禁断って何?
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#767 [シバ]
「どう…したの?」
理彩ちゃん並にヘロヘロフラフラなシバ。
あんだけ手や口動かせば、さすがに…
「あのね…真っ最中には言わなかったんだけど…リィ、すでに3回はイッたっぽい(笑)」
なんと!
本当に感度が高いのね。
しばらく2人で横になって、余韻に浸ってた。
チラッと時計を見る。
もう日付変わってるし、むしろ明け方5時前。
:11/01/16 22:26 :F02B :b9icmHsI
#768 [シバ]
色々語って、イチャイチャして、あんなことやこんなことして…
そりゃ、時間経つのは早いわな。
ってか、夢中になってる時って、本当に時間経つの早いわ!
横を見ると、理彩ちゃんは服を着ることもなく、スヤスヤ寝ていた。
シバはタオルケットを理彩ちゃんにかけて、理彩ちゃんのオデコにチューした。
理彩ちゃんは起きてたのかな?
目を閉じたまま、シバに抱きついて離れなかった。
:11/01/16 22:33 :F02B :b9icmHsI
#769 [シバ]
シバの左腕をもぞもぞと動かして、自分の腕枕にしていた。
そんな姿があまりにも可愛くて…
シバは本当に、理彩ちゃんのことが好きなんだと感じた。
シバもクタクタだったから、そのまま熟睡していた。
んで、起きたのは夕方4時前…
よく考えたら、明日からまた仕事。
ってか、今日こそは理彩ちゃんとどこそこ行って、思い出作りたかったのに…
:11/01/16 22:38 :F02B :b9icmHsI
#770 [シバ]
なんて、しみじみ思いながらまだ横でぐっすり寝てる理彩ちゃんを見た。
そろそろ帰らないと…
可哀想だけど、起きてください。
「リィ、シバ…そろそろ帰らないと」
「……ん…嘘…もう帰るの?」
「明日仕事だからね。また来るから」
「うん…いつでもおいで……ギャッ」
タオルケットを取ろうとした理彩ちゃんは、またすぐに被った。
「リィ、裸だったんだ(笑)」
:11/01/16 22:45 :F02B :b9icmHsI
#771 [シバ]
「は…?」
「待って!布団取らないで(笑)服着るから!」
理彩ちゃんはタオルケットを被って座り込んだ。
「リィ昨日は普通にスッポンポンで部屋中歩き回ってたじゃん(笑)何の恥じらいもなく」
「夜にあんなことしたんだから、なんか照れくさいよ(笑)」
そんなこと言う理彩ちゃんは、本当に恥ずかしそうだった。
:11/01/22 21:43 :F02B :wzscST0I
#772 [シバ]
そんな姿にキュンときた。
「分かった。ってか、シバも着替えるから脱衣場行ってくる。その間に着替えといて」
「分かった」
お互い別々の場所で身支度を済ませ、また理彩ちゃんの部屋に戻った。
まともな会話が出ないまま、帰る時刻がやってきた。
「あ〜、明日から仕事だね。土日が相当楽しかったから、なんかやる気出ないや…家に帰りつくまでが長すぎる」
:11/01/22 21:48 :F02B :wzscST0I
#773 [シバ]
シバがボヤいて、荷物の鞄を肩にかけ、玄関に向かおうと理彩ちゃんに背を向ける。
理彩ちゃんはシバの手を引いて、再び理彩ちゃんの部屋に戻った。
「リィ、どうしたの?」
理彩ちゃんはモジモジしながら少し背伸びして、とてもとても濃厚なキスをしてきた。
「どうしたの?」
2回も同じことを聞いてしまった。
たぶん、自分自身が物凄くビックリしてたんだと思う。
:11/01/22 21:52 :F02B :wzscST0I
#774 [シバ]
しばらくキスが続いた。
理彩ちゃんはシバから視線をそらして、
「だって…しばらく会えないんだよ?寂しいよ」
なんて呟いた。
そんな理彩ちゃんが本当に可愛くて、そんな風に思っていてくれたなんてまったく気付かなくて、嬉しすぎて…
シバは理彩ちゃんを抱きしめた。
理彩ちゃんも小さな体に力を込めて、強く抱きしめてくれた。
:11/01/22 21:56 :F02B :wzscST0I
#775 [シバ]
駅に着いた。
理彩ちゃんは見送りに来てくれて、改札口で別れることに。
「また近々来るから。ってか、来週でもいいし」
「ホント?来て来て!リィもたぶん用事ないし。でも、再来週は友達と買い物行くんだ…なんか寂しいけど」
「そりゃ、先に約束した友達優先しないと。とりあえず、着いたらまた連絡する」
そう言って、理彩ちゃんの頭をポンポンっと軽く叩いてシバはホームに向かった。
:11/01/22 22:01 :F02B :wzscST0I
#776 [シバ]
それから約2ヶ月後…
理彩ちゃんとシバの仲は順調だった。
順調どころか、前にも増してお互いのことが分かってきて、電話やメールで喧嘩もしたし、週1ペースで会いに行ったし、不意打ちで手紙なんかも送られてきて喜んで、そんなやりとりが続いた。
会えない時や寂しい時は、理彩ちゃんは電話の向こうで泣いていたし、そんな時は夜だろうが次の日が仕事だろうがお構いなしに電車に飛び乗って理彩ちゃんのもとへ行ったし、とにかくお互いの中でお互いが特別な存在になっていた。
:11/01/22 22:09 :F02B :wzscST0I
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