禁断って何?
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#584 [シバ]
>>583さん
安価ありがとうございます(〃▽〃)
>>582汗をかいて髪の濡れている美人2人が揃った。
シバは、なぜか心が弾んだ。
久しぶりの再会って、何かいい。
それで、多少照れ臭いけど、自然と接せられると尚いい。
ゆーちゃんも理彩ちゃんも笑ってる。
それに釣られたように、シバも自然と笑顔になる。
:10/08/05 22:02 :F02B :ZHvgb/hM
#585 [シバ]
ゆーちゃんのチームが解散すると、3人でご飯食べに行こう!ってなって、近くのファミレスへ。
席について、メニューを配る。
「シバ、気が効くじゃん♪」
そう笑うのは理彩ちゃん。
「でしょ?だって、シバはあたしの妹だもん♪」
なんて言うのはゆーちゃん。
:10/08/05 22:05 :F02B :ZHvgb/hM
#586 [シバ]
たった1個しか歳は変わらないのに、2人が随分大人に見える。
メロンソーダを飲みながら、しみじみしていた。
よくよく話を聞いていると、恋バナに入った。
「理彩もいい加減、彼氏作ればいいのに」
ゆーちゃんがコーヒーを飲みながら言う。
理彩ちゃんは全く動じないと言わんばかりに笑っている。
:10/08/05 22:10 :F02B :ZHvgb/hM
#587 [シバ]
「そういう由香だって!いい加減彼氏作りなよ♪」
「あたしはちゃんといます〜!」
「…嘘?ああ、だったね。ダイチ君だっけ?」
「違う!タイキ!」
「ああ、そう♪」
大人な2人は、大人な会話をしている…
シバは知らなかった。
ゆーちゃんに彼氏がいる事を。
「嘘!ゆーちゃん彼氏いるの?」
:10/08/05 22:14 :F02B :ZHvgb/hM
#588 [シバ]
「いるよ(笑)まぁ、最近出来たばっかなんだけどね。シバに言ってなかったっけ?」
「言ってない!」
何かショックだった。
喜ばしいとは思ったけど、やっぱりショックだ。自分の大好きな姉に彼氏がいるのだ!
シバのゆーちゃんを取るな!って思った。
「何?シバ、妬いてんの?」
意地悪に笑う理彩ちゃん。
「妬いてない!」
:10/08/05 22:17 :F02B :ZHvgb/hM
#589 [シバ]
何を話しても、ニヤニヤしている2人を目の前ににすると、上手く話が出来ない。
だから、大人しく黙ってる事にした。
タイキ君との出会いは〜?
付き合ってどれくらい〜?
乙女達の恋バナはまだまだ続く。
そんな中、理彩ちゃんから意味深な言葉を聞いた。
「あたしは彼氏はいらない」
:10/08/05 22:21 :F02B :ZHvgb/hM
#590 [シバ]
カプチーノだかカフェオレだかを、グチャグチャに混ぜながら理彩ちゃんは笑う。
「だってめんどくさいもん♪」
すかさず、シバは聞く。
「前、プリクラに写ってた人は?」
「いつの話してんの、アンタ(笑)」
ゆーちゃんが言う。
「地元で有名だったっていう、美男美女カップル」
:10/08/05 22:25 :F02B :ZHvgb/hM
#591 [シバ]
「あ〜…あたしらが高1の時のやつだ!懐かしい(笑)とっくの昔に終わったしね。ってか、そんな風に言われてたんだ(笑)」
「ごめんね理彩〜。シバって情報古いから」
グダグダだ…
KYって、シバみたいなやつの事を言うのだろう。これもまた古いけど…
理彩ちゃんは続ける。
「あたし、誰か1人の物になるっていうのが嫌。無理!だって、完璧に相手だけの所有物みたいになるじゃん」
:10/08/05 22:29 :F02B :ZHvgb/hM
#592 [シバ]
「それって…遊びたいだけ?とか…?」
ゆーちゃんは少しビックリした表情を見せる。
「遊ぶ事もめんどくさい。男は友達って思ってる。仲良い男友達はたくさんいるけど、恋人とか結婚とか、何か嫌。あたしの場合はだけどね」
乙女チックな恋バナが、一気に冷たい空気になった。
シバはアタフタした。
「シバは彼氏いないの?」
:10/08/05 22:35 :F02B :ZHvgb/hM
#593 [シバ]
話題を変えるかのように、理彩ちゃんが話をふってきた。
「あ〜、シバは…いない」
去年まで彼女がいました!
なんて、口が裂けても言えない。
彼女って言えるかも分かんないけど…
アイリ…
「ふぅん」
興味なさそうに、理彩ちゃんはエビグラタンを口に運ぶ。
:10/08/05 22:38 :F02B :ZHvgb/hM
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