それでも貴方と幸せになりたいの。
最新 最初 🆕
#201 [y]
朝方までクラブで
音楽を聴いて、
そこから寝て、
夕方くらいに起きて
また夜クラブに行く。


全く逆転の生活を
しているリョウと
時間が合うはずもなく、
あまり会えなくなった
どころか、初めのほうは
こまめに取り合っていた
連絡さえもだんだん
減ってきていた。

⏰:10/06/10 13:01 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#202 [y]
――センター問い合わせ――


新着メールはありません。



この画面、
今日だけで
何回見ただろう。

そのたびに
 はあ 
とため息がでる。

⏰:10/06/10 13:02 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#203 [y]
音楽が好きで
DJが夢で
クラブが好きで、、


応援したいけど

そればっかのリョウは嫌。


矛盾してるのかな

⏰:10/06/10 13:03 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#204 [y]
リョウが好きという
気持ちが大きくなるにつれ、


「独占欲」も
大きくなってきていた。



もっと

もっと自分だけを
見て欲しい

⏰:10/06/10 13:03 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#205 [y]
>>196
気を付けます

⏰:10/06/10 13:04 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#206 [y]
そんな夏休みのある日の頃。


「ゆいちんに報告があります!」


ファミレスでリョウと
ご飯を食べてるときだった。

早く言いたいとばかりにニコニコしているリョウ。

「なになに?」

つられてニコニコ
してしまうあたし。

⏰:10/06/10 19:13 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#207 [y]
「今度、クラブでDJまわせることになった!」

「本当に!?すごいじゃん!!」

「よくしてくれるDJの先輩に誘われたんだ!」

リョウがどれほど嬉しいか
あたしにまで
凄く伝わってきた。

「そしたらゆいちんも俺のDJ観に来てね!」

「うん、行く!」

⏰:10/06/10 19:16 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#208 [y]
リョウの笑顔をみると
今まで悩んでたことが
ちっぽけなものに思えてきた。




そんな時、

「あ、リョウじゃん!」

⏰:10/06/10 19:16 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#209 [y]
ファミレスに入ってきた
ギャルっぽい女2人が
リョウに気付くと、
こっちに向かってきた。



その女の人は

前に昇降口でリョウと
親しげに話していた女だった。

⏰:10/06/10 19:17 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#210 [y]
その女の人と
目が合ったので、
軽く会釈をした。


え…?


「リョウ〜、この前ごめんね。起こしちゃって!」

女の人はそう言って
リョウの隣に座り、
友達はその隣に座った。

⏰:10/06/10 19:19 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#211 [y]
今、睨まれた?


会釈も思いっきり
しかとされた気がするけど…


気のせいかな。

⏰:10/06/10 22:03 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#212 [y]
「大丈夫だよ!つーかさゆりもあんまり病むなよっ」

「だってあんな事言われたら病むよー」


2人はあたしが
分からない話を
淡々としている。


そのやりとりを、
ジュースのストローを
くわえながら
ただ見ている事しか
できなかった。

⏰:10/06/10 22:03 📱:P01A 🆔:a4LvtdLk


#213 [y]
あたしの知らない話
をしているリョウは
あたしの知らないリョウで

少し遠く感じてしまった。

大分落ち着いてきたけど
ギャル男っぽいリョウと、
ギャルのさゆりちゃん。


2人の方が
お似合いなんじゃないかな

そんな事を思いながら
2人の様子を見ていた。

⏰:10/06/11 22:30 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#214 [y]
「結構髪切ったのに伸びてきたね〜」

そう言ってさゆりちゃんは
リョウの髪を触った。

「…」

「そうなんだよ。そろそろまた切ろっかなー」

「あたしは長い方がいいと思うけど〜。」

「いや、でも短髪楽でいーんだよ。笑」

⏰:10/06/11 22:32 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#215 [y]
「じゃあ、あたし髪切ってあげよっか?結構上手いんだよ。ね、まい!」


「うん。あたしの前髪もさゆりに切ってもらったんだよー」




"もやもや"したものがあたしを襲う。

⏰:10/06/11 22:32 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#216 [y]
完全な嫉妬。




ズッ―


あ、ジュース
無くなっちゃった。



まだ話盛り上がってる
みたいだし

人見知りのあたしは
いきなり会話に入ることも
できないし……

⏰:10/06/11 22:33 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#217 [y]
.






てゆーかあたし、
なんでここにいるんだろう。

⏰:10/06/11 22:33 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#218 [y]
「ジュース取ってくるね」

そう言ってあたしは
席を立った。


はあ…

席を立ったはいいけど、
もうあの席には
戻りたくない。


帰っちゃおうかな…
でも荷物あっちだしな。


そんな事しか頭になかった。

⏰:10/06/11 22:35 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#219 [y]
リョウが女友達が
多いのは知っている。


そんな男女問わず
いろんな人に
親しまれているリョウが
好き。

⏰:10/06/11 22:36 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#220 [y]
だけど、


他の女の子と仲良くしないで

他の女の子と話さないで。


本当はそう言いたい。

⏰:10/06/11 22:36 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#221 [y]
でもそんなことを言ったら嫌われてしまう。


うざいと思われてしまう。


離れていってしまう…




独占欲と不安の中を
葛藤していた。

⏰:10/06/11 22:37 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#222 [y]
「いつまでジュースに悩んでるんだよっ」



ドリンクバーの前で
ジュースを悩んでいるフリ
をしてもう5分くらい
経とうとしていた。


さっきまであたしを
忘れてるんじゃないか
って位、
話に盛り上がっていた
リョウがそこに居た。

⏰:10/06/11 22:38 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#223 [y]
「あれ?さゆりちゃんとかは?」

「もう戻ってもらったよ。ごめんね。」

「ううん。話盛り上がってたしよかったのに。」



嫌われたくないから

めんどくさい女と
思われたくないから


私は笑顔でそう言った。

⏰:10/06/11 22:39 📱:P01A 🆔:ArqkqeGE


#224 [y]
♪♪〜〜♪〜


少ししてリョウの携帯が鳴った。

「もしもーし…」


「うん、今ファミレス。…ん?もう行く?…あー、そろそろ行くよ…」

⏰:10/07/06 00:52 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#225 [y]
その電話が何の電話か
察したあたしの心臓は
チクチク痛みだした。


またクラブ行っちゃうんだ。

「今日もクラブ行くの?」

電話を切ったリョウに聞いた。

⏰:10/07/06 00:53 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#226 [y]
「うん。久しぶりなのにごめんね」


「やだー。まだ一緒に居たい。」



最近あんまり
会えなかったんだから、
少しは
わがまま言ってもいいよね?

⏰:10/07/06 00:55 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#227 [y]



「俺も一緒に居たいけど…先輩との付き合いもあるし」


そんな困った顔しないで。

「・・・分かった。ちゃんと連絡してね?」


そう言ってまた笑った。

⏰:10/07/06 00:57 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#228 [y]
「するよっ」

するとリョウは
またいつもの笑顔に
戻って、頭をなでてきた。


「クラブで浮気しないでね?」

「俺はゆいちんしか眼中にないから心配いらないよ」

そして髪の毛を
クシャクシャにされた。

⏰:10/07/06 00:58 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#229 [y]
「不安なの?」

リョウはあたしの顔を
覗き込んだ。


「…ちょっと。」


「ゆいちんが嫌がることは絶対しない。だから信じて?」


「うん。」

⏰:10/07/06 00:59 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#230 [y]
信じるよ。


あたしの心は
リョウの一言で

温まったり沈んだりするの


次はいつ会えるか
分からないけど

それまで頑張れそうな

気がした。

⏰:10/07/06 01:00 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#231 [y]
8月26日―。

あたしとリョウの
2カ月記念日。


毎月記念日は
2人一緒に過ごそう
って約束。

いつもより早くに起きて
用意をしていると
携帯が鳴った。


それはリョウからの
メールだった。

⏰:10/07/06 01:03 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#232 [y]
″ごめん。風邪引いて熱が出たから今日遊べなくなった。″



うそ…

あたしは急いで
電話をかけた。


「ゴホッ…もしもし。」

「大丈夫?…超咳してるじゃん!?」

⏰:10/07/06 01:04 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#233 [y]
「うん。ゴホッ、本当にごめん。今日遊べなくなって。」

「熱はどれくらいあるの?心配だからお見舞い行くよ。」

「熱は38.5度。いや、うつしたら悪いから来なくていいよ」

「やだ。行きたい。大丈夫だよ?」

「ダメ!今日はごめんね、じゃあね」


ツーツーツー...

そして電話は切れた。

⏰:10/07/06 01:04 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#234 [y]
ただでさえ
会える時間も短いのに

それに今日は記念日という
大切な日だったのに

凄く楽しみにしてたのに



神様の意地悪・・・。

⏰:10/07/06 01:06 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#235 [y]
今日じゃなくてもいいじゃん。



でも、風邪をひいて
しまったんだから
しょうがない。
お見舞いも来なくていいと
言われてじっと家で
待つしかなかった。

⏰:10/07/06 01:07 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#236 [y]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4700/

⏰:10/07/06 01:08 📱:P01A 🆔:MmSdy.i6


#237 [y]
夏休みももう残り2日。
地元で1番大きい祭りの日がやってきた。




町では、太鼓や笛の音で
賑わっているのに

私の心はまったくもって
正反対だった。

⏰:10/07/07 23:23 📱:P01A 🆔:VVTqfCZA


#238 [y]
見渡す限りに屋台、お神輿を担いでる人や踊りをしている人、家族連れ、カップル、浴衣に甚平…


この街の人みんなが集まる。


そこに私もいた。

⏰:10/07/07 23:24 📱:P01A 🆔:VVTqfCZA


#239 [y]
私と、リョウ、
美恵、ハヤト。
この4人で祭りに
来ていた。


私たちが通う高校も近くに
あるというのもあり、
同じ高校の人も
たくさん来ていた。

⏰:10/07/07 23:25 📱:P01A 🆔:VVTqfCZA


#240 [なみ]
これ見てみて〜〜〜〜♪

私も出てるんだ〜〜〜!

パリスヒルトン最近の流出動画だよ!!

s1.shard.jp/..

⏰:10/07/10 12:47 📱:PC 🆔:gRrquGpY


#241 [yオ]
みてます(^O^)
更新頑張ってください!

⏰:10/07/12 17:15 📱:S001 🆔:WED6NvfY


#242 [y]
>>241
ありがとうございます

⏰:10/07/12 21:03 📱:P01A 🆔:roKv0PMw


#243 [y]
「おっ、リョウとハヤトじゃん!」


「久しぶり〜」


ただでさえ、
友達が多い
リョウとハヤト。

そんな感じで
色んな人に会えば、
自然にみんな集ってきた。

⏰:10/07/12 21:06 📱:P01A 🆔:roKv0PMw


#244 [y]
祭りと言っても、

神輿を担ぐわけでも
太鼓を叩くわけでも
屋台を出すわけでもない人たちは、
ぷらぷら屋台を回ったり、
知り合いを探したり、

しいていえばみんな暇なわけだった。

⏰:10/08/29 23:27 📱:P01A 🆔:7cEREKjg


#245 [y]
そんな人たちが集まり、
気付けば男女問わず
たくさんの人たちが
集まっていた。

⏰:10/08/29 23:28 📱:P01A 🆔:7cEREKjg


#246 [y]
的屋で買った、
たこ焼きやかき氷を
食べてる人、

学校以来会ってなくて
「久しぶり〜」
ってわいわい騒いでる人、
ナンパしに行こうと
張り切ってる人や
ナンパに失敗して
戻ってきた人

みんな様々自由なことをしながらも集まっていた。

⏰:10/08/29 23:28 📱:P01A 🆔:7cEREKjg


#247 [y]
そんな中、
どうして私がもやもやしてるかというと――



そこには男女問わず
いろんな人が居るわけで、

女の子と話している
リョウは凄く楽しそうで…。



それを少し離れたところで
みている私。

⏰:10/08/29 23:30 📱:P01A 🆔:7cEREKjg


#248 [y]
こんな光景は初めてではない。

いつもはなんとも思わないはずなのに、今日はなんかもやもやする。



するとリョウが私のそばに寄ってきた。

⏰:10/08/29 23:30 📱:P01A 🆔:7cEREKjg


#249 [y]
「ゆいちんも食べる?」

そう言って、さっきの女の子からもらったのか、かき氷をスプーンですくって口に近付けてきた。


いつもは愛しいリョウのニカッて笑顔が憎たらしく思えてきた。


「いらない。」

そう言ってスプーンをどけた。


「ゆいちんどうしたの?」


心配するリョウ。



だけど、
それさえもイライラして私はそっぽを向いた。

⏰:10/08/29 23:31 📱:P01A 🆔:7cEREKjg


#250 [y]
「なに?どうしたの?」


リョウにとっては意味が分からない私の態度に苛立ち始めてきたようだった。

⏰:10/08/29 23:32 📱:P01A 🆔:7cEREKjg


#251 [y]
そっぽを向いた視線の先に″さゆりちゃん″の姿がうつった。


さゆりちゃんはリョウに気付くとこっちに向かって歩いてきた。

⏰:10/08/29 23:33 📱:P01A 🆔:7cEREKjg


#252 [y]
「あっ、居たー!ゴホッ…」

ゴホッ…?


「え?何?お前風邪ひいてるの?」

⏰:10/08/29 23:34 📱:P01A 🆔:7cEREKjg


#253 [y]
「ゴホッゴホッ…そうだよ!リョウにうつされたー!」


「まじ?ごめんー!」



え…?

なに言ってるの?




会ってたの・・・?

⏰:10/08/29 23:34 📱:P01A 🆔:7cEREKjg


#254 [あちゃそ]
気になる

あげ

⏰:10/08/30 14:40 📱:P06B 🆔:mUlU127Q


#255 [我輩は匿名である]
リョウ何やってん

⏰:10/08/31 02:43 📱:W61P 🆔:NZ1zn3Sk


#256 [y]
コメントありがとう
ございます
毎回更新遅くてすみません

⏰:10/08/31 21:12 📱:P01A 🆔:4q8hYco.


#257 [y]
もうダメだ。
限界。



あたしはそのまま
そこから走り去った。



どういう事?

あたしには来るなって言って
さゆりちゃんとは会ってたの?

あたしが嫌がることはしないって
あれは口だけだったの?

それとも
嫌がる事だと
分からなかった?

⏰:10/08/31 21:13 📱:P01A 🆔:4q8hYco.


#258 [y]
後ろからリョウが追いかけてくるのが分かった。

でも、今は話す気になれない。

とりえず遠くに
誰もいないところに
行きたかった。

⏰:10/08/31 21:14 📱:P01A 🆔:4q8hYco.


#259 [y]
―――ドンッ・・


「あ、すみません…ッ…」


「大丈夫・・すか?」

こらえてた涙が
そこで一気にあふれ出て、
泣き崩れてしまった。

⏰:10/08/31 21:16 📱:P01A 🆔:4q8hYco.


#260 [y]
こんな賑やかな祭りの日に
泣いている自分が情けなくて



でも、一回流れた涙は
止まってくれなかった。

⏰:10/08/31 21:16 📱:P01A 🆔:4q8hYco.


#261 [y]
もう最悪。

こんなことになるなんて。



また笑って聞き流して
いればよかった?


こんな場所まで
走ってきちゃったけど
これからどうしよう…

⏰:10/08/31 21:18 📱:P01A 🆔:4q8hYco.


#262 [y]
「これしか無いけど、使って。」



泣いてる私にティッシュ
を差し出してくれた。

…さっきぶつかった人が
まだそこに居たんだ。


「…あ、すみません…。ありがとうございます…ッ!?」

⏰:10/08/31 21:18 📱:P01A 🆔:4q8hYco.


#263 [y]
「てか…リョウの彼女っすよね?」



…私は目を疑った。


だってそこには

斉藤たいちが居たから――

⏰:10/08/31 21:21 📱:P01A 🆔:4q8hYco.


#264 [y]
こんな泣いてるところ
見られるなんて…


誰にも見られたくなかったのに。



「…ずっとここに居てくれたんですか?…すみません。もう大丈夫なんで。」

⏰:10/09/18 23:52 📱:P01A 🆔:0Fqogo8o


#265 [y]
「いや、大丈夫。友達に連れてこられたけど、俺人混み苦手だし。」



なんで泣いてるのかは
聞いてこなかった。

ただ、黙って隣に居てくれた。

⏰:10/09/18 23:52 📱:P01A 🆔:0Fqogo8o


#266 [あ]
>>130-265

⏰:10/09/20 12:16 📱:SA001 🆔:☆☆☆


#267 [我輩は匿名である]
読んでます。
涙が出てきてやばいです…
昔の恋に似てて自分を置き換えちゃいました…。

⏰:10/10/10 03:01 📱:N03A 🆔:☆☆☆


#268 [みゆ]
早く書けよ



ってつい切れちゃいたいぐらい
早く読みたいんだけどな。わーら

⏰:10/11/16 00:31 📱:P701iD 🆔:etmUvq3Y


#269 [y]
267様みゆ様

ありがとうございます

コメントあると頑張れる気がします

凄く遅くなりましたが
また少しずつには
なりそうですが、
更新していきますね

宜しくお願いします

⏰:10/12/01 00:06 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#270 [y]
あ…


ポケットでずっと携帯が
鳴っているのに気がついた。


―美恵―


「…はい。」

「あーやっと出た!もう心配したんだよ!ゆい今どこに居るの?」

⏰:10/12/01 00:12 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#271 [y]
そうだよね、
いきなり居なくなって
心配かけちゃった。


「ごめんね」



電話を切ると
斉藤たいちは

「元気出して」

と言ってどこかへ行った。


私はすぐにみんなの
居るところへ戻った。

⏰:10/12/01 00:12 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#272 [y]
「…ごめん。」


リョウの手が、
化粧も落ちて
真っ赤な目をしてる
あたしの顔に触れた。


私は目線を反らして
リョウの手を払った。

⏰:10/12/01 00:13 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#273 [y]
.


「…少し話そう。」


そうしてあたし達は
人混みから離れたところへ
移動した。

⏰:10/12/01 00:14 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#274 [y]
「ゆいちん、勘違いしてる?」


「なにが?」


「さゆりの事だよね?今考えてるの」

⏰:10/12/01 00:30 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#275 [y]
「あたしには会えないって言って、さゆりちゃんとは会ってたんでしょ?
もういいよ、2人くっついちゃえばいいじゃん」


ひねくれもののあたしがひょこっと顔を出した。



「やっぱ勘違いしてたか」

⏰:10/12/01 00:31 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#276 [y]
「なにが?」



「さゆりは友達で!恋愛感情なんてこれっぽっちもないからね!」



「…そんなの分かんないじゃん」


「…信じてないの?」


「…」


「俺は本当にゆいちんしか好きじゃないし、他の女は女じゃないから」

⏰:10/12/01 00:31 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#277 [y]
「…でも、向こうは分からないじゃん!」


「分かる」


「分からない」


「分かる」


「分からない」


「分かるってば!…あいつはカズヤが好きなの」


カズヤはリョウの地元の友達でリョウの親友。

⏰:10/12/01 00:32 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#278 [y]
「…へ?そうなの?」


はあ…

リョウは溜め息をついた。


「そうだよ、あいつはずっとカズヤの事好きで、俺が今恋のキューピットしてあげてるの。あ、ちなみに風邪引いた時、カズヤも居たからね。」

⏰:10/12/01 00:34 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#279 [y]
「…そうだったんだ。…!だったらやっぱりあたしもお見舞い行きたかったー!!」


「バカ!」


「なんでよ!」

⏰:10/12/01 00:35 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#280 [y]
「好きな子にはあんな情けない姿見られたくねーよっ」


「なんで?いいじゃんー」


「男はそういうもんなの!」


「なにそれーっ(笑)」

⏰:10/12/01 00:35 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#281 [y]
「…でも、ゆいちんに介護してもらったら…俺、死んでもいいかも(笑)それ位幸せだろうな〜。この変なプライドさえ無ければな!」


ニカーっていつもの様に
リョウは笑った。

⏰:10/12/01 00:37 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#282 [y]
「じゃあ、次風邪引いたら絶対お見舞い行くからね!あ、でも死なないでね」


あたしも一緒になって
笑った。




さっきまで
不安で
孤独で
泣いてたのが
嘘みたい。

⏰:10/12/01 00:37 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#283 [y]
仲直りしたあたし達は
仲良く手を繋いで
みんなのところへ戻った。


「あ、その感じ、仲直りしたんだねー?」


心配そうに待っててくれた美恵。

⏰:10/12/01 00:39 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#284 [y]
「うん、美恵ありがと。やっぱりゆいちん勘違いしてた。」


「だから言ったでしょ?」


「え?何が?」


美恵は目をまん丸にしながらリョウを指差した。

⏰:10/12/01 00:40 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#285 [y]
「この人、ゆいが行っちゃった理由、本当に何も分かってなかったよ!」


「いや、だって…。俺女友達多いけど、付き合ったこととかあんまり無いし、女の子の気持ちとか分かんないんだもん…」

⏰:10/12/01 00:40 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#286 [y]
「えーリョウって本当鈍感!笑」


「もう!あたしに感謝しなよっ、2人とも!」


そう言って威張る美恵。






ありがとう。

⏰:10/12/01 00:41 📱:P01A 🆔:kzNTWabQ


#287 [ちい]
>>2-300

⏰:10/12/01 00:53 📱:P03B 🆔:iCQRe5XY


#288 [我輩は匿名である]
うー(;_;)

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