禁断って何?
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#639 [シバ]
「へぇ〜!綺麗にしてるじゃん。お邪魔します♪」
靴を脱いで、荷物を下ろす。
静かだな〜と思って、玄関の方を振り向くと、理彩ちゃんは縮こまったように背中を丸くして、キョトンとした顔でシバを見ていた。
「え?どうしたの(笑)」
「リィの部屋、散らかってるな〜って思ったでしょ」
「え?別に」
:10/09/02 21:53 :F02B :d4oLifWI
#640 [シバ]
「ちゃんと掃除しとけばよかった…ごめんね」
「リィ、何かいつもと違う」
「いつもと一緒だよ」
「いや、いつものリィだったら、そんなネガティブな事言わないもん。『散らかってるでしょー?あは〜♪ごめんね〜♪』』とか言うはずなのに」
「リィ、どんな目で見られてんの(笑)」
「とにかく、ちょっと寝なさい!睡眠不足とか、近々ぶっ倒れるぞ!」
:10/09/02 21:58 :F02B :d4oLifWI
#641 [シバ]
言われなくても、相当眠かったようで、布団に横になった。
理彩ちゃんは、ベッドより布団を敷いた方が好きだという。
「シバ!」
呼ばれて理彩ちゃんの横に座る。
腕を引っ張られて、潤んだ目で見つめられる。
「シバ…リィが寝てる時に帰ったりしないでね。横にいてね」
「いるから(笑)大丈夫」
:10/09/02 22:03 :F02B :d4oLifWI
#642 [シバ]
笑顔を見せた理彩ちゃんは、ゆっくり目を閉じた。
寝息を立てるまで、そんなに時間はかからなかった。
とりあえず、シバはホッとした。
理彩ちゃんは疲れていたのか、定期的に体がピクッと動く。
しばらくはケータイをいじったり、ボンヤリしてみたり、部屋の中を見回したりしたけど、暇すぎた。
:10/09/02 22:11 :F02B :d4oLifWI
#643 [シバ]
目が覚めたのは、2時間後。
横にいたハズの理彩ちゃんがいない…
「おはよ」
そう言って、シバの顔を覗き込む理彩ちゃん。
今度は、シバが理彩ちゃんの布団の中にいた。
可愛いタオルケットがかけられていた。
無意識のうちに、シバ寝てたんだ…
ってか、理彩ちゃんがあまりにも気持ちよさそうに寝るもんだから、釣られてシバも寝てしまったんだ。
:10/09/02 22:16 :F02B :d4oLifWI
#644 []
Blogは更新しないんですか?(´`)
:10/09/04 11:24 :N01B :rm0EorSY
#645 [シバ]
>>644さん
シバ、ブログはやってませんよ(^^)v
ブログとかGREEとかそういう系はしない派です!
感想板の方にもなかなか顔を出せずすみません(>_<)
少しだけ本編更新します
:10/09/06 23:22 :F02B :AtR5vW5c
#646 [シバ]
>>643体を起こす。
喉がカラカラだった。
寝ぼけまなこのシバを見た理彩ちゃんは、ボンヤリとシバを見つめていた。
「あんた、よく寝たね」
理彩ちゃんが笑う。
「…今、何時?」
理彩ちゃんはケータイの横のボタンを押して、時間を確認する。
「(夜の)8時過ぎ。シバがもうちょっと早く起きたら晩御飯食べに行こうと思ってたんだ」
:10/09/07 00:04 :F02B :76JwvqSk
#647 [シバ]
理彩ちゃんは立ち上がり、散らかっているCDをガサガサと片付け始めた。
「リィいつ起きたの?」
「シバが起きる1時間前くらい。暇だったからケータイいじってた」
「ごめんね。リィが寝てるトコ見たら、なんかこっちまで眠くなっちゃって…気がついたら布団の中だった」
「そっか。でも、寝れたおかげでなんかスッキリした♪」
:10/09/07 00:09 :F02B :76JwvqSk
#648 [シバ]
理彩ちゃんはキッチンへ向かい、1.5リットルの三ツ矢サイダーと2つのグラスを持って戻ってきた。
洒落たグラスだった。
「喉乾いた。シバも飲むでしょ?」
「うん。ちょうど何か飲みたかったんだ」
グラスに注ぎ終わると、サイダーを一気に飲み干した。
喉がカーッと熱くなる感じがたまらない。
:10/09/07 00:15 :F02B :76JwvqSk
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