禁断って何?
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#747 [シバ]
暗闇…
だけど、外からの青白い光で理彩ちゃんの顔は見える。

目をそらして、何かを考えているような顔。
何も喋らない理彩ちゃん。

そんな沈黙が、シバには痛かった。

「…え?あ、ごめん…ホントにチューしちゃった(笑)」

アタフタしている自分…
タオルケットを投げ飛ばして、その場から逃げ出したかった。

⏰:10/12/26 04:26 📱:F02B 🆔:7kmTMsZ.


#748 [シバ]
その時のシバは、理彩ちゃんの上に乗っかってたと思う。

ってか、乗っかってた。
キスして…なんて言うもんだから、とりあえずその体勢に入るため、上から理彩ちゃんを眺める形になっていた。



理彩ちゃんと目が合う…



…その瞬間が、始まりと終わりの関係を招くことになる。

⏰:10/12/26 04:31 📱:F02B 🆔:7kmTMsZ.


#749 [シバ]
目が合った瞬間、理彩ちゃんはすぐに目を閉じた。

一瞬力が抜けたシバの首に、理彩ちゃんの両手が回された。
顔を引き寄せられて、理彩ちゃんの唇に触れた。

さっきのように『チュッ』みたいな、音が云々…じゃない。

もう、これでもか!ってくらい激しいキスをした。

理彩ちゃんの顔を盗み見てみる…

⏰:10/12/26 04:37 📱:F02B 🆔:7kmTMsZ.


#750 [シバ]
目をギュッと閉じて、微かに声を漏らす。
片手はシバの首に、もう片方の手は背中に…


だんだん息が荒くなる理彩ちゃんを見ていて、少しずつ呼吸が乱れてくる自分に気付いた。

…だけど、変な冷静さを保っている自分がいる。

そうだ…
理彩ちゃんとゆーちゃんは親友…
こんな関係になって、この2人が離れてしまう事があったら…

⏰:10/12/26 04:43 📱:F02B 🆔:7kmTMsZ.


#751 [シバ]
そんな事になったら…

それが怖くて、ストップをかけようと唇を離した。

理彩ちゃんは目を開けていた。
うつろな目で、シバを見る。


話さないと…


「…シバ」

こんなタイミングで名前を呼ばれ、ビクッとなった。
でも、話さないと…
あんたとシバの姉は親友でしょ?

⏰:10/12/26 04:49 📱:F02B 🆔:7kmTMsZ.


#752 [シバ]
そう言わないと…

一方で、また別の自分がいる事に気付く。

『自分は理彩ちゃんの事が好きなんだ。何も悪い事じゃない』


んで、止まってしまった。


数秒間、理彩ちゃんと目が合ったまま。


次の理彩ちゃんからの一言で、シバは完全に理性を失ってしまう。

⏰:10/12/26 04:53 📱:F02B 🆔:7kmTMsZ.


#753 [シバ]
「…好きかも」


理彩ちゃんの唇から漏れたのは、こんな言葉。
一瞬、理解できなかった。
心の奥底まで響いてくるのが、自分でも分かる。

理彩ちゃんは視線を合わそうとはしない。
横を向こうと顔を背けた。
シバの方を向いて目を開けた時には、もう遅かった。

自身の理性が、思いっきり飛んでしまった。

⏰:10/12/30 04:09 📱:F02B 🆔:Izj9qmvg


#754 [シバ]
シバは夢中になって、理彩ちゃんにキスをしていた。
理彩ちゃんが口を開いて、舌を絡めてくる。


口を唾液まみれにさせながら、しばらくはお互いのキスを求め合った。



シバの背中に回された理彩ちゃんの腕に、力が入る。


「シバ…服脱がせて」

⏰:10/12/30 04:32 📱:F02B 🆔:Izj9qmvg


#755 [シバ]
理彩ちゃんは、着ていたTシャツの中でモゾモゾと動き出した。



え…?
やっぱりそうなるか…

だけど、シバもそれを求めていたのかもしれない。
何も喋らず、理彩ちゃんのTシャツを脱がせる。
理彩ちゃんの胸が露わになる。
さっきは恥ずかしくてワーワー言ってしまったけど、今は違う。

暗闇の力って凄い。

⏰:10/12/30 04:36 📱:F02B 🆔:Izj9qmvg


#756 [真沙也]
明けましておめでとうございます
自分のペースで頑張って下さい
人生山あり谷あり
って感じっすよ
こんなに応援してくれる人も
たくさんの方が読んでますから
中途半端には止めず
自分のペースで最後まで
書いて下さいm(__)m

⏰:11/01/02 05:46 📱:930CA 🆔:2eXh./z6


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