それでも貴方と幸せになりたいの。
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#120 [y]
私はリョウとバイバイして
教室に戻った。

教室に着くと
もう既に先生が居たので
急いで席に着いた。

⏰:10/02/19 01:26 📱:P01A 🆔:CKiMapbU


#121 [y]
確かにあのときのリョウは
真剣だった。

鈍感な私にでも
リョウの真剣さは伝わった。


嬉しくなかったなんて、嘘

でも、
私の中の何かが
邪魔をしている。


斉藤たいち


私は斉藤たいちが
好きだった。

一目惚れだけど

失恋したけど

好きだった。

⏰:10/02/19 01:28 📱:P01A 🆔:CKiMapbU


#122 [y]
それなのに
今はリョウが好き?

そんなに私の心は
すぐ変わるものなの?

ちょっと優しく
されたからって
自惚れてるんじゃないの


私には変なプライド
みたいなものがあった。

⏰:10/02/19 01:29 📱:P01A 🆔:CKiMapbU


#123 [y]
――キーンコーン

気付くと、
もう授業終わりのチャイム
が鳴り始めた。



チャイムと同時に
美恵が私の席まで来た。


「ハヤトに聞いたよ!リョウくんに告られたんだって?」


美恵がニヤニヤしながら
私の隣の席に座った。

⏰:10/02/19 01:33 📱:P01A 🆔:CKiMapbU


#124 [y]
「なんで知ってるの!?」

「ハヤトからメールきた」

そう言って美恵は
携帯を出した。

⏰:10/02/19 01:35 📱:P01A 🆔:CKiMapbU


#125 [y]
「リョウくん、自分から告白したり、あんな風に積極的なの初めてらしいよ」


「えっ?本当に!?」

リョウは会ってすぐに
「タイプ」とか「可愛い」
とか言うくらいなのに…?



「本当に意外だよね。」


まさにその通り。
意外だった。

⏰:10/02/19 01:36 📱:P01A 🆔:CKiMapbU


#126 [y]
「それほど好きなんだよ、きっと。ハヤトも驚いてた」


「そうなんだ、」

驚きながらも、
内心嬉しかった。


「私はゆいがリョウくんと付き合ったらいいなって思うよ」


「うん…」


「斉藤くんは彼女居るんだし、好きって言ってくれるリョウくんにいってもいいんじゃない?」

⏰:10/02/19 01:38 📱:P01A 🆔:CKiMapbU


#127 [y]
美恵…


美恵は、いつも私の背中を押してくれる。

それはとても優しくて

とても安心して


誰かに言って欲しかった
言葉をいつも言ってくれる。

⏰:10/02/19 01:41 📱:P01A 🆔:CKiMapbU


#128 [y]
夕暮れの公園。

綺麗に植えてある
木や花が並び、
そこにベンチが2つ。

そのベンチには
タバコを吸いながら
座っている男の人がいる。


あのあとメールで

"駅の近くの公園に来て"

と呼ばれた私は、
その公園に行き
リョウを見つけた。

⏰:10/02/19 01:44 📱:P01A 🆔:CKiMapbU


#129 [y]
そしてリョウが座るベンチまで行くと、

「座って」

私に気付いたリョウは、
ベンチの端に移って
私が座るスペースを
開けてくれた。

私は言われた通り、
リョウの隣に座った。

⏰:10/02/19 01:46 📱:P01A 🆔:CKiMapbU


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