禁断って何?
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#782 [シバ]
皆さん、あげありがとうございます(^^)
亀さんの更新で本当に申し訳ないです(T^T)
更新します!
:11/02/21 19:58 :F02B :84lwKmgE
#783 [シバ]
>>778理彩ちゃんの答えを聞くのは怖い。
…でも、このままの微妙な関係もきつい。
自分の気持ちは、完璧に理彩ちゃんの事を好いている。
友達だとか、ゆーちゃん繋がりだとか、そんな中途半端な形は嫌だ。
理彩ちゃんを誰にも取られたくない。
シバは女で、理彩ちゃんも女。
関係ない!
シバは理彩ちゃんと『恋人』っていう形になりたいんだ!
:11/02/21 20:05 :F02B :84lwKmgE
#784 [シバ]
そう決めたその日の夜…
仕事を終え、いつも通りの流れ。
先に仕事の終わった方が『仕事終わった♪』のメール。
今日は理彩ちゃんの方が早かった。
『終わったよ〜ん♪今からナナ(理彩ちゃんの友達)と香水のお店行ってくる!』
とのメールが。
それを見て『いってらっしゃい』の返信を送る。
ってことは、真面目な話をするのは寝る前だろう。
:11/02/21 20:13 :F02B :84lwKmgE
#785 [シバ]
どれに転ぶのだろう…
恋人、友達、最悪は他人…
だけど、こんなに好きなのに友達の関係に戻るなんて難しい。
っていうか、無理。
いっそのこと、他人に戻った方がお互いの為になるだろうっていうのが、シバのこの時の考え。
でも、気持ちを伝えるからには、やっぱりいい結果を聞きたい。
理彩ちゃんが帰ってきたのは夜10時過ぎ。
理彩ちゃんが入浴を済ませた後に、話をする事に。
:11/02/21 20:22 :F02B :84lwKmgE
#786 [シバ]
「もしもし♪シバ?何してた?」
「風呂入ったり飯食べたり」
「普通だね(笑)」
「いつも通りだよ」
「なんか、シバいつもと違う〜!」
「…あははは」
「何かあったの?」
「いや、別に普通だよ」
「ふ〜ん」
「………」
馬鹿みたいに緊張する!自分が自分じゃないみたいに、変な汗かいて、うわ〜って叫びたくなる。
:11/02/21 20:28 :F02B :84lwKmgE
#787 [シバ]
「あんね、今日シバが使ってた香水見に行ったんだ!リィは使うつもりなかったんだけど、何かノリで買っちゃった(笑)」
「なんで?(笑)」
「え〜?だってさぁ、シバの匂いだよ♪匂ってたらキュンキュンしてきちゃって(笑)」
何それ!
そんな事言われたら、こっちがキュンキュンしてくるわ!
「次はいつ会えるかなぁ?シバの匂い嗅いでたら、なんか会いたくなってきた♪」
:11/02/21 20:34 :F02B :84lwKmgE
#788 [シバ]
「あのさ、ちょっとお話が…」
「何何?」
「…シバってどんな匂い?」
勇気を振り絞ってみたけど、どうやら振り絞れてなかったみたい。
そりゃそうだ。
これは告白なのだから。
「シバの匂い?リィが一番好きな匂い(笑)香水じゃなくても、風呂上がりとか、寝る前の肌の匂いとか、全部好き(笑)」
理彩ちゃんからの『好き』っていう言葉が、シバの心に火をつけた。
:11/02/21 20:42 :F02B :84lwKmgE
#789 [シバ]
「シバとリィって、どういう関係なの?」
「関係?」
「友達なの?それとも付き合ってるの?」
「う〜んとね…(笑)」
「なんか、中途半端なのって嫌なんだよね」
「中途半端…だけど、分かんない(笑)」
分かんないって…
あ〜、ダメだこりゃ。
終わったな…
「そうなんだ…期待して損しちゃったな」
「期待?」
:11/02/21 20:48 :F02B :84lwKmgE
#790 [シバ]
「期待っちゅーか、なんていうか…」
「…………」
「だって…ね?」
「…………」
理彩ちゃんは何も喋ろうとはしない。
あ〜、そうか。
やっぱりシバが1人で勝手に舞い上がって勘違いして、好きっていう言葉の捉え方を間違ってたんだ…
そうかそうか…
「あのさ…」
:11/02/24 20:00 :F02B :9rWx0P.M
#791 [シバ]
理彩ちゃんが急に喋りだしてビックリした&もうこの場の空気に耐えられなくなって、シバは電話を切ってしまった。
根性無し!
チキン!
間抜け!
馬鹿!
自分を罵り出した数分後、理彩ちゃんからメールがきた。
『なんで電話切っちゃうかなぁ?シバの言いたい事、なんとなく分かるよ。リィもその事について結構考えてたから。とりあえず話しようよ。電話切るとか、それって逃げじゃない?』
:11/02/24 20:06 :F02B :9rWx0P.M
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