それでも貴方と幸せになりたいの。
最新 最初 🆕
#1 [y]
人は何度だって恋をする。


片思い.両想い.嫉妬.束縛.浮気.裏切り.信頼.別れ...


それでもあなたと幸せになりたいの

⏰:10/02/10 06:09 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#2 [y]
「あー、ごめん。
俺彼女いるから。」



一目惚れだった。



彼の名前は斎藤たいち。


高校入学してすぐに

私は恋に落ちた。



⏰:10/02/10 06:12 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#3 [y]
背が高くて、

細身で、

なにかが

周りの人達とは違って


アナタの

いろんな顔を見たいと思った。

いろんな事を知りたいと思った。

⏰:10/02/10 06:21 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#4 [y]
初めて見た日から
頭の中はアナタで
いっぱいだった。



少しでもアナタに
近づきたくて
勇気を出して告白した

高校1年の春―――



あっさりと失恋した。

⏰:10/02/10 06:24 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#5 [y]
私、安藤ゆい。

華の高校生になった
ばかりの春、
あっさりと
失恋してしまった。


「あー!!なんで既に彼女がいるんだよぅ」


⏰:10/02/10 06:27 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#6 [y]
「残念っ!!まあ、男なんていくらでもいるんだから
大丈夫だよっ」

机に頭を伏せて
足をジタバタさせてる私を
励ますように美恵は言った。


「う〜〜…」

⏰:10/02/10 06:30 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#7 [y]
美恵は中学から
ずっと仲良しの親友。

いつもはふざけた
感じだけど、
真剣な話もできるし
考え大人だし、

なにより私の大の理解者。

⏰:10/02/10 06:32 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#8 [y]
「よし、今日はパーっとカラオケにでも行こっか!」

「行く〜。失恋メドレー歌ってやる!!」

「そればっかりなのはやめてよねー」


学校が終わるとすぐに
私たちは、
カラオケへ直行した。

⏰:10/02/10 06:35 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#9 [y]
そしてカラオケが終わり、私たちは駅の近くの
公園のベンチに座った。


「あ〜思いっきり歌ったらすっきりしたかも!やっぱ友達はいいねえ〜。」

「おっ、それならよかった」


どこかに遊びに行っても
公園やファミレス等に
行って語るのは
私たちの日課でもあった。

⏰:10/02/10 06:38 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#10 [y]
この日も私たちは、
いつものように
たわいのない話を
していた。


するとその時、
金髪と茶髪の
いかにもチャラチャラ
したような男が二人、
こっちに近づいてきた。

⏰:10/02/10 06:39 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#11 [y]
二人とも、髪の毛を
ツンツンに盛っている
一言で言うと、ギャル男。


「ねえねえ〜火、持ってる?」

そのうちの一人、
金髪の方が
火の付いてない煙草を
くわえながら
私の前まできた。

⏰:10/02/10 06:40 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#12 [y]
「火?あるよ。」

不振がりながらも
私はライターを
目の前の金髪に渡した。

「まぢ?よかったー。ありがとう」

そう言って金髪は
自分の煙草に火をつけ、
もう一人の茶髪に
ライターを渡すと、
私の前に座りだした。

⏰:10/02/10 06:42 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#13 [y]
「いやさ〜、俺ら二人とも火持ってなかったからどうしようかと思ってたんだよね。君たちが持っててくれて本当よかった!」

そう言った茶髪も、
私たちの前に
座りはじめた。


「え・・てか」

⏰:10/02/10 06:45 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#14 [y]
何、この人たち
当たり前のように
座っちゃってるけど

ただのナンパ!?


「てかその制服、俺らと同じ高校じゃね?」

「まじで?あ、本当だ。」


そんなアタシの気持ちは
知らず、
二人は話し続けた。

⏰:10/02/10 06:47 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#15 [y]
「何年?」

「え…1年。」

美恵がきまづそうに答えた。


「まじ?じゃあ俺らとタメじゃんっ」

⏰:10/02/10 06:48 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#16 [y]
タメにこんな人たち
居たんだ。

斎藤たいちしか
見えてなかったからな、、


「ねえねえ、」

すると目の前の金髪が
私に話しかけてきた。

⏰:10/02/10 06:49 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#17 [y]


「なに?」


「彼氏いるの?」


「居ないけど・・・」

⏰:10/02/10 06:51 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#18 [y]
「そーなんだっ!」


そしてその男は
ニカッと笑い
私の頭にポンと手をのせ、


「可愛いね。」


と、言いだした。

⏰:10/02/10 06:52 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#19 [y]
「や・・っ何!?」

私はすぐに
その金髪の手を
振り払った。


「だって、可愛いと思ったんだもん。超〜タイプッ」


ちょ、ちょっと何、この人。
会っていきなりだよ?

⏰:10/02/10 15:24 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#20 [y]
いきなり来て
当たり前の様に座り出すし
可愛いとか言い出して
いきなり触ってくるし

どんだけ軽い人なのっ


ちゃらい。
苦手なタイプ。

とりあえず第一印象は

最悪。


これが清水リョウとの
出会いだった。

⏰:10/02/10 15:36 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#21 [y]
「あ〜っ、見ぃつけた!!」

次の日の昼休み。

美恵と学校の食堂で
ご飯を食べているとき

どこかで聞き覚えのある
声が聞こえた。

⏰:10/02/10 16:15 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#22 [y]
その声のする方へ
顔を向けてみると
そこに居たのは、

昨日の公園で会った
ギャル男二人だった。

金髪はこっちに向かって
手をふっている。




本当に同じ学校だったんだ。

⏰:10/02/10 16:21 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#23 [y]
二人は私たちの方へ来ると隣の席に座った。


「てかさ〜、名前教えてよ。昨日すぐ帰っちゃうんだもん」

金髪は口を尖らせて
スネたように言った。

⏰:10/02/10 16:28 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#24 [y]
「あ、ちなみに俺はリョウで、こっちがハヤト。」

返事をする前に金髪は続けた。


「アタシはゆい。で、こっちが美恵。」

私はそっけなく答えた。

⏰:10/02/10 16:32 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#25 [y]
「ゆいと美恵ねっ。よろしく〜これから学校とかで見かけてもシカトすんなよなー」

そっけない私の態度を
分かっているのか
いないのか、
リョウは同じテンションの
ままだった。

⏰:10/02/10 16:36 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#26 [y]
「おー?美味しそうなの食ってんじゃん。俺にも食べさせて」

リョウはニコニコしながら
私のお弁当を狙い始めた。


え、いきなり何っ
図々しすぎない!?

⏰:10/02/10 17:14 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#27 [y]
そんなことを思いながらも
その何の悪びれもない
笑顔がなんだか
憎めなくて


「いいよ、」


そう言ってお弁当を渡した。

⏰:10/02/10 17:16 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#28 [y]
「うまーっ」
そう言いながらリョウは
私のお弁当を食べている。


金髪のギャル男と
私のピンクのお弁当箱
それが似合わなすぎて
だんだん可笑しくなってくる。

⏰:10/02/10 17:18 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#29 [y]
「あーっ全部食べないでよっ?」

放っておくと
全部食べられそうだから
そろそろお弁当を
返してもらった。

⏰:10/02/10 17:21 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#30 [y]
「あ〜午後の授業だりぃな」

「だるいよねー」


そろそろ昼休みも終わりの時間。


「あ、ゆい〜赤外線しよっ」

リョウはニカッと笑い、携帯を出した。

⏰:10/02/10 17:23 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#31 [y]
「じゃ、あとで連絡するね〜」

そう言って二人は教室の方に戻って行った。



「ハヤト君、よく見るとかっこいいよね。ちょっといいかも」

そう言ったのは美恵。

⏰:10/02/10 21:12 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#32 [y]
美恵がそんな事言うなんて正直驚いた。

「えーでもあの二人かなりチャラそうじゃん」

「実際はそうでもないと思うけど〜。あ、ハヤト君からメールきたっ。」

そう言って携帯を開く美恵は既に乙女になっていた。

⏰:10/02/10 21:15 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#33 [y]


「はあー疲れた。」

学校から帰った私はソファーに横になってテレビを付けた。


あ、そういえば。


ふと、携帯を見た。

⏰:10/02/10 21:18 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#34 [y]
今日リョウ君と連絡先交換したんだっけ。
何の連絡も来てないな、

美恵はハヤト君から
すぐメール来てたのに…。


って、
何考えてんだろ。


どうでもいいや。

そしていつの間にかそのままソファーで眠ってしまっていた。

⏰:10/02/10 21:20 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#35 [y]
♪♪〜♪♪〜♪♪〜

携帯の音で目が覚めた。


あ、寝ちゃってたんだ。


少し寝ぼけながら
携帯を見た。


着信―リョウ―

⏰:10/02/10 21:30 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#36 [y]
「あ、はい。」


「ゆいちん?リョウだよ」


「うん、分かるよ〜」


「ちゃんと出てくれたんだねっ」

なんだかリョウは嬉しそうだった。

⏰:10/02/10 21:40 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#37 [y]
「てかゆいちん寝てた?」

「あ、うん。ちょっと寝ちゃってたみたい。」

「寝ぼけてるゆいちんも可愛い〜」

「は〜だからそういうのは…」


「あ、てかまた後でかけるわ。じゃあね〜」

ツーツーツー.....

あれ、切れた。

なんだったんだろ。

⏰:10/02/10 22:01 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#38 [y]
まあいいや。



それよりお腹空いた…

お風呂も入らないと。

⏰:10/02/10 23:11 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#39 [y]
ご飯も食べて、
お風呂も入って
部屋でゆっくり
している時、
また携帯が鳴った。


♪♪〜♪♪〜♪♪〜


着信は、
リョウからだった。

⏰:10/02/10 23:14 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#40 [y]
「もしもし」


「あ、ゆいちん?さっきはごめんね。」


「うん、大丈夫だよ。」




「でもさ〜、まさかあの公園で話しかけたのが同じ学校でしかもタメだったなんて思わなかったよ。」


「アタシもびっくりした〜」

⏰:10/02/10 23:16 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#41 [y]
それから私たちは、電話でたくさん話しをした。


一緒に居たハヤトくんとは
小学校からの友達。
クラスは5組で、
私は1組だから
教室は結構遠い、
ってこと。
いつも駅の近くで
遊んでる、とか
たわいのない話
ばかりだったけど


リョウは明るくて面白くて

だんだん、リョウとの話は

とても楽しいものに
なっていった。

⏰:10/02/10 23:29 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#42 [y]
「ゆいはさ〜、好きな人とかいるの?」

いきなりされた質問。

「えっ、、」

その時頭に浮かんだのは

斎藤たいち

それと同時に
浮かんできたのは

俺、彼女いるから

という言葉。


「好きな人は…、いた。」
私は答えた。

⏰:10/02/10 23:35 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#43 [y]
「いた?いる、じゃなくて?」

「うん。」


考えないように
してたけど、
また頭に浮かんできた

斎藤たいち


どうしようもできない
気持ちで切なくなった。

⏰:10/02/10 23:38 📱:P01A 🆔:Zwei30RY


#44 [y]
―――




それからリョウとハヤトとは何度か学校で会い、そのたびに話しかけられるようになった。

リョウからは、ささいな内容だけど毎日メールや電話がくる。

⏰:10/02/11 21:36 📱:P01A 🆔:Rvee8NTY


#45 [y]
学校でリョウを
見かけるときは
いつも周りには
男女問わず友達に
囲まれていた。

あの明るい性格と
人見知りもしない
誰とでも仲良くなる
リョウは、みんなに
親しまれているようだった。

⏰:10/02/11 21:44 📱:P01A 🆔:Rvee8NTY


#46 [y]
美恵とハヤトも
あれから毎日連絡を
取り合っているみたいで、
今では美恵の口癖は
「ハヤト君かっこいい〜」
になってきている。


そんな中、だんだん
四人で話す機会が増え、
私たちは自然と
仲良くなっていった。

⏰:10/02/11 21:47 📱:P01A 🆔:Rvee8NTY


#47 [y]
数日後。

授業が終わり、いつものように美恵と帰る時のことだった。


「ねえ、あれ斎藤君じゃない?」

美恵の言葉に反応した私は、美恵の目線のほうに目をうつした。

「あ…」

⏰:10/02/16 01:06 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#48 [y]
そこに居たのは、

紛れもなく

斎藤たいちだった。


夕陽の光に当たった
斉藤たいちは
より一層かっこよく見えて

アタシの胸をときめかせる。

⏰:10/02/16 01:09 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#49 [y]
そんなアナタは
優しい笑顔で微笑んでいた

でも


その目線の先には



楽しそうに微笑む女の子が

⏰:10/02/16 01:12 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#50 [y]
アナタの手をとり










そして
二人はとても楽しそうに笑いながら

手を繋いで歩いていった。

⏰:10/02/16 01:48 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#51 [y]
アタシは
その二人の背中を


ただ、



見ていることしか出来なかった。

⏰:10/02/16 02:51 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#52 [y]
一瞬、時が止まったような気がした。



一度はきっぱりフラれたものの、目の前であんな仲良しな二人を見て正常で居られる訳がなかった。

⏰:10/02/16 18:11 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#53 [y]
斉藤たいちのあの優しい目
彼女にしか見せない笑顔



斉藤たいちがどれだけ彼女の事を好きなのか
痛い程分かった気がした。

⏰:10/02/16 18:34 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#54 [y]
現実を突きつけられたような、



本当に希望が無くなったような、



どうしようも出来ない胸の痛みがただ残った。

⏰:10/02/16 19:47 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#55 [y]
「ゆいち〜んっ」

そんな時、
聞こえてきたのは
リョウの声だった。

いつもの調子で
話しかけるリョウ。

「あれ〜?元気ない!!!どーしたっ?」

「そんなことないよ。」

私は、力なく少し笑って答えた。

⏰:10/02/16 19:55 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#56 [y]
「ゆい・・。」

そんな私を心配する美恵。


「よし!俺が元気にさせてやる」

リョウはいつもの笑顔で言った。


「あたしも・・ゆいの傍にいてあげたいけど…。」

今からバイトの美恵は申し訳なさそうにしていた。

⏰:10/02/16 20:31 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#57 [y]
「ううん。大丈夫だよっバイト頑張ってきてね!」


そう言ったものの、今は一人でいたくなかった。


一緒にどこか行こう、と言ってくれたリョウがとてもありがたかった。

⏰:10/02/16 20:36 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#58 [y]
美恵とばいばいして、
私とリョウはとりあえず駅の近くの公園まで歩いて行った。


リョウは、私が余計なこと考えないように、

退屈しないように、

ずっと話し続けてくれた。

⏰:10/02/16 20:39 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#59 [y]
この前の面白かった話や
友達で変なやつがいて、、とか
リョウの話は面白くて
いつのまにか
さっきまでの悲しい気持ちが
どこかへいってしまったような気がした。

⏰:10/02/16 20:43 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#60 [y]
「あっ、ゆいちん元気になってきたー」

嬉しそうにニカッと
笑うリョウ。
この笑顔が、
今ではとても安心
するものとなっていた。

「ははっ、そうかな?ありがとね。」

⏰:10/02/16 20:48 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#61 [y]
「まあ、俺がいるじゃん。」

「え?」

「なんかあったら、俺に全っ然頼ってくれていいから!」

⏰:10/02/16 20:58 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#62 [y]
「うん、ありがとっ」



リョウがいてくれてよかったかも。
最初はチャラチャラしてるイメージで印象は悪かったけど、結構いい人なのかも知れない。

⏰:10/02/16 21:04 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#63 [y]
「あ〜、やっぱお前可愛いなっ」

そう言ってリョウは
私の顔を両手で挟み、
グイグイッてしだした。

「やめっ…!」

やっぱり何かこう、
軽いんだよな。

⏰:10/02/16 21:07 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#64 [y]
「俺、夢があるんだ。」

そしてリョウは、
そこにあった
ベンチに座り
自分の夢の話をし始めた。


私も隣に座って
リョウの話を聞いた。

⏰:10/02/16 21:09 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#65 [y]
リョウの夢は

DJで有名になること。

昔から音楽が大好きで

12歳からずっと
お金を貯めて
去年自分で買った
ターンテーブルで
いつも練習していること。

⏰:10/02/16 21:12 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#66 [y]
リョウは照れながら

少し恥ずかしそうに


でもとても楽しそうに

とてもうれしそうに
語ってくれた。

⏰:10/02/16 21:13 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#67 [y]
それを話しているリョウは
とても輝いているように
見えて

聞いてるこっちも
なんだかうれしくなって

応援してあげたいな

って思ったんだ。

⏰:10/02/16 21:15 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#68 [y]
チャラチャラしてるけど
自分の夢を持っていて
前向きに夢を実現しようと頑張っているリョウ

ちゃんと自分の考えを持っているリョウを

応援してあげたいな
って思ったんだ。

⏰:10/02/16 21:53 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#69 [y]



「アタシ、彼氏できたよっ」

嬉しそうに
話し出したのは、
美恵だった。

⏰:10/02/16 21:56 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#70 [y]
もちろん相手はハヤト。

二人は連絡先を
交換して以来
毎日連絡をとっていて
何度か二人で
遊んだりもしていたし、

誰が見てもラブラブな
二人が付き合うのは
時間の問題だな、
と思っていた。

⏰:10/02/16 21:58 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#71 [y]
「まぢで?よかったじゃんっ」

「昨日ね、ハヤトと遊んだ時に告られたのーっ」

美恵はとても嬉しそうに
話してくれた。


大好きな美恵の幸せ、
私もとっても嬉しくなった。

⏰:10/02/16 21:59 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#72 [y]
そしてその日はずっと美恵のノロケ話を聞かされた。

「いいな〜、アタシにも幸せ分けてくれよお」

「ゆいはリョウ君とどうなの?」

「えっ?別に何もないよ!」

⏰:10/02/16 22:01 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#73 [y]
「リョウ君はゆいにべた惚れだし、ゆいもなんだかんだ言ってリョウ君のこと好きになっちゃったとかじゃないの〜?」

「はっ!?やめてよーお互い全然そんなんじゃないし」

⏰:10/02/16 22:09 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#74 [y]
確かにリョウは、
あのあともずっと
「可愛い」だの、
「タイプー」だの
言ってくるけど
それは、ふざけてで

別に深い意味
とかじゃないよ。

あんな風に軽く言われて
アタシの事好きなんだな、
とかそう思えるほど
自分に自信もなかった。

⏰:10/02/16 22:13 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#75 [y]
「いや、分からないよ〜」

美恵はどうしてもそれは
折れなかった。

⏰:10/02/16 22:16 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#76 [y]
斎藤たいちを見ると
やっぱり今でも
反応してしまうけど

だんだん元気に
なってきたのも
リョウのおかげ
なのかなって

退屈な授業を
受けている私は
そんなことを思った。

⏰:10/02/16 22:17 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#77 [y]
「ゆい〜、今日四人で帰ろっ」

授業が終わって
話しかけてきたのは美恵。四人というのは、
私、美恵、リョウ、ハヤト
の四人。

「うん、いいよ〜」

そう言って私たちは
二人の待つ昇降口へ向かった。

⏰:10/02/16 22:19 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#78 [y]
昇降口の方まで行くと
金色の髪と茶色の髪の
二人組は目立つから
すぐ分かった。

「ハヤト〜」

美恵はハヤトを見つけると
すぐに駆け足で
ハヤトの方に向かった。

その後を私はついていく。

⏰:10/02/16 22:21 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#79 [y]
美恵はハヤトに
もう、べったり。

そんな幸せそうな
乙女な美恵が
可愛くてしょうがない。


「おい、お前らラブラブしすぎなんだよっ」

リョウはそう言って
二人の間に入って行った。
でも、
そんな二人に負けてか、
すぐ私の方に戻ってきた。

⏰:10/02/16 22:24 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#80 [y]
「なんだあいつら。見せつけやがって・・。よし、俺らもラブラブしよっかー」

そう言って
抱きしめてこようとした
リョウを私は
サッとかわした。

⏰:10/02/16 22:25 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#81 [y]
こんなリョウの扱いに
私もだんだん慣れてきた。

「ゆいちんひどーいっ」

口を尖らせながら
ブツブツ何か言っている。


そんな時―、

⏰:10/02/16 22:27 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#82 [y]
「リョウ〜!!」

後ろの方から女の声が聞こえた。

⏰:10/02/16 22:29 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#83 [y]
リョウはその声に振り向くと、

「あ、ごめん。先行ってて」

私にそう言い、
ちょっと離れている
女の方へ行ってしまった。

⏰:10/02/16 22:30 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#84 [y]
「はいよ、」


そう返事して
私は先に行ってしまった美恵たちを追いかけた。



ちょっと気になって
少し歩いてから
私は後ろを振り返った。

⏰:10/02/16 22:31 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#85 [y]
そこではリョウと
ギャルっぽい女の人が

とても仲良さそうに話をしているのが見えた。



そのギャルはリョウの
金髪で襟足が長い髪を
引っぱりながら
楽しいそうに話していた。


リュウもまんざらではなさそうに見えた。

⏰:10/02/16 22:32 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#86 [y]
―――

一旦失礼します。
感想板作りました
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4700/

読んで下さってる方が
居ましたら
よろしくお願いします

⏰:10/02/16 22:47 📱:P01A 🆔:yq1uha3A


#87 [y]
そして、リョウを抜いた私たちは、駅の方のファミレスに先に入ることにした。

適当にドリンクバーや
ちょっとしたものを頼み
くつろいでいた。

美恵とハヤトは相変わらず
べったりくっついている。

「幸せ者!いいな〜っ」

私は自然と言葉が出た。

⏰:10/02/17 00:41 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#88 [y]
「てか、お前らもさっさと付き合っちゃえよ」

ハヤトが私に言った。

「え〜?誰とだよっ」


「ゆいとリョウだろっ!あいつ、ゆいにまぢだよ〜」

リョウ?

だって
リョウはさっき・・・

⏰:10/02/17 00:42 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#89 [y]
「確かに〜ゆいもなんだかんだ言ってリョウ君好きみたいだしっ」

美恵もハヤトの言葉にのった。


ちょっと、美恵っ

「まぢで〜?」


「だからっ…!!」

⏰:10/02/17 00:44 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#90 [y]
「アタシは、あんな金髪で髪が長いの、無理だもん。」


ギャルが触っていた襟足…


「いかにもギャル男って感じだし…」


ギャルとリョウの
楽しそうな顔が
頭から離れなくて

⏰:10/02/17 00:46 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#91 [y]
「てかまず、ギャル男が無理だもん。恋愛対象にはならないから!」


止まらなかった。


「しかもなんかチャラそうっていうか、、」




美恵とハヤトの表情が
だんだん
ひきつっていくのが
分かった。

⏰:10/02/17 00:47 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#92 [y]
あ‥


アタシ、何言ってるんだろ

言いすぎたかな。。

なんか冷やかされて無駄に必死になって、、





そのとき





「たしかにっ!」



後ろから声がした。

⏰:10/02/17 00:48 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#93 [y]
「確かに、この髪はないね〜。」


そこに居たのは
リョウだった。

いつもの調子で笑うリョウ。
でもちょっと
寂しそうな目を
しているリョウ。

⏰:10/02/17 08:56 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#94 [y]
何でそんな目をしてるの?

さっきはあんなに
楽しそうに
笑ってたじゃない。

だってリョウが…

リョウは…



⏰:10/02/17 08:58 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#95 [y]
「あ、俺コレ食べよっ。やべー超はらへった。」

リョウはそのまま
席に座り、
いつもの感じで話している。


「ははっ、だから〜」


一瞬きまづい雰囲気に
なった空気も
すぐにもとの雰囲気に
戻ったようにみえた。

⏰:10/02/17 09:00 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#96 [y]
なんであんなに
イライラしてたんだろう。

なんであんな事
言ったんだろう。

そんなにムキに
なるような事?

だからと言って、

アタシ、

最悪。

⏰:10/02/17 09:09 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#97 [y]
隣で喋ってるのは
いつものリョウだけど

いつもと違うのは
リョウは私に
話しかけてくれなくて、
私と目を合わせようとも
しなかった。

⏰:10/02/17 09:23 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#98 [y]
そして駅で私たちは
バイバイして、
家が近い美恵と
そこから二人で帰った。

「ゆい、あんな風に冷やかしちゃってごめんね。」

美恵は、自分のせいで、と
気にしているようだった。

「ううん、気にしないで」

美恵が悪いんじゃない。

⏰:10/02/17 09:26 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#99 [y]
「なんかね、」

そして私は、
昇降口で見た事を話した。

「それを思い出したら、止まらなくなっちゃって・・


あたしひどい事言ったよね。」


あの女の人は
誰だったんだろう

どういう関係なの?

⏰:10/02/17 09:28 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#100 [y]
でも、あれから
あたしと目も合わせようと
しなかったし

あたし、もう嫌われちゃったかな。

もう、今までみたいに
仲良くなんて
無理だよね。

自分が起こした種だって
分かってる。

それでもリョウの
あの冷たい態度が
正直、ショックで
仕方なかった。

⏰:10/02/17 09:31 📱:P01A 🆔:QBVkUvqY


#101 [我輩は匿名である]
読んでるよ!ゆりちゃん頑張って

⏰:10/02/17 13:29 📱:PC 🆔:☆☆☆


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