命〜天国の君へ〜
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#61 [まゆ]
こうちゃんからの返事を待ったがメールはこなかった。

次の日もその次の日も、こうちゃんは学校にこなかった。

メールをするも返事はなく、電話をするも電源が入っていない。

心配でたまらなかった。

⏰:10/03/08 22:48 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#62 [まゆ]
2週間がすぎた頃。

こうちゃんは何もなかったかのように学校に来た。

私はすぐにこうちゃんの所へ駆けよった。

私『どしたの?大丈夫?』
そう聞く私にこうちゃんは
『余裕〜!ちょっと風邪こじらせて寝込んでた。連絡できんくてごめんな、もう復活やっ』
って笑顔で話した。

私は安心し話に深入りしなかった。


―ねぇ、こうちゃん
この時あなたはどんな気持ちだったの?

⏰:10/03/08 22:51 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#63 [まゆ]
それからは以前のように毎日4人で笑って過ごした。

季節は変わり春―



私達は高2になった。

⏰:10/03/08 22:53 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#64 [まゆ]
クラス替えでザワザワする校舎

私達は見事に同じクラスに
なれる訳がなかった…

といっても違うクラスになったのは私だけ…

佳奈、たくま、こうちゃんは1組だった。

私は2組。

かなり寂しかった。
佳奈に『いやだ〜』とすがりついていた気がする。

⏰:10/03/08 22:55 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#65 [まゆ]
佳奈は『隣のクラスだしすぐ会えるぢゃん☆また4人一緒にご飯たべよう』と言ってくれた。

私は3人とバイバイし、渋々2組の教室にはいった。

すると『まゆちゃん…?』
と声をかけられた。

そこには優子がいた。

私『えっ!優子??きゃ〜』
とはしゃいだ。

⏰:10/03/08 22:59 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#66 [まゆ]
―優子

優子は中学時代のライバルであった。中学は違うが部活動を通して仲良くなっていた。

まさか優子と同じ高校だったなんて…

高校は人数が多く、知らない顔ばかりだったので知ってる子も気付いていない事があった。

⏰:10/03/08 23:01 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#67 [まゆ]
私は嬉しくて毎日優子や優子の友達と一緒にいた。

もちろんお昼休みは佳奈、たくま、こうちゃんと4人で過ごした。

2組での生活にも慣れ毎日が充実していた。

私とこうちゃんも相変わらず仲良しだった。

⏰:10/03/08 23:03 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#68 [まゆ]
季節は変わり夏―

高校生活で2度目の夏休みがきた
今年もこうちゃんと花火を見に行った。今年は浴衣を着て…

私『どぉ?似合う?』

浩『孫にも衣装ってやつ?笑』

私『さいってぇ〜ばかばか』

浩『嘘嘘!すねんなって!ちょ〜可愛いよっ』

そんな会話が楽しくてたまらなかった

⏰:10/03/08 23:07 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#69 [まゆ]
この花火大会の日は、私達が付き合って1年記念日だった。

私『もう1年かぁ。早いね』

浩『そうやな、まっこれからもずっと一緒やけどな』

私『約束だよ〜

そしてキスをした。
私は月日が経つにつれてうちゃん色に染まっていった

暑い暑い夏の夜。
私はこうちゃんと1つになった

⏰:10/03/08 23:10 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#70 [まゆ]
幸せで幸せで涙がとまらなかった

こうちゃんはずっと私の頭をなでてくれた



―こんな日がずっと続くと信じていた。


こうちゃん、あなたはそぉ信じていなかったのですか?―

⏰:10/03/08 23:12 📱:N01A 🆔:☆☆☆


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