聞いてくれる。
だから、ゆーちゃんの事は昔から好きなのだ。
一緒に馬鹿もするし、お互い親身になって支え合えるし、理想の姉妹だと思う。
:10/08/02 23:39 :F02B :Fisee49s
#561 [シバ]
そんなゆーちゃんだから、友達も多い。
どこに行ってもリーダー的存在のゆーちゃんは、シバにとって自慢の姉だった。
「シバのお姉さん格好いい!」
「あたしファンになっちゃおっかな♪」
なんて友達が言うもんだから、こちらは鼻が高い。
「シバと正反対だね」
「本当にシバは由香さんの妹なの?」
こんな事を言われる度に、高かった鼻をボキリと折られる。
:10/08/02 23:47 :F02B :Fisee49s
#562 [シバ]
ゆーちゃんはいいなぁ…なんでゆーちゃんばっかり…
普通はそんなヤキモチを妬いてしまうだろう…
だけど、シバはゆーちゃん大好きだ!
自慢の姉だ!
だから、シバもゆーちゃんみたいな人間になろう!
とか、素直にゆーちゃんの凄さを受け入れ、目標としていた。
こんな関係が大人になっても、ずっと続く事を夢見て…
:10/08/02 23:51 :F02B :Fisee49s
#563 [シバ]
特にゆーちゃんと仲が良かったのが、高校時代からの付き合いだという『理彩(りさ)』ちゃん。
2人は高校は別々だったけど、地元も一緒だし、バスケの試合や合宿でよく顔を合わせていたから、長い付き合いができたらしい。
シバは理彩ちゃんと会う度に、よく絡まれていた。
最初はまったくの赤の他人みたいに関わりはなかったけど、仲良しのゆーちゃんの妹っていう事で、よく弄られていた。
:10/08/03 00:02 :F02B :8mVFIB7c
#564 [シバ]
最初…
「由香〜!休みの日できたら教えてね!ってか、隣の子…え?妹?由香の?へぇ〜、そうなんだ♪こんにちは〜♪」
時が経ち…
「なんて呼んだらいいかな?『シバ』でいいかな?なんか照れ臭いなぁ(笑)」
更に時が経ち…
「よぉ、シバ!」
理彩ちゃんの第一印象は、『馴れ馴れしい』だった。
出会って間もないのに、呼び捨て。
:10/08/03 00:07 :F02B :8mVFIB7c
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