俺が一番と思った女★4★
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#201 [しゅん]
未来は後ろに乗るっち言いよったんやけど、助手席に乗らせ、嵐は後ろの席に行ってもらった。

やっぱ、隣は未来のがいいしね!
気が利くし^^

⏰:10/01/21 17:06 📱:PC 🆔:BYNDJ.YM


#202 [しゅん]
途中のサービスエリアでちょっとした飯を食って、何回かトイレ休憩を取りつつ、一気に広島まで飛ばした。

後ろ二人も未来もいつの間にか寝て、俺一人。
未来の寝顔を見るとすげぇ安心したように寝ている。
バックミラーで確認すると、後ろ二人も気持ちよさそうに爆睡。

普通に考えれば俺も眠たくなるシチュエーションやけど、なぜか目は冴えていた。
色々考えよったけかね。

⏰:10/01/21 17:09 📱:PC 🆔:BYNDJ.YM


#203 [しゅん]
次はボードに行こうという約束。

こうやって叶えている。

ほんとは二人で行きてかったけど。
まぁそれは、これからでも行けるし。

未来のお手並み拝見っちとこやな!
そんなんを考えったら、一切眠たくならなかった。

⏰:10/01/21 17:09 📱:PC 🆔:BYNDJ.YM


#204 [しゅん]
途中、嵐と良太が起きて未来の話になった。

相変わらず未来は諸主席で寝ている。

自分専用のひざ掛けを張り切ってかけとったくせに、いつの間にか足元に落ちているのを見て、思わず笑ってしまった。
あんだけ俺に可愛いやろ♪っち自慢してきよったくせに^^;
まぁ、ひざ掛けっちゅーよりほぼ毛布なんやけどね…

片手でハンドルを固定したまま拾い、かけてやった。

⏰:10/01/21 17:21 📱:PC 🆔:BYNDJ.YM


#205 [しゅん]
〈お前さ〜〜未来と付き合ってもうどんぐらいなるんけ?〉

良太が聞く。

「んー?全部入れたら2年半?3年半?ぐらい?
別れたりしてあいた期間もあるけ、正確に何ヶ月!っちわからん」

〈まじかちゃ!!
2年と3年は全然ちげーし!女はそーいうの気にするぞ?〉

「まぁーなー。」

《未来もそーいうのは気にしそうな感じするけど》

「今度、正確な年数を聞いてみるわ!しれーっと」

⏰:10/01/22 16:49 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#206 [しゅん]
〈それにしてもさーお前らほんと仲良いよな!
見よってまじ羨ましいもん〉

「愛されとるけ!」

《嘘つけちゃ!今はお前のが気持ちでけぇやろ!
そう感じさせんのは、未来がお前に自然に気を使えとって、立てるのがめっちゃうまい。
本人がしようと思ってしてねぇことやけ、また際立つしな。
未来はそれをしよる感覚ねぇけんすげぇよな!》

まんまと見抜かれ、正直何か照れる。

⏰:10/01/22 16:50 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#207 [しゅん]
《照れんなちゃ!》

「まぁ、ほんとやけしょーがねぇけど」

〈まじ?〉

「俺が未来を転がしよるつもりでおるけど、実は未来がその周りを転がしよるっち感じ」

⏰:10/01/22 16:50 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#208 [しゅん]
〈それ、お前わかっとん?〉

《明らかにそーやろ!》

「わかっとるもなんも、そーやけ仕方ねぇし。
まぁ、俺はその気でおらんけど!」

《そう思っとることがまたウケる!
多分、誰でも一回未来とと付き合ったら、次行ったとしても満足せんと思うよ。》

〈どういう意味?〉

⏰:10/01/22 16:51 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#209 [しゅん]
《しゅんと別れとった間に付き合いよった浅田さんも戻ってっち言ってきたし、現にしゅんもそうやん?
あんだけ色んな女から告られたり、アドレス聞かれたりしよったんに、それに乗ろうとせんやった。
他の女は持ってない何かを持っとるんと思うよ?
しかも、未来自身がそのことに気づいてないっちとこがまた魅力になるわけで。
いい意味でその人色に染められるっちゅーか、そーいうのがうまいんちゃ。
自然に出来とる。》

「俺と嵐に対する態度もそれぞれ違うしね」

《違うなー》

⏰:10/01/22 16:52 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#210 [しゅん]
「俺と嵐2人でおるときは、だいたい嵐に甘えるん。
俺より嵐とおる方が多いよな?」

《そーやな!
で、しゅんがおらんくなったら一気にしゅんモードに変わるけ!
俺にしゅんの話ばっかしてくるし、しゅんがねしゅんがね!の繰り返し。》

⏰:10/01/22 16:52 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#211 [しゅん]
「で、俺と2人きりになったら、完全に甘えモードになるし。
まぁ時と場合にもよるけど、大体そーやな。
誰かとおるときは、Sっ気全開やけ。
まぁ今日わかると思うけど、みんなでおるときに甘えてくる瞬間があるけ。
見よってん?
きつくなったときとか、すーっち俺のとこ来て甘えるけ!」

《やな!》

〈もーわけわからんわ!お前ら!〉

俺と嵐は爆笑!

⏰:10/01/22 16:53 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#212 [しゅん]
「付き合ったらわかるんちゃ!」

《そそ。
まぁ俺は付き合ってねぇけど、こんだけずっと一緒におったら嫌でもわかるっち感じ。》

〈すげぇね…〉

《まぁ〜これからやろ!》

「そーやな!卒業してからが本番っち思っとーけ。
やっぱ、今まで通りの付き合いは出来んやろーけね。
俺がどこまで未来の気持ちを考えれるかと余裕を作れるかやと思うし。
気持ちで出来るっち思ってもこればっかりはわからんけむずけぇよな。
未来の生活は変わらんのやけ、ほんと俺の問題や。」

⏰:10/01/22 16:54 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#213 [しゅん]
〈それさ、未来と話したことあるん?
これからの話〉

「いや、具体的にはねぇね。
ただ、将来の話はした。」

〈将来の話?〉

「んー。まぁ早い話、結婚のこと。
俺は未来としか考えれんし、結婚があっての付き合いっちことは伝えてある」

⏰:10/01/22 16:54 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#214 [しゅん]
〈まじ????〉
《まじ????》

「そんな驚くことか?」

《いや、そんなん初耳やし!!
ちゅーか未来ほんま寝とんか?》

未来の存在を忘れて話していた俺ら。
窓側に向けていた顔をそっとこっちに向けると、ドンっち俺の肘掛に頭が落ちてきた。
完全に爆睡中。
肘掛にタオルを置き、枕を作ってやった。

⏰:10/01/22 16:56 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#215 [しゅん]
「完全に爆睡中やな」

《お前の運転に安心しきっとーな!》

「お前らもやろ!」

《んで?それを話した未来の反応は?》

「泣きよった」

《やろーな。》

〈それ、プロポーズやんけ〉

「ちげーよ。結婚してくれっち言ったわけやねぇし。」

《いやーー初耳やし。
俺の知らんとこでやることやっとーちゃ!》

⏰:10/01/22 16:59 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#216 [しゅん]
「だけ、そんなまじに捉えんなちゃ!
いや、でも…まじやねぇわけでもねぇか…
何かさ、最初冗談交じりでそーいう話になったん。
まぁー俺の気持ちをはっきりさせとくいいチャンスかなっち思って正直思っとること言ったんな。
したら、黙るし今は結婚したくないとか言われてさ。
何か調子狂うっちゅーか、普通、即答であたしも♪みたいな感じで返すとこやん?
したくねぇっち何かかちゃ!!!みたいな。」

《いや、それ焦るやろ!!》

〈いや、そーとー焦ったけね。」

⏰:10/01/22 17:08 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#217 [しゅん]
〈それで?〉

「それで、あまりにも無言やし、こいつ俺の一世一代の告白に寝た?っち思って体をこっち向けたら泣きよった」

〈やべぇ。それそーとー鳥肌たった!!!!〉

「俺の告白かっこよすぎやろ!」

《自惚れんな!》

⏰:10/01/22 17:09 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#218 [しゅん]
〈何でしたくねぇっち言ったん?〉

「何か、先の話でいいんやって。
将来は俺しか考えれんけど、でもまだ彼氏と彼女の関係で色んなことしたいっち。
こいつも俺としたいっち言いよった♪」

《まじうぜーーーー》

⏰:10/01/22 17:17 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#219 [しゅん]
〈未来どんだけ可愛いん!〉

《いや、こいつはまじ可愛いよ?》

「やらんけど。」

〈お前、そう言われたとき嬉しかったやろ?〉

「そーとー嬉しかった♪」

〈よなー!!自分に置き換えたらめちゃめちゃ嬉しいもんなー!!〉

⏰:10/01/22 17:18 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#220 [しゅん]
〈何かさ、気ぃ利くし、一歩引く感じがたまらんちゃね。
取る行動もめっちゃ可愛いよなー。
サバサバしとるんに、可愛さもあるっちゅーか…
顔もキレイな顔しとーし。
お前ら、まじ美男美女やけ。
何かめっちゃ悔しいんやけど。〉

「いや、未来は可愛いよ。」

〈未来と付き合ってみてーーーー!!!〉

「だけ、やらんちゃ。」

⏰:10/01/22 17:20 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#221 [しゅん]
《何かさ、初めてしゅんから未来を紹介されたときは、は?っち感じやったんちゃ!
今まで付き合ってきたタイプと全然違ったし。
でも、色々見てきて未来にはまる理由がわかったっちゃ。
多分、俺が先に出会っとったら完璧好きになっとると思うもん》

「そんなこいつ押す?」

〈いや〜〜お前の女っち目で見ても、可愛いっち思うけよっぽど魅力があるんと思うばい?〉
将来を考えれる相手に出会うっちすげぇね!
俺、ねぇーわー!!!〉

⏰:10/01/22 17:21 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#222 [しゅん]
《お前はこはがおるやろ!!》

〈いや、あいつ気ぃ強いけねー。
好きは好きやけど、結婚とか考えれんし。〉

⏰:10/01/22 17:22 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#223 [しゅん]
「まぁそうは言いよるけど、実際は俺らだってどーなるかわからんし。
こいつに好きな人が出来るかもしれんし。
そんな不安もあるばい?」

《今まで色々なかったわけやねぇしね》

俺のパーカーを嵐が未来にかけると、少し動いた。
未来を覗き込むと相変わらず、気持ちよさそうに寝ている。
心の中でめっちゃ可愛いっち思いながらも、人の心を読むのがうまい嵐にばれそうと思い、無理矢理沈めた。

⏰:10/01/22 17:22 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#224 [しゅん]
《お前、今可愛いっち思ったやろ?》

嵐に突っ込まれ、若干動揺する俺。
開き直った方がいっかっち思い、

「まじ可愛いし!」

そう言うと、二人は拍子抜けしたように笑っていた。

⏰:10/01/22 17:23 📱:PC 🆔:9Seuat5Q


#225 [しゅん]
〈未来みたいな彼女いーなー。〉

「そんなん言うなよ!こはがかわいそうやんけ!!」

《まぁ、あいつはなー》

「お前ら本人おらんとこで、言っちゃう?
結構ひどいで?」

〈よなー。でもさ〜何か最近、性格合わんなーっち思う事が多いっちゃね〉

⏰:10/02/10 19:38 📱:PC 🆔:wJWEwh.c


#226 [しゅん]
「お互い緊張が取れて、素の自分が出てきたっち感じか?」

〈そそ。何か気に障るっちゅーか…〉

《俺も気に障るときがある。》

「お前も?」

〈まじ?〉

「何でお前が気に障るんかちゃ!!」

⏰:10/02/10 19:39 📱:PC 🆔:wJWEwh.c


#227 [しゅん]
《何かねー。
お前に対する態度とか見よったら時々ね。》

「そんな未来を褒め称えるけどさ、未来も気ー強いで?」

〈いや、比じゃねぇし。
天と地の差やって。〉

「そんなん言いよるけど、付き合いよるのはお前本人なんぞ?」

〈そーなんちゃ。〉

⏰:10/02/10 19:39 📱:PC 🆔:wJWEwh.c


#228 [しゅん]
《お前、腹割って話したことあるん?》

〈いや、何かこえーし。
めんどくさいことになる方が嫌やなっち思ったり〉

「男ならビシっと決めるときは言えよ!!」

〈よなー…〉

⏰:10/02/10 19:39 📱:PC 🆔:wJWEwh.c


#229 [しゅん]
《何か俺が言うのおかしいかもしれんけどさ。
未来もサバサバした性格やん?
普段は淡白っちゅーかさ、結構上から目線やったりもするし。
でも、どっか可愛げがあるんちゃ。
二人になったら甘えたりするし。憎めん感じ。
でも、こはは常にやろ?
しかも、まじでへこむぐらい言い方がつえー。
本心はそう思ってないんかもしれんけど、あそこまで来るとな…
同じサバサバした性格っちくくれんくね?
お前もそう思うやろ?》

嵐は俺に話を振る。

⏰:10/02/10 19:40 📱:PC 🆔:wJWEwh.c


#230 [しゅん]
「んー。わからんくもねぇけど…
でも、未来だって何こいつっち思うときあるし。
そんな未来を基準にせんでもいーやろ。
こはっち最初からそんな感じやったっけ?」

〈いや、もっと優しかったりしたはず。
もうそれも覚えてねぇし…〉

⏰:10/02/10 19:41 📱:PC 🆔:wJWEwh.c


#231 [しゅん]
《こはからやろ?付き合いだしたの。》

「そーいや、お前ガンガン押されよったよな??」

〈そーなんちゃ!そん時は可愛いっち思ったはずなんちゃ!
あーーー!!そう考えたら、ありえんぐらい性格変わった気がする…〉

《よな。俺も可愛いっち言いよった気がする…》

⏰:10/02/10 19:42 📱:PC 🆔:wJWEwh.c


#232 [しゅん]
「いや、可愛いんちゃ今も。
こはは可愛い。」

《呪文かちゃ!》

〈多分、俺がこはを好きになって、離れんっち自信があるんやろーね。〉

《やな!揺るがんものとして、こはに伝わっとんやろーな》

⏰:10/02/10 19:42 📱:PC 🆔:wJWEwh.c


#233 [しゅん]
「まぁーそれを言って変わるのを信じるのか、気持ちがねぇっち思って振るのかは、お前自信が決めることやしね。
しっかり考えろ!」

〈…〉

《そんな焦ることでもねぇしね!
そんな考え込むなよ!!》

〈んーーー〉

⏰:10/02/10 19:48 📱:PC 🆔:wJWEwh.c


#234 [しゅん]
「ただ、俺の意見を一個言わせて貰うと、今日時間合わんで一緒来れんやったのに、一人で広島まで来るわけやん?
仕事終わってバタバタ用意してさ。
疲れとるやろうし、初売りだってあるんに来るんやん?
それはやっぱお前とおりたいっち気持ちがあるけやね?
その気持ちは悟ってやれよ!」

《そやな。それは言えとる》

〈おう…〉

「それから、他の女とこはを比べるな。
こはにはこはのいいところがぜってぇあるんやけ。
彼氏ならそこを見てやれちゃ」

良太は黙ったまま、軽く頷いた。

⏰:10/02/10 19:49 📱:PC 🆔:wJWEwh.c


#235 [しゅん]
「お前は最近どーなん?」

《まっじ、何もねぇちゃ!!》

「知っとーちゃ!」

《わかっとんなら聞くなちゃ!》

「ごめんちゃ」

⏰:10/02/12 11:46 📱:PC 🆔:oYLbdn2U


#236 [しゅん]
《誰が黙って聞きよんかちゃ!!》

〈あ…ごめん〉

「そこ、ごめんちゃ!っち言えちゃ!!」

〈何のノリかちゃ!〉

《そこで乗るんかちゃ!!》

〈ここ以外で乗るとこねかろーがちゃ!〉

⏰:10/02/12 11:47 📱:PC 🆔:oYLbdn2U


#237 [しゅん]
《うるせーちゃ!》

〈うるさくねぇーちゃ!〉

「っちゃばっか言うなちゃ!」

《お前はしっかり前見て運転しとけちゃ!》

「何で俺がとばっちり受けないけんのかちゃ!!」

⏰:10/02/12 11:47 📱:PC 🆔:oYLbdn2U


#238 [しゅん]
〈知らんちゃ!〉

「いつまで続くんかちゃ!」

《お前が言い出したんやろーがちゃ!》

〈いい加減にしろちゃ!〉

こんな具合に、”ちゃ ”をいい続けた。

⏰:10/02/12 11:48 📱:PC 🆔:oYLbdn2U


#239 [しゅん]
嵐が未来の脇をくすぐると

『…もーーーせんでっちゃー』

と言う。

寝ぼけてか、一部始終を聞いていたのか
完全に”ちゃ ”をつけて言った。

俺らは笑いが止まらなかった。


あっ。
「ちゃ」っち北九の方言な^^;
語尾につけるんやけど…
改めて見ると意味わからんよなー。

⏰:10/02/12 11:51 📱:PC 🆔:oYLbdn2U


#240 [しゅん]
こっちを夜中の1時に出て、朝方広島に着いた。
全員、雪山が開くまでとチェックインできるまで仮眠を取り、準備万端。

全員同じ部屋で泊まるんやったけ、とりあえず荷物を整理して、ウエアに着替えることになった。
女軍団は洗面場で着替えていた。

⏰:10/03/03 10:33 📱:PC 🆔:8zMY0tFw


#241 [しゅん]
未来が出てきた瞬間、正直何か照れた。

未来のウェア姿は見たことなく、どんな感じとしか聞いてなかった。
そんな未来のウェア姿。

上下黒のウェアに髪の毛は二つ結び。
ニット帽はフワフワした白とグレーの霜降りをかぶっていた。
しかもウェアはナイキ。
ナイキのウェアなんか見たことねかったし、シンプルにワンポイントでめっちゃかっこよかった。
そんで、グローブは例のお揃いのやつ。

⏰:10/03/03 10:34 📱:PC 🆔:8zMY0tFw


#242 [しゅん]
「お前、これスノボのウェアなん?」

『うん!見たことないやろ?』

「初めて見た!」

『かっこいくない?』

「めっちゃかっこいいやん!」

『やろ〜〜メンズしかないでさー。
S買ったんやけど、やっぱおっきいっちゃね』

ウェアをめくると、ウエストがブカブカだった。

⏰:10/03/03 10:34 📱:PC 🆔:8zMY0tFw


#243 [しゅん]
「それ、ダメやろ!」

『大丈夫!前もこれで脱げんやったし』

ほんまに大丈夫なんか?と思いながら、それ以上は突っ込まなかった。

⏰:10/03/03 10:35 📱:PC 🆔:8zMY0tFw


#244 [しゅん]
未来と自分のボードを準備して、雪山に下りる。
自分のブーツを履く前に、未来にブーツを履かせ、紐を締める。
未来は雪山にキャーキャー言いながらデジカメで写真を撮っていた。

とりあえず、全員が準備できるまで待って、それぞれリフトで上に向かう。
まだ滑れん人達はふもとで練習することになった。

未来に練習する?っち聞いたら、せん!っちゅーけん、上に上がることにした。
もちろん俺は未来とリフトに乗る。
嵐は良太と乗っていた。

⏰:10/03/03 10:35 📱:PC 🆔:8zMY0tFw


#245 [しゅん]
「ほんまお前滑れるんか?」

『滑れるはず』

「は?自信ねん?」

『余裕で滑れるし!』

行く前まではあれだけ自慢しよったくせに。
雪山を見て怯んだのか。

「ほんとかちゃ!」

と笑いながら下を見ていると、未来は動画を取り出した。

⏰:10/03/03 10:36 📱:PC 🆔:8zMY0tFw


#246 [しゅん]
『銀世界に来ました〜〜〜。
みんなうまいです!』

「俺のがうめぇちゃ!」

『聞いてませーん』

「景色写さんでいいけ、俺だけ写しとけちゃ!」

『はいー勘違いさんがいますー』

そう言いながら、俺のアップを写し始めた。

⏰:10/03/03 10:36 📱:PC 🆔:8zMY0tFw


#247 [しゅん]
「雪山をバックにして、イケメンがますますイケメンに移ってますが。」

『はい!寒くて、更に勘違いさんになった模様です。』

未来からデジカメを取り、俺が未来を写した。

『そんな勘違いさんの彼女です!
あたしはまともです。』

俺、爆笑。

『今日は、12月31日です!みんなでスノボにきました。
ちなみにカウントダウンツアーです!
来年もしゅんと仲良くしたいでーす』

満面の笑顔でそう言う未来に、素直に嬉しいと思った。

⏰:10/03/03 10:37 📱:PC 🆔:8zMY0tFw


#248 [しゅん]
目的地に着き、未来のお手並み拝見!

リフトを降りるときもこけたりとかたもたせんやったし、意外にやるやんとは思ったが、ぎこちなさは残っている。

まぁー技術はねぇけど、あんぐらい滑れれば全然良い方や。

⏰:10/03/05 16:54 📱:PC 🆔:vSBfmBXo


#249 [しゅん]
俺も追いかける。
一気に未来のところまで行って

「意外にやるやん!」

そう言った。

『もう!!近くに来んで!!』

一人でいっぱいいっぱいらしい。

⏰:10/03/05 16:55 📱:PC 🆔:vSBfmBXo


#250 [しゅん]
言われるがままさっと避けて、その姿をデジカメで撮っているとキャーという悲鳴と一緒に未来がいきなり画面から消えた。
と言うか、空中で一回転して転がった。
どんどんコースからはずれよるなとは思いよったんやけど…。
肉眼で確認すると、ずっこけている。

嵐と良太も後ろから見ていたらしく、爆笑。
俺も爆笑。

⏰:10/03/05 16:57 📱:PC 🆔:vSBfmBXo


#251 [しゅん]
「調子乗るけちゃ!アホ!」

『…』

《意外に滑れるやん!っち思いよったんに、調子乗ったな!
一回転したで?》

『…』

未来の反応は一切無い。

⏰:10/03/05 16:58 📱:PC 🆔:vSBfmBXo


#252 [しゅん]
近くに寄り、未来の頭をさすりながら

「いてかったの〜!どこが痛い?魔法の手でさすっちゃ〜!」

そう言って、未来を起こすと目を瞑ったまま反応が無かった。
一瞬、今の状況が把握できず、時が止まる。

⏰:10/03/05 16:58 📱:PC 🆔:vSBfmBXo


#253 [しゅん]
下を見ると、ちょうど何かが飛びだしていた。
触るとかてぇ。

石やった。

これで頭を打ったのか。

その先には誰かが落としたんか捨てたんかしらんけど、ペットボトルが転がっていた。

これにつまづいたんか。

⏰:10/03/05 16:59 📱:PC 🆔:vSBfmBXo


#254 [しゅん]
「おい!未来!」

無反応の未来。

「未来!!」

必死に未来の名前を呼ぶが、何の反応もない。
その状況を見て、嵐と良太も板を外し寄ってきた。

⏰:10/03/05 17:00 📱:PC 🆔:vSBfmBXo


#255 [しゅん]
《未来?》
〈未来?〉

この石で頭打ったんや!っち思いニット帽を脱がせても外傷は見当たらない。

他の所を確認していると、手に血が落ちてきた。

動揺する気持ちを抑え、その原因を辿ると耳の穴から血が出ていた。

⏰:10/03/05 17:28 📱:PC 🆔:vSBfmBXo


#256 [しゅん]
《ちょ、救急よんでくるわ!》

「いや、降りたがはえー。このまま抱いて滑る。」

《いや、逆にあぶねぇちゃ!》

「てれーっと待つ時間がもったいなかろーがちゃ!大丈夫や!」

そう言って未来の板とブーツを脱がし、未来を抱えた。
そのまま一気にしたまで下る。

《先行って、救急よんでもらっとく!》

そう言って嵐は先に下りた。

良太は未来の荷物を持って俺の後ろからついてきてくれた。

⏰:10/03/05 17:30 📱:PC 🆔:vSBfmBXo


#257 [しゅん]
朝早かったことが幸いし、人も少なかったけん周りを気にせず下に下りた。

下では、まだ友達が練習している最中でその間も抜ける。
みんな状況をよめていないのか、ザワザワしていた。

未来を一旦下に寝かせ、診察を待つ。
嵐が話をしてくれていたおかげで、スムーズに未来の容態を診てもらった。

⏰:10/03/08 15:32 📱:PC 🆔:vB1OHfCU


#258 [しゅん]
診てもらっている途中、未来が目を覚ました。

『いたーーーーい!!』

「未来!!!!」

腕を押さえ、さすっている。
至って普通の未来。

⏰:10/03/08 15:32 📱:PC 🆔:vB1OHfCU


#259 [しゅん]
『もうペットボドルがあって、めっちゃこけたやん!』

「大丈夫なんか?」

『何が?』

「いや、お前気ぃ失っとったんぞ?」

『はぁ〜〜??またまた!』

周りの状況を見て未来もおかしいと思ったのか、え?みたいな顔をしている。

⏰:10/03/08 15:33 📱:PC 🆔:vB1OHfCU


#260 [しゅん]
《お前、しゅんに抱えられてここまで降りてきたんぞ?》

『???』

「痛いのは、腕だけか?頭は?」

『耳が痛い』

(耳が切れてますね。
中からではないので手当てすれば大丈夫だと思いますが…念のため検査されますか?)

「いてぇの耳だけ?」

『頭もちょっと痛い。』

「どこ?」

『ここ』

未来が指差すとこを触るとかなり腫れていた。

⏰:10/03/08 15:33 📱:PC 🆔:vB1OHfCU


#261 [しゅん]
「名前は?」

『一ノ瀬未来』

「血液型は?」

『O型』

「俺とこいつら2人の名前は?」

『しゅんと嵐と良太くん』

「ほんま痛いとこないか?」

『うん…』

⏰:10/03/08 15:34 📱:PC 🆔:vB1OHfCU


#262 [しゅん]
「大丈夫っすかね?」

そう救命医の人に聞くと、大丈夫じゃないか?といういい加減さ。

俺的には、病院行ってとりあえず検査だけでもしたほうがいんやないかっち思ったけど。
本人は行かんっちゅーし、救命医も大丈夫っちゅーし。

「急に容態が急変することもあるやん。
今は大丈夫でもわからんけさ。
とりあえず、検査受けようや」

『大丈夫!!!!
絶対なんもない!!』

そう言って聞かん未来。

⏰:10/03/08 15:34 📱:PC 🆔:vB1OHfCU


#263 [しゅん]
一時言い合いをしたが本人は全く動じず、心配しながらも、もしちょっとでも何かおかしいっち思ったら即報告すること!だけ言い聞かせた。
その後も未来に異常はなかったけん、大丈夫やったんやろう…。

耳の手当てだけしてもらい、みんなも散る。

⏰:10/03/08 15:35 📱:PC 🆔:vB1OHfCU


#264 [しゅん]
『ごめんね。』

「いや、いいよ。
どーかなってねぇでよかった」

『抱えて降りてきてくれたん?』

「当たりめぇやろ!
呼んでくる方が時間かかるやん。
何もねぇでよかった…」

『大丈夫♪』

そう言いながら未来は照れたように笑った。

⏰:10/03/08 15:36 📱:PC 🆔:vB1OHfCU


#265 [しゅん]
一時、未来の様子を見るために俺らだけ別行動。
その後も休憩を挟みながら昼過ぎまで滑り、一旦部屋に戻った。

大部屋を借りとったけん、みんな一緒の部屋。
寝とったり、UNOしたり、それぞれ自分の好きなように過ごす。

とりあえず、ナイターを滑ることにして集合時間を確認。
その時間までは自由に過ごすことになった。

⏰:10/03/09 16:22 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#266 [しゅん]
俺は未来を呼び、散歩することにした。
何かゆっくり話したかったけん。

日が落ちてきたせいか、外はめっちゃさみー。
途中で車に乗せていたダウンを取りに行って未来に着せた。

そこらへんは全部雪やし、道っちゅー道は車が通るとこしかねぇ。

そんな道を手を繋ぎ、ゆっくり歩いた。

⏰:10/03/09 16:25 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#267 [しゅん]
『朝はごめんね』

「いや、まじびっくりしたけ。ほんま大丈夫か?」

『うん。どこ打ったかわからんけど、何か体が痛い。』

「あんだけ中を舞えばね。ちょっとでもおかしいなっち思ったら言えよ!
そんなとこで遠慮すんな!」

『さっきもそれ聞いたー。しゅんそれしか言ってないやん。
ほんとに変やなっち思ったら、言っとるもん!』

「ならいいけど。」

⏰:10/03/09 16:26 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#268 [しゅん]
『こんなゆっくり散歩したのとか久しぶりやねー』

「そやな!ましてやこんな雪の中とかもうねぇかもな!」

『そーやねー。
中学校の時はさ、車なかったしどっか行くっちなったらチャリ2ケツとか電車とかやったけ、帰りこうやって手を繋いで帰ったりしよったやん?
でも、しゅん免許取るの早かったし高校の時は既に車生活になったけ、こんなんするのめっちゃ久しぶりやない?
車は便利でいいけど、あたしあの時間すっごい好きやったっちゃねー。
何か久しぶりでドキドキする。』

⏰:10/03/09 16:26 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#269 [しゅん]
確かにそうや。

中学の時は一緒に買い物に行っても、電車を使い、駅からは徒歩で帰っていた。
結構ある距離も話しながらだとあっという間だった。

それがいつの間にか、こんな生活に慣れてしまっている。
未来に言われてそんな時間が俺も好きやったことを思い出した。

⏰:10/03/09 16:28 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#270 [しゅん]
「そやなぁ…。何か楽しかったよなーあん時はあん時で。
くだらん話しながら、無駄に歩いて、しかも結構距離あるんに意外に早かったりして。
懐かしいな」

『色々あったねー』

「まぁこれからも楽しい思い出が増えるばっかやけどな!」

ニコっと笑う未来。

⏰:10/03/09 16:29 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#271 [しゅん]
『しゅんが一番思い出になってる出来事っちなん?』

「どしたん?急に。」

『別にー。聞いただけー。』

「俺が一番思い出に残っとる思い出?」

『うん。』

⏰:10/03/09 16:29 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#272 [しゅん]
「一番の思い出ねー。
選べんけど、お前と初めてやった日!!」

『何それー!?変態!!』

「男はみんな変態やけど?今更ー?」

『最悪ー。真剣に聞いたんに。』

⏰:10/03/09 16:30 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#273 [しゅん]
「ちげーちゃ!
あの日さ、一緒に卒業してみんなで遊んだりしての流れがあってやけ。
めっちゃ楽しかったし、みんなに冷やかされながらもお前を紹介出来てからさ。
初めて泊まるの俺めっちゃ緊張しとったし。
お前、わかっとんかわかってねんかふつーに泊まるとか言うし。
やりよるときのお前、まっじ可愛かったけね。」

『何それー。何か嫌ー。
ちゅーかあたしも緊張しとったし!!』

「そーなん?」

『しゅんのが全然ふつーやった!!』

⏰:10/03/09 16:31 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#274 [しゅん]
「でたでた!
すぐそーやって俺は至って冷静みたいにするけね〜」

『してないもん。
他はー??』

「その思い出じゃ、ご期待に添えませんでした?」

『何かやだ。』

⏰:10/03/09 16:31 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#275 [しゅん]
「はいはい。
一番の思い出っちゅーか、嬉しかったのは刺繍の硬球貰ったことやなー。
あんなプレゼントを思いつくのはお前ぐらいしかおらんやろーし、お前らしいし。
あと、浅田さんからの電話かかってきたとき俺を選んでくれたこと。
あん時はもうダメっち思ったけんね。
色々俺が知らんやった間の話を聞いて、ショックやったし腹が立ったし…
何か胸を引きちぎられる思いやったけど、お前と戻らんやったらそれは知らんやった話なわけで。
お前を守れて支えれるのは俺しかおらんっち本気で思った。
まぁ、怖かった気持ちもあるけどね。」

未来を見ると、目に涙を溜めて泣くのを必死でこらえていた。
そんな未来にあえて突っ込まなかった。
未来が俺の思いを真剣に捉えてくれた証拠と思ったけん。

⏰:10/03/09 16:33 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#276 [しゅん]
「逆に、お前の思い出は?」

ちょっと黙ったあと答える。

『あたしの一番の思い出はねー。
いっぱいあるけ決めれんー。
けど、しゅんがお見舞いに来てくれたことかなー。
初めて海の中道に行ったのもめっちゃ楽しかった。』

「そっか!選べんやろ?」

『んー全然思い出ないかもーーー』

「はいはいちゃ!」

『じゃあ、一番悲しかったことは?』

即、次の質問が飛んでくる。

⏰:10/03/09 16:36 📱:PC 🆔:aD65S.Uc


#277 [しゅん]
「お前と○○さんを天神で見たこと!」

即答してやった。
しかも、浅田っち名前を出すのも嫌で○○っち言った。

未来は苦笑いをしている。

⏰:10/03/10 15:57 📱:PC 🆔:yOTR9t.o


#278 [しゅん]
「まじありえんやったけねー。
ふつーに話しかけてくるし。ありえんやろ!まじで!」

更に苦笑いを続ける。

「○○さんは?路上でタバコ吸いよるし?
誰かさん一番そんなんが好かんっち言いよったはずやねかったやか〜??」

『やっぱ、もういい。』

調子が悪くなった未来は、自分から話を打ち切った。

⏰:10/03/10 15:58 📱:PC 🆔:yOTR9t.o


#279 [しゅん]
「良くねぇし。もう一個ある。」

『ん?』

「お前が入院しとったこと。」

あーーーっち顔をしながら、未来はうっすら笑った。

⏰:10/03/10 15:58 📱:PC 🆔:yOTR9t.o


#280 [しゅん]
「あの時は、ほんと何が何かわけわからんで、とりあえずお前が入院しとるっちことだけ聞いてからさ。
原因も状態もわからんし、ほんま焦った。
手術後のお前を見たら、俺の存在に気づかんぐらいうなだれとってさ…
今でも思い出したら鳥肌立つし、まじこえぇもん。
ほんと元気になってよかったわ。」

『そんな大げさに言わんでよー!!』

「いや、大げさやねぇちゃ。」

『あの時はきつかったけど、今元気やけいいと!』

未来はうつむきながら言った。

⏰:10/03/10 16:00 📱:PC 🆔:yOTR9t.o


#281 [しゅん]
本当は悲しかったことなんか山ほどある。
でも、未来に思い出して欲しくもねぇで言えんかった。

未来と俺が別れた時のこと。
わけわからん女らに車に連れ込まれ、殴られたこと。
浅田さんとの子どもを降ろしたこと。

ここで言ってないこともまだたくさんある。

俺自身も思い出したくもなかった。

⏰:10/03/10 16:06 📱:PC 🆔:yOTR9t.o


#282 [しゅん]
そのことを考えていると、

『いろんなことあったけど、今こうやってしゅんとおれることがほんとに嬉しい』

未来はまっすぐ前を見て話す。

⏰:10/03/10 16:07 📱:PC 🆔:yOTR9t.o


#283 [しゅん]
「そやな。色々ごめんな…悲しい思いさせて」

『もうごめんは聞きたくないっち言ったやん!!』

「わかったちゃ!
まだまだこれから思い出作るんやけな!
色々連れまわすけ、覚悟しとけよ!」

『…』

「お前、どしたん?
俺何も言ってねぇやん!!」

でこを押さえ、未来の顔を見ると既に泣きそうになっている。

⏰:10/03/10 16:07 📱:PC 🆔:yOTR9t.o


#284 [しゅん]
「もー。お前ほんま泣き虫やなー。
来年の目標は泣かん!やけの!!」

『遺伝やもん。』

「はぁ?遺伝?
家族はみんな泣き虫ですっち?」

『そう』

「アホや!相手にしてられん。」

『いーやーだー!』

「はいはいはいはい。いい子は泣き止んでー」

⏰:10/03/10 16:08 📱:PC 🆔:yOTR9t.o


#285 [しゅん]
そう言って頭を撫でながら抱き寄せ、キスをした。
未来は必死にこらえていた涙が目から溢れ出し、口も震えている。

周りは雪に囲まれ、俺らだけの世界。

照れくさいような幸せなような不思議な感覚に、俺は浸っていた。

⏰:10/03/10 16:09 📱:PC 🆔:yOTR9t.o


#286 [しゅん]
部屋に戻るとだいたいのメンバーは既に戻っていて、UNOをしていた。
俺たちも入れてもらい、かなり盛り上がった。

そして約束した時間にはみんな戻ってきて、ナイターの準備をはじめる。

⏰:10/03/11 16:17 📱:PC 🆔:wiDK7qfk


#287 [しゅん]
1時間ぐらい滑ったやっか。
まだまだみんな元気ではしゃいでいた。

時計を見ると今年もあと残り5時間。
色々あったな…。

ふとそんなことを考えていると、遅れて降りてきた未来が珍しく俺の隣に来た。
いつの間にか未来を抜かしていた俺。

⏰:10/03/11 16:18 📱:PC 🆔:wiDK7qfk


#288 [しゅん]
「ごめん!いつの間にか抜かしとったな^^;」

未来の反応はイマイチ。

「どしたん?」

『ううん』

首を横に振り、それ以上は何も言わん。

「疲れた?」

そう聞くと、俺を見上げながら口を尖らせた。

⏰:10/03/11 16:19 📱:PC 🆔:wiDK7qfk


#289 [しゅん]
未来がこうやって甘えてくるときは、疲れたとき。
やっぱ女の子はみんなに気も使うやろうし。
スノボでも体力使うやろうし。

「ちょっと休憩しよっか!」

そう言って未来の板を外してやり、屋内に入った。

⏰:10/03/11 16:20 📱:PC 🆔:wiDK7qfk


#290 [しゅん]
「結構滑ったな!」

『うん』

「明日、お前ぜってぇ筋肉痛やろ!
歩けんのやね?」

『うん』

「おばちゃんやなー!!
あっばーちゃんか!!!」

『…』

「出た出た〜〜必殺!黙りMAN!!」

『…』

未来は機嫌が悪いのか、俺が話しかけても心ここに有らずっち感じ。

⏰:10/03/11 16:21 📱:PC 🆔:wiDK7qfk


#291 [しゅん]
「お前、聞いとんかちゃ!」

『ん??ごめん!!』

「どしたん?何かあったん?」

『何もないよ!!疲れただけ』

「嘘つけちゃ!何?その態度。」

『何もない!』

そんな言い合いをしていると、嵐も休憩しに入ってきた。

⏰:10/03/11 16:21 📱:PC 🆔:wiDK7qfk


#292 [しゅん]
《ここに来て、何の言い合いですか?》

「そんなんしてねぇし!!!」
『そんなんしてないし!!!』

二人で同じ事を言ったせいで、三人で爆笑。
嵐が来たことで場が和んだ。

⏰:10/03/11 16:22 📱:PC 🆔:wiDK7qfk


#293 [しゅん]
《お前、疲れたんやねん?》

嵐が未来に聞く。

『嵐ー疲れたーーー』

さっきの俺に対する態度と違い、何か腹が立つ。
いつもの未来の態度なんに、妙に腹が立った。

何かが違う。

そう感じていたのか。

⏰:10/03/11 16:23 📱:PC 🆔:wiDK7qfk


#294 [しゅん]
「俺、もうひと滑りしてくるわ!」

頭を冷やそうとその場を出ようとすると

『いやだ!!』

未来が反応した。

「は?」

『ひとりにせんで…』

「嵐おるやんけ。お前、まだここおるやろ?」

《いや、俺便所来ただけやし。すぐ戻るばい!
じゃーね〜》

そう言って、その場を去った。
また二人きりに戻る。

⏰:10/03/11 16:25 📱:PC 🆔:wiDK7qfk


#295 [しゅん]
「どしたん?」

未来を見ると明らかに泣きそうな顔をしている。

『しゅんーーー』

そう言って俺の胸に顔を押し当てた。
いきなり過ぎて状況を理解できず、テンパる俺。

「どしたんかちゃ?何かあったんか?」

『いろにあっふぁ』

顔を押し当てたまま言うせいか何を言いいよんか全くわからんかった。

⏰:10/03/11 16:26 📱:PC 🆔:wiDK7qfk


#296 [しゅん]
「は?」

『ひろに会った!!!!
ここに来てる』

「はぁ〜??」

浅田さんがここに?

「いつ?今?」

頷く未来。

⏰:10/03/15 17:58 📱:PC 🆔:SQXvbRmQ


#297 [しゅん]
「何か言われた?」

『ちょっと話した。』

「何ですぐ俺のとこに来んの?」

『だってしゅん滑るの速いんやもん。』

「携帯あるやんけ」

『かけた』

急いで携帯を開けると、未来からの着信が2件あった。

⏰:10/03/15 17:58 📱:PC 🆔:SQXvbRmQ


#298 [しゅん]
「ごめん」

『ううん。滑りよったら気づかんやろうなっち思ったし』

「浅田さん今どこにおるん?」

『滑ってった』

「何ち言われたん?」

⏰:10/03/15 17:59 📱:PC 🆔:SQXvbRmQ


#299 [しゅん]
『あたしが滑ってたら、前に人が急に入ってきてぶつかりそうになったと。
避けないけん!っち思ってブレーキかけたらうつ伏せにこけたん。
結構なこけかたしてしまって、その場で蹲ってたら大丈夫?っち助けてくれた人がおって。
それがひろやった。』

⏰:10/03/15 18:00 📱:PC 🆔:SQXvbRmQ


#300 [しゅん]
なるべく未来の後を滑るようにしていたが、明らかに未来よりも俺の方がうまいし、速い。
何かあったらこぇーけ、気をつけとったつもりやったんに。

「ごめん。俺、お前の後ろついて滑りよったつもりやったんにいつの間にか抜かしとったな。」

『ううん。あたしが滑るの遅いけん』

⏰:10/03/15 18:01 📱:PC 🆔:SQXvbRmQ


#301 [しゅん]
「助けてくれただけ?」

『お互いゴーグルつけてたけん最初はわからんやったんやけど、取ったらすぐひろっちわかって。
え?っち一時止まって。
足、大丈夫か?っち言われて、大丈夫です。っち言いながらしゅんに電話して…。
その場に座ってちょっと話した。』

「ちゅーかお前っち気付いとって、あえてそうしたんやねん?」

『んー…。わからんけど…
でも、あの感じはほんとに驚いとったように見えた。』

「そーなん」

⏰:10/03/15 18:01 📱:PC 🆔:SQXvbRmQ


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