俺が一番と思った女★4★
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#301 [しゅん]
「助けてくれただけ?」
『お互いゴーグルつけてたけん最初はわからんやったんやけど、取ったらすぐひろっちわかって。
え?っち一時止まって。
足、大丈夫か?っち言われて、大丈夫です。っち言いながらしゅんに電話して…。
その場に座ってちょっと話した。』
「ちゅーかお前っち気付いとって、あえてそうしたんやねん?」
『んー…。わからんけど…
でも、あの感じはほんとに驚いとったように見えた。』
「そーなん」
:10/03/15 18:01
:PC
:SQXvbRmQ
#302 [しゅん]
何となく、未来が浅田さんの味方をしているように思えて腹が立った。
そんな俺の態度に気付いてか未来が言う。
『わからんけどね?』
俺、何でこんなことしか言えんのやろっち、無性に自分に腹が立って。
そんな未来の言葉なんかどーでもいいはず。
今は、浅田さんに会ったっち事実を聞きよるんであって…
いっつも俺はこうなってしまうと未来の返しで反省した。
:10/03/15 18:02
:PC
:SQXvbRmQ
#303 [しゅん]
「何ち話したん?」
『もう体は大丈夫かとか、仕事の話とか、しゅんの話とか』
「そっか。それだけ?」
『うん。
何か気まずかった。やっぱり、それだけ時間がたったんやろうね。
それに、嫌やった。』
:10/03/19 17:02
:PC
:j1g65YFg
#304 [しゅん]
「嫌?」
『ひろを好きやったことは変わらん事実としてあるん。
でも、もうそれは思い出したくないし、またその時に気持ちが戻ってしまうのも嫌。』
「そやな。何か他に言われんやったん?」
『板をはめてもらって、先に降りてきたけん』
「そっか。
浅田さんに言われたことでお前がどう思ったかとか細かいことまで聞かん。
どう思ったか知らんよ。でも、俺はお前を手放す気なんか更々ねぇけ。
たまたま会ったのは仕方ねぇし、俺の責任でもあるけん責めれんけど。
でも、俺が言いたいことわかるやろ?」
:10/03/19 17:04
:PC
:j1g65YFg
#305 [しゅん]
『嫌だ。』
「は?」
『しゅんがいい。
しゅんしか嫌だ。』
また紛らわしい言い方しやがって。
嫌っち俺が嫌なんかっち思うやんけ。
そう心の中で思いながらも、しゅんしか嫌だの言葉が素直に嬉しかった。
多分未来は浅田さんとのことを想像していたんと思う。
もし、あの時浅田さんと戻ってたら…っち。
:10/03/19 17:04
:PC
:j1g65YFg
#306 [しゅん]
手放す気は更々ねぇとかでけぇこと言ってはみたが、
実際不安やったのも確かやし、未来が言う次の言葉を緊張しながら待っていた。
未来の今の態度を見れば、言ったことが嘘やねぇっちはっきりわかるんやけど。
こんな状況になるとわからんくなる。
この時も、目からは涙が溢れて体が震えていた。
ほんとすぐ泣く。
そしてそんな未来に俺はことごとく、感情を左右される。
:10/03/19 17:05
:PC
:j1g65YFg
#307 [しゅん]
「また泣くー。」
『…』
もっと泣く未来。
「もーーーー!!!泣くなちゃ!」
『嫌だ!!!!』
「何がかちゃ!!!!!」
『置いていかんで…』
「置いていってねぇやん!」
『怒らんで…』
「…」
もう。
俺、どーしたらいいん?
:10/03/19 17:11
:PC
:j1g65YFg
#308 [しゅん]
「未来ちゃん。カレーライス食べますか?」
頷く。
「は?食うんかちゃ!」
『お腹空いた』
「いや、もうすぐみんなで鍋やけん、ちょっと待て!」
『うん…』
「もう部屋あがろっか!二人で先に準備する?」
意外に手が掛かる奴やな…
そう思いながら部屋に戻る。
:10/03/19 17:12
:PC
:j1g65YFg
#309 [しゅん]
誰も居ない部屋に戻ってそっこう未来にキスをすると、未来はまた泣きそうになった。
そんな未来を強く抱きしめると、目から涙が溢れる。
「お前、すぐ泣くけん嫌。
これ以上泣いたら、手離すぞ」
『いやーーあ!!!』
「じゃあ、泣き止め」
挑戦する未来。
『んんーーー無理やもんーーー』
息を止めて一瞬泣き止んだが、勢いは衰えず涙が次々に出る。
そんな未来を見ると、もう笑えてきて笑ってやった。
:10/03/19 17:13
:PC
:j1g65YFg
#310 [しゅん]
「何でお前はそんな喜怒哀楽がはっきりしとるかのー」
『遺伝やもん』
「これも遺伝?」
『うん』
「忙しい家系やのー」
『ううん。めっちゃ落ち着いとる。』
呆れる俺。
:10/03/19 17:15
:PC
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