俺が一番と思った女★4★
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#331 [しゅん]
「浅田さん!」
《浅田さん!》
久しぶりに見た浅田さんは、少し太ったように見えたがいい男になっていた。
今までしていた会話が全部聞こえていたかと思うと、焦りが止まらなかった。
お互い黙り沈黙が続いていたが、それを破ったのは、立ち上がった倫(りん)先輩。
:10/03/24 15:44
:PC
:yBTcvJpU
#332 [しゅん]
{お前ら、ふざけとんか?}
[やめとけちゃ!倫!]
浅田さんが止める。
{は?お前悔しくねん?こんな言われようで}
[お前には関係ねぇやろ!
それに、こいつらも俺らがここにおるっち知らんやったやんけ。
ふざけんなはお前や!]
浅田さんは倫先輩に言い放った。
倫先輩は座り、黙り込む。
:10/03/24 15:45
:PC
:yBTcvJpU
#333 [しゅん]
[ごめんな!たまたまお前らが座ってきてさ。
最初気づかんやったんやけど、会話が聞こえてきてさ。
出るに出れんで話最後まで聞いてしまった。
まじごめんな!
倫が言いよることも悪く思わんでな!]
浅田さんは申し訳なさそうに、俺らに謝る。
「いえ…」
「こちらこそすいません。」
[悪気がねぇのはわかっとるし、もういいよ!]
:10/03/24 15:46
:PC
:yBTcvJpU
#334 [しゅん]
「すいません。
あの、ちょっと時間ありますか?」
そう言った瞬間、未来が反対側のエレベーターから降りてきた。
そして俺たちを見つける。
『ひろ…』
ちっせぇ声やったが、確かに口はこう動いた。
『何で?』
俺が未来に近づくと、未来は後ずさる。
:10/03/24 15:47
:PC
:yBTcvJpU
#335 [しゅん]
「未来、聞いて」
『何で?この為に降りてきたと?』
「聞けちゃ。ここでたまたま会った。」
《未来。本当やけ。》
未来は浅田さんにも答えを求めている。
[今な、たまたま会ったん。
故意に会ったわけやねぇよ。]
:10/03/24 15:48
:PC
:yBTcvJpU
#336 [しゅん]
「今から話するけん、未来もちょっと来て。
浅田さん、いいっすか?」
[いいよ]
「お前、先に部屋戻っとって!
食いよっていーけん!ごめんな!」
《わかった》
嵐は先に部屋に戻った。
浅田さんも一緒に居た友達にそう伝え、ロビーには俺ら3人が残った。
:10/03/24 15:48
:PC
:yBTcvJpU
#337 [しゅん]
四人がけの一テーブルに、未来と俺が隣同士で座る。
真向かいに浅田さんが座った。
未来はうつむいたまま、何もしゃべらない。
[今日、未来とぶつかりそうになったときは、まじでビックリした。
わざとやねぇけ。
ぶつかりそうになったとき、ウェアが似とるなとは思ったけど、まさかほんとに未来とは思わんやった。
未来、ごめんな]
無言のまま、首を軽くふった。
未来なりの大丈夫という返事だろう。
:10/03/24 15:49
:PC
:yBTcvJpU
#338 [しゅん]
「まさか、隣に浅田さんが座っているとは思わず、話をしてしまってすいません。」
[いや、いいよ]
「嵐が下に降りようっち言ったのは、浅田さんと話する為やねぇで、お前が会ったっちことを嵐に話す為やったん。
部屋、みんなおるしお前がおらんところで話たかったけ。
嘘ついて降りてごめんな」
未来は頷いた。
:10/03/24 15:49
:PC
:yBTcvJpU
#339 [しゅん]
「ちょっと、はっきりさせておきたいことがあるんですけど。」
[なん?]
「浅田さんは未来のことを今、どう思っているかは俺にはわかりません。
ただ、俺は未来を手放す気は無いです。
未来のことがすげぇ好きですし、浅田さんがどうこう言おうと俺は引き下がる気もありません。
それだけは言っておきます。」
:10/03/26 18:15
:PC
:owR3DSB2
#340 [しゅん]
[俺が未来のこと好きなわけねぇやん。
もう過去のことやし。
今日たまたま会っただけで、気持ちが戻るわけもねぇし。
いくらでも女とかおるけさ、あえて未来に戻る気持ちすらねぇよ。
二人で良しなにやってくれ。]
浅田さんが言った言葉に俺は少し焦った。
まさか、浅田さんがこんなことを言うとは思いもよらなかった。
:10/03/26 18:16
:PC
:owR3DSB2
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