〜パニック障害〜
最新 最初 🆕
#1 [あや]
初めての投稿です。
誤字脱字は許して下さい。
自分を見つめ直す為、
強くなるため、

よかったら
見て行って下さい。

⏰:10/04/07 01:12 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#2 [あや]
私は、当時A@歳。

雑貨屋で働いていた。
気心知れた仲間がいて
カワイイ物に囲まれ、
毎日楽しかった。

……………
でも、時給¥700が
嫌になり退職して、
正社員として
宝石店に入社しました。

⏰:10/04/07 01:19 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#3 [あや]
小さい頃から、
カワイイ物や、光物が
好きだった私には
素敵な世界に見えた。

『給料もイイし
頑張ろう』

希望に満ち溢れて
いた。

⏰:10/04/07 01:22 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#4 [あや]
初出勤☆

黒のスーツに、
ライトに栄えるメイク、
指には、薄いピンクの
マニキュアを塗り〜
いざ出発☆☆

店内に入ると
店には
店長と二人の
店員が
迎えてくれた。

⏰:10/04/07 01:30 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#5 [あや]
挨拶が終わり、

『あやちゃん
どのネックレスが
一番好き?』

と聞かれ、
面接の時から
気になっていた
誕生石がちりばめられた
ピンクゴールドの
ネックレスを指差し、

『これがイイです』

『じゃぁつけて
その代わり
ちゃんと
売るんだよ』

⏰:10/04/07 01:35 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#6 [あや]
AA万する
綺麗なネックレスに
有頂天になり、

『頑張ります』

と張り切った。
そこから、
私の勉強が
始まった。

店長とバックヤードに
入り、
誕生石、石の名前、
発掘場所。商品の名前。
意味、接客の仕方。
ノルマが発表が
あった。

⏰:10/04/07 02:42 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#7 [あや]
とりあえず、
知識の方は、
ゆっくり覚える事
になり接客に
回った。

『いらっしゃいませ。
よろしかったら、
中の商品
お出ししますょ』

接客は慣れていたので
すぐに、店にはなれた。
売上も知識がないのに、
なぜかお客さんに
気に入られ、
一ヶ月の売上が初月から
トップになった。

⏰:10/04/07 04:01 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#8 [あや]
そこから、
いわゆるお局様Aのイジメに
合うようになった。

普段は三人で店を回し、
休日は四人で回す体制だった。

Aは、基本大きい声で話しをするから店内に響き渡る。

『あやちゃん、ショーケースの中掃除しといてー。終わったら発注ねー』
と言いつつ自分は、化粧直しをしたり、隠れて雑誌を見ている。

⏰:10/04/07 04:08 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#9 [あや]
イライラしたが仕方ないと思い、毎日耐え、気付くと三ヶ月が経っていた。

ある日Aは私に、
『よく三ヶ月ももったわねー。新人は大体私を恐がって辞めていくのに、あやちゃんは、図太いね』
といわれびっくりした。
その日を境に、イジメが本格的になった。

⏰:10/04/07 04:14 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#10 [あや]
店長に、ある事ない事を吹き込み、近くの化粧売り場の人までに白い目で見られるようになった。

しまいには、初給料で買ったCHANELのバックにコーヒーをかけられたり、棚卸しで、自分が商品を数え間違えたのを

『あなたが盗んだのかと思った』
などいわれ…日に日に出社するのが嫌になっていた。

⏰:10/04/07 04:21 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#11 [あや]
すると、休憩時間に電話が鳴った。相手は前働いていた雑貨屋の店長だった。

『もしもし?店長?
久しぶりぃ』

『あや、そっちはどう?
楽しくやってる?』

『………うん』

『明日休み?なら、
今日ご飯どう?
みんなあやに
会いたがってるよ。』

久しぶりの店長の声に涙が出た。私はその夜、みんなに会う事になった。

⏰:10/04/07 04:33 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#12 [あや]
久しぶりに会ったメンバーは、ちっとも変わってなくて、たかが三ヶ月だけど、凄い久しぶりに感じた。

居酒屋に行き、お酒を飲み日頃のストレスが消えていくようだった。

『それにしてもあや!キレイになったね。うちにいる頃と違って、やっぱり宝石店で働いてたら、品のある人に見えるなぁ!話したら変わってないけど(笑)』

⏰:10/04/07 04:42 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#13 [あや]
その言葉に、張り詰めていた糸が切れた…………

私は泣きじゃくりながら、会社でイジメに近い嫌がらせをされている事をみんなに話した。

みんなは本当に温かくて、雑貨屋を辞めた事を後悔した。

すると思いがけない店長の言葉。『辛かったら、いつでも帰ってきなさい』

⏰:10/04/07 04:47 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#14 [あや]
みんなと解散し、家に帰ってその日はゆっくりと眠りについた。

次の日、いつものように嫌がらせをされながら仕事をしていた。
でも、何かが違った…

暑くないのに、汗が出る。
人の声が耳に突き刺さる…

『昨日飲み過ぎたかな?』
って思っていた…
でも、どんどん体調がおかしくなる……

⏰:10/04/07 04:56 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#15 [あや]
気付くと、スーツの下に着ているインナーがビシャビシャになっていた。

おかしい……
熱はない。気のせい
自分で言い聞かせるようにして、なんとか乗り切った。

⏰:10/04/07 05:00 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#16 [あや]
次の日…
起きると、体が怠くて会社を休みたい衝動にかられた。

でも、動かない体を無理矢理ひこずりながら車に乗り運転を始めた。

会社に近づく度に、また汗が出てきた……入口に入った途端、激しい動悸に襲われた……
呼吸が苦しくなり、
その場にうずくまった。

⏰:10/04/07 05:07 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#17 [あや]
なんとか持ち直し、
たどり着いた。

考えてみると、ここ一ヶ月生理が来ていない。
でも、妊娠の可能性はない。

接客すら、辛くなっていた…
回りが騒がしい
汗が出る
呼吸が苦しい

店長にお願いして、早退した。

⏰:10/04/07 05:13 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#18 [我輩は匿名である]
頑張って下さい

⏰:10/04/07 05:18 📱:D905i 🆔:ArLGHEEM


#19 [あや]
@8さん↑
コメありがとう
ございます。
m(_ _)m

今はまだほんの少ししか書いてないし、これから あやはどんどん墜ちていきます。
頑張って更新して、自分をさらけ出したいと思います。

⏰:10/04/07 06:12 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#20 [ゆあ]
読んでます

⏰:10/04/07 07:04 📱:SH05A3 🆔:F53OMSEc


#21 [あや]
ゆあさん↑
ありがとう
ございます

頑張ります

⏰:10/04/07 08:47 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#22 [あや]
私は会社へ行く事の恐怖を
感じた。
何で汗が出るの?
眩暈は何?
動悸は何?
何かの病気?

私は、会社を休み
病院へ行き人間ドッグ並の
検査を受けた。

結果―異常なし。

両親に相談したが、
たまたまでしょって
流された。

だから言われるまま
私もそう思った。

⏰:10/04/07 08:53 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#23 [あや]
でも、体調は変わらなかった。
手の奮えまで起こり出した…



同時に会社への不満、
上司からのストレスに
耐え切れず
会社を辞めた。

⏰:10/04/07 08:57 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#24 [あや]
疲れきった私は、一週間ほど、誰とも連絡をとらず体を休めていた。

電話が鳴った。
雑貨屋の店長だった。
私が辞めたのを知らず、店に来て辞めた事を誰かに聞いたらしく電話してきた。

『あや、席はあけておくからね。いつでも帰っておいで』

⏰:10/04/07 09:01 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#25 [あや]
店長の言葉に甘えて、
私はまた雑貨屋に戻った。
みんなが温かく迎えてくれて
嬉しかった。

何故か、調子は回復していた。

あっという間に、半年が過ぎていた。

⏰:10/04/07 09:04 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#26 [あや]
【そうここから私の人生はゆっくりと変わっていく事になる】

店長とは、店の中だけではなく友達のようになっていた。
舞子(店長)は、九州から転勤でやってきて仕事が出来る頼れる人。歳は二つ上。

お互い彼氏もいないから、仕事が終わったら、舞子の家に行き、そんな生活を繰り返していた。

⏰:10/04/07 09:12 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#27 [あや]
そんな平凡な日々の中、
舞子が、

『あやヤベェ…』
と仕事中なのに、
血相を変えてとんできた。
『どうした?』

と言われるがままパソコンの前まで手を引かれ……
見ると、店の売上が先月に比べかなり落ちていた。

⏰:10/04/07 09:22 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#28 [あや]
二人で帰宅し、解決策を練っていた。
季節は夏。
『もっと夏らしい店にしよう!』いても立ってもいられない二人は、営業が終わった店を開け、店内を総入れ替えした。

水着、タオル、浮きわ、ビーチサンダル、BBQセット。BGMは、もちろんレゲエ

『海に生きたくなる店』
に早変わり(^O^)

終わる頃には、朝になっていた。

⏰:10/04/07 09:31 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#29 [あや]
舞子『だめーマジ疲れた(笑)』あや『同じく!でも、絶対いける!!』

次の日、
待ってましたとばかりに、客が押し寄せた。平日の夜というのに閉店までに店の中のはお客さんの嵐。メインに出した商品はほぼなくなっていた。

売上はまたたくまに、トップに踊り出た。

⏰:10/04/07 09:38 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#30 [あや]
『これで行こう
二人は大はしゃぎした。

帰宅して、舞子が安心と余裕があったからか
『あーっ!彼氏欲しい!』

『わかるー(笑)』

お互い一年半以上、色濃い沙汰がなく、半分?仕事で女をすてていた(笑)

⏰:10/04/07 09:43 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#31 [あや]
盛り上がったと思ったら、

『でも、ウチ男見る目ないし、毎回変な男ばっかり好きになるんよなぁ-』

舞子が愚痴ったのに、続き

『あたしも微妙に男を心から信じれん』

………………………………

⏰:10/04/07 09:50 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#32 [あや]
舞子
『よっし!グタグタ言わずナンパ待ちでも行こうや』
あや
『まぢよん?たいぎぃー(笑)』
とかいいつつ、
その場のノリで、
二人は風呂に入り、
久しぶりにアゲ嬢並のメイクと髪は鬼盛りにし、

舞子は自慢の美脚を強調し、
あやは自慢の巨乳を強調し、

レッツゴー

⏰:10/04/07 09:57 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#33 [あや]
繁華街へ出掛けた。
ものの10分も経たないうちに、
二人組の男が寄って来た。

二人でアイコンタクトで決まり!

『いいよ!遊ぼう!』

お互い男のタイプが重ならなくていい感じに、分かれて、
カラオケに行った。
久しぶりのせいか、めちゃ
楽しかった。

⏰:10/04/07 10:03 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#34 [あや]
帰りに、きっちり番号アドレスを交換し、お開きになった。

舞子『めっちゃ楽しかった。しかも、超タイプやしっ』

わたし『あやもー
とノリノリで帰る途中、
携帯がなり
『また四人で遊ぼう!舞ちゃんにも伝えてな』

舞子につたえて、その日は、
帰宅した。

⏰:10/04/07 10:09 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#35 [あや]
三日後、約束の日になった。
その日は、四人みんな休みだったから、海に行った。

ビーチバレーしたり、かき氷食べたり夜はBBQして花火をした。

帰りは、男の子が仕組んだように、A対Aの別行動になった。

⏰:10/04/07 10:18 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#36 [あや]
車を夜景が見える場所に止め、
K君は

『こんな出会い方で、見た目もチャラチャラしとるけど、俺、あやちゃんが好き。浮気とか絶対しない。やから、付き合って』

と…合い鍵を渡され、恥ずかしかったので

『仕方ないなぁ』

と付き合う事になりました。

⏰:10/04/07 10:23 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#37 [あや]
次の日、会社に行くと
舞子が走って来て、
『あの後どうだった?』

『合い鍵付きの告白されて付き合う事になったよ』

舞子
『やったね!うちも!しかも、久しぶりにヤッたし(笑)』

わたし『早ッ(笑)』

舞子『でもなぁ、S君ホストなんやって〜、心配〜、K君はサラリーマンやろ??』

わたし『うん…』

⏰:10/04/07 10:30 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#38 [あや]
実は、海に行った日の帰り際、K君から、実はS君はホストだと聞いていた。

二人は幼なじみだけど、久しぶりに会って、たまたま飲みに出掛けたら、私らを見つけたらしい。
だから、S君の最近の行動を知らないらしい。

舞子との会話をしながら、
K君の話しを思い出し、
なんか嫌な予感がしていた

⏰:10/04/07 10:40 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#39 [あや]
あや 『大丈夫だよ。何かあったら、K君に相談出来るし、ホストだからって悪い人ばっかりじゃないと思うし大丈夫!』

舞子
『そうよな!!本気ゆーてくれたし大丈夫よな』

二人は仕事を始めた。

⏰:10/04/07 10:45 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#40 [あや]
〜一ヶ月後〜

わたしは、仕事が終わるとK君の家に行き夕食を作って帰りを待っているのが日課になっていた。
K君は、優しくて本当に毎日が幸せだった。

そんな時、
舞子から電話があった。
『あや、お金貸してくれる?S君が最近指名とれないらしくて、お店に行かなきゃいけないんよ。』
『チョット待って、何で彼女なのにお店に行くの?お金貸せないよぉ』
舞子
『ごめんごめん、冗談だから気にするなぁ(笑)』

と言って電話をきった

⏰:10/04/07 10:57 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#41 [あや]
次の日仕事に行くと……
舞子は眼帯をしていた。

『舞子それどうしたん?まさか…………』

『うん……でも、謝ってくれたし、大丈夫A』

『大丈夫じゃない!手をあげる男なんか最低やん!』

『あや、うち彼氏が好きやから、殴られた後、もうしないからって抱きしめてくれたし大丈夫』

⏰:10/04/07 11:04 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#42 [あや]
私は怒りが収まらなかった。
大事な舞子を傷つけやがって…………

すぐに彼氏に電話した。
訳を話すと、
『俺が話しをつけとく!心配すんな』

彼氏の家に帰宅して、いつも通りに待っていたら、

『ちゃんと話してきたから大丈夫。一発殴って目を冷まさせてやったけどな』

私は安心した。もう舞子に暴力は奮わないだろうと。

⏰:10/04/07 11:10 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#43 [あや]
次の日、舞子は仕事を休んだ。
『風邪ひいたから』

大丈夫なのかと心配しながら、仕事をした。

でも、次の日もまたその次の日も……結局一ヶ月舞子は職場に姿を現さなかった。

毎日電話してたものの、さすがに心配になり舞子の家を訪ねた。

⏰:10/04/07 11:15 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#44 [あや]
アパートに着くと、
いつもは鍵がかかってないのに今日は、鍵がかかっていた。

チャイムを押すと
『はーい』と舞子の声。

『舞子〜お見舞いにきたよぉ』
というと

『帰って!!あの、あ・あや仕事任せてゴメン。今スッピンやから今日は帰って』
嫌な予感がした。

『はぁ!?あんたのスッピンなんか見飽きたゆーの!(笑)』

⏰:10/04/07 11:22 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#45 [あや]
『………』
返事がない。
ふとポストに目が行った。
中には合い鍵があった。
私は、閉ざされたドアをこじ開けると………

『みないでー!』

舞子の聞いた事のない叫び声と共に、私は、ありえない光景を目にした…………………

⏰:10/04/07 11:28 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#46 [あや]
舞子は……
顔の形は変形され、明らかにハサミでグサグサ切られた髪の毛、変わり果てた姿になっていた。

部屋は、ぐちゃぐちゃ…何枚も投げられたように割られたお皿やグラス、ビリビリになったカーテン。
私は声が出なかった。

『あのね、Sは私を愛してるから殴るの。でも殴られた後あたしを、大切に抱いてくれるんだよ。だから、舞子がいい子にしてればSは怒らないから。』

『いやいや、おかしいよ。舞子明らかにDVやん。舞子…』

『大丈夫Aあたし、Sがいないと生きていけないもん』

⏰:10/04/07 11:42 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#47 [あや]
『舞子、うちにおいで、あんたこのままだと……』

『いや。Sは寂しがり屋だから、舞子は家にいなきゃ。』

よく見ると、舞子は焦点が合っていなかった…………

まさか…………

舞子の手を見た。無数に刺された注射針の後…

⏰:10/04/07 11:47 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#48 [あや]
何も考えられなかった……
言葉すら出て来なかった……

舞子はぶつぶつ一人事を言ってる…………

どれだけ時が経ったかも忘れてた。

ガシャ。Sが帰って来た。

私はキレた。

⏰:10/04/07 11:51 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#49 [あや]
何を言ったか覚えてない。
人は……
キレた時の記憶を
忘れるんだね…………


外に連れ出され、
私は放心状態で
家まで帰った。

⏰:10/04/07 11:54 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#50 [あや]
その日の夜中。

『あや今までありがとう。
彼氏にいらないっていわれた』
とメールが来た……

電話をかけ直しても繋がらない、急いで舞子のアパートへ急いだ。
鍵が開いている、部屋へ入った…………………………

⏰:10/04/07 11:58 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#51 [あや]
舞子は、天井からロープに首をぶらさげ自らの命をたっていた。

駆け寄りロープを切った が
手送れだった…………

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

⏰:10/04/07 12:03 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#52 [あや]
私は、警察に電話をし、事情聴取をされたが言葉にならず、私はそのまま、精神病院に入院した。

⏰:10/04/07 12:06 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#53 [匿名さん]

つらいと思うけど
頑張って(´;ω;`)

⏰:10/04/07 12:24 📱:SH905i 🆔:znu8uv52


#54 [*]
主さん…
応援してます(´;ω;`)
頑張ってください……!

⏰:10/04/07 12:42 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#55 [あや]
匿名さん→
*さん→
ありがとうございます。
(^O^)
実際、思い出して何度も辛くなり…書くのを止めたくなりました。でも、薬を飲みながらでも書かなくては、ならないと自分と戦っています。
読んでいただけてる人がいるだけで支えになります。これからもよかったらまた続きを読んで下さい

⏰:10/04/07 20:45 📱:SH904i 🆔:BDdoniDQ


#56 [*]
辛いと思います…(´;ω;`)

不謹慎かもしれませんが…
更新楽しみに待ってます(´¨▽`)
頑張ってください!

⏰:10/04/08 00:25 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#57 [あや]
*さん→コメントありがとうございますo(^-^)o
頑張って書いていきます。これからも読んで下さい。

⏰:10/04/08 04:22 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#58 [あや]
【ここから少しの間は、記憶がなく今でも思い出せません。母に聞いた病院での出来事です。】

私は、三日間、目を覚まさず眠り続けたという…。

目を覚ますと目の前に、おばさんがいた。

『あや?よかった。チョット待ってて!看護婦さん呼んでくる。』
廊下ですすり泣く声が聞こえた。
医者と看護婦さん、さっきのおばさんが戻って来た。

『●●あやさん。気分はどうですか?』

『……』

『あや、ちゃんと先生に言いなさい?』

⏰:10/04/08 14:00 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#59 [あや]
『………誰?』

『あや、お母さんが解らないの?』

『お母さん?』

『……………』

『●●さん?』

訳が分からず……
私は散乱した………
机にある物、点滴を自ら抜いて暴れ回った。

『点滴もってきて!!後、〜〜』
私はまた眠った…

起きた時には、手と足を縛られていた…………

⏰:10/04/08 14:16 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#60 [あや]
目覚めた時…
意味が分からなかった……
何故自分が病院にいるか…
拘束されているか…

また散乱した。でも、拘束器具が体を自由にはしてくれなかったから、

『おりゃーぁなんなぁこれ外せやふざけんなぁ

バタバタと看護婦、医者、おばさんにおっさん……
色んな人が入って来た。

『安定剤!!!早く!!』

⏰:10/04/08 14:47 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#61 [あや]
朝、昼、夜、夜中…

何日も繰り返した……

繰り返しているその度に、
おばさんがいて泣いていた。

そんな事が二週間続いた。

完璧に【記憶】というものが、
なくなっていた。

⏰:10/04/08 14:52 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#62 [あや]
暴れる事にも疲れ、わたしはある日を境に暴れなくなった。

でも、記憶は戻って来なかった。
病室でぼんやりしていた。

いつも傍にはおばさんがいた。

『おばさん、私は何でここにいるの?何で縛られてんの?』

『あや、あやは今チョット疲れてるから、ここにいるんだよ。ゴメンね。手も足も痛いね。外してあげるから。』

おばさんは、器具を外してくれた…
と同時に私の体を優しく抱きしめてくれた。

⏰:10/04/08 15:02 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#63 [あや]
フワッと懐かしい匂いがした。

【ドクッ】

動悸が激しくなり、頭が割れそうになった。呼吸が苦しかった。同時に幼い頃の映像が頭に流れた。おばさんは、焦らず背中をさすってくれた。

私は涙を流しながら絶えた。
呼吸がおさまり、ゆっくり目をあけると…………

『お母さん?…』

お母さんは、笑顔のまま涙を流し………

『あや、おかえり』

『母さん!母さん!』

私はお母さんに抱きしめられ一緒に泣いた。

⏰:10/04/08 15:22 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#64 [あや]
私は、一気に家族の事を思い出した。。
後々母の話しでは、
【奇跡的な回復】
だったらしい。


『母さん、父さんは?兄ちゃんは?まさきは(弟)?』

『呼んでくるから、待っててね』
30分もしないうちに、みんな揃った。

『あや…』

私は泣いた。家族みんなが泣いていた。その中でも、普段から涙というものから掛け離れた父が、
肩を揺らしながら声に出して泣いていた。

⏰:10/04/08 15:32 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#65 [あや]
『みんな…あや何でここにいるかは分からないけど、心配かけてゴメンね。ゴメンね。』

『勝手に忘れんなや!』
『心配したわ。チビお姉』
『うっ…うっ……』

父だけが何も言えず、ずっと泣いていた。

『あや、あんたは、みんながいるから大丈夫。父さんも兄ちゃんもまさきも、もちろん母さんもね』と母さんが言った。

⏰:10/04/08 15:41 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#66 [我輩は匿名である]
誰も読まないよ

⏰:10/04/08 23:06 📱:SH902iS 🆔:Bd6RvRNA


#67 [ケン]
頑張って下さいm(__)m

⏰:10/04/08 23:39 📱:SO906i 🆔:aLLFcm4o


#68 [シ]
応援したぃですゆっくりでぃぃので頑張って下さぃ

⏰:10/04/09 00:46 📱:W62SH 🆔:m78zeSAY


#69 [あや]
コメントありがとうございます
m(__)m
ゆっくり書いていきます。
読んでやって下さい!

⏰:10/04/09 01:42 📱:SH904i 🆔:tnARyXUk


#70 [マイル]
涙ちょちょぎれた
待ってま〜す

⏰:10/04/09 20:27 📱:SH02A 🆔:☆☆☆


#71 [M&m19]
頑張ってください
本当こんな事あったのによく書いてくれましたねみんな応援してるからゆっくり書いて最後までやりとげてね

⏰:10/04/10 00:43 📱:SO903i 🆔:sVrMSYg.


#72 [まり]
頑張ってください!!
辛いのに…書いてくれてありがとう

⏰:10/04/10 01:10 📱:F02B 🆔:3f07XGEE


#73 [Anna]
コメントありがとうございます♪o(^-^)oチョット体調を崩していたので更新が遅れましたm(__)m
応援してくれてる方がいる限り書いていきます。

⏰:10/04/12 15:18 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#74 [Anna]
私の調子は、先生、看護婦さん、何より家族の温かい応援でどんどん記憶を取り戻し、退院する事が出来た。

久しぶりの我が家♪

みんなで食卓を囲んで、その日は盛大にご馳走を母が作ってくれた。

みんなみんな笑顔で嬉しかった。

⏰:10/04/12 15:23 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#75 [Anna]
でも、元気になるにつれその半面…
【何で入院してたん?】

一人になると、そればかり考えていた。

【間違いなく、宝石店で働いていた……ん?その後が全く…】

私は、雑貨屋にいた事がスッポリと記憶から消えていた。

⏰:10/04/12 15:36 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#76 [Anna]
母に聞いてみようと思ったけど、何故か聞いてはならないと感じていた。

一週間後の定期通院の日がやってきた。

【知るのが恐い…でも、聞きたい】

一緒に着いて来てくれた母に

『今日は、久しぶりに先生と二人で話してくる。』

と伝え、診察室に入った。

⏰:10/04/12 15:43 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#77 [Anna]
『こんにちは。●●さん調子はどうですか?』

『毎日特に変わった事もなく、元気です』

『それはよかっ
『でも…………』
『?●●さん話したい事があるなら話してイイんだよ。』

『………………………』

長い沈黙が流れた。

【恐い………】
【でも聞きたい…】

⏰:10/04/12 15:50 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#78 [Anna]
『こんにちは。』

『こんにちは。●●さん調子はどうですか?』

『はい。毎日変わりなく家族が支えてくれて元気です』

『そうですか。顔色も良いし…
『でも……………………』
『????』

『●●さん?』

『……………………』
長い沈黙が続いた。

⏰:10/04/12 15:56 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#79 [Anna]
↑↑
二重になってしまいました
ゴメンなさい。

続き更新します。

⏰:10/04/12 15:57 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#80 [Anna]
『先生、あたしは毎日一人になると何でココに入院してたか…宝石店に勤めていた事は覚えてるんです………でも、その先がわからないんです。思い出さない方がイイのかもしれない………
でも………時々、一人だけ時間が止まったように感じるんです』


先生が一瞬戸惑った顔を私は見逃さなかった。

⏰:10/04/12 16:04 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#81 [みき]
書いて

⏰:10/04/12 16:10 📱:SH706ie 🆔:☆☆☆


#82 [Anna]
『●●さん…記憶というものは、いずれ戻ると思います。今までの回復から診てもそうだと思います。
でも、今は無理矢理思い出そうとかしなくてイイんです。
●●さんの心に余裕が出来た時、いつか思い出すでしょう。
それに、時間が止まったように思えるのはあなたの中で感じても仕方ない事です。辛いでしょうが、実際に記憶が抜けている部分はあります。
でも、今は家族の温もりを感じていればこれから先記憶が戻っても●●さんにとって大きな力になるでしょうから……』


先生は、言葉を濁し、やはり教えてはくれなかった………

⏰:10/04/12 16:18 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#83 [Anna]
みきさんありがとう
書いていきます

⏰:10/04/12 16:19 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#84 [Anna]
先生の言葉を聞き、
【やっぱり…あたしは大きな事を忘れているんだ】と思った。

でも、母に心配をかけたくない為何もなかったような顔をして、待合室に戻った。

『どうだった?』
『うん♪元気ですって伝えたよ♪』
『そっか♪』

⏰:10/04/12 16:24 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#85 [Anna]
会計を待ちつつ母は、
『夕食は何にしよーかなっ♪』
『あやマカロニグラタン食べたい〜♪』
『よっし♪じゃぁ帰りにほうれん草買わなきゃ♪』

普段通りの、私らしい私を演じた。が………心はザワザワしたままだった。

⏰:10/04/12 16:28 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#86 [Anna]
【思い出したい…あたしには何があったの!?………………………でも、母が悲しむなら…私は思い出さないでもイイかもしれない】

笑顔で鼻歌を唄いながら、グラタンに使うほうれん草を選んでいる母を横目に、そう思った。

⏰:10/04/12 16:36 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#87 [Anna]
帰宅し、夕食の手伝いをしている時玄関のインターホンがなった。
『はいはぁーい♪』
画面には知らない男性がたっていた。

『はい。どちら様ですか?』
『あや?』
『そうですけど……

ガッシャーン!!!!
母が持っていたお皿を割ってしまった。

⏰:10/04/12 16:41 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#88 [Anna]
それをよそに、
『あや!!あや!』
画面に写っている男の人が叫んだ。

母は、急いで画面を消すと、
『あや、チョット二階にあがってて!』

母が今までにない焦った顔をした…

『うん……?』

私は部屋に戻った。

⏰:10/04/12 16:48 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#89 [Anna]
するとまさきが、部屋に入ってきて、

『ちび、音楽一緒に聞こうや♪』『…あ・うん』

まさきの部屋に移動して、音楽を再生する瞬間…

『かえってください!』

玄関の方から、母の怒鳴り声が聞こえた。ビックリしてまさきの顔を見た。

『なっ?
♪♪♪♪♪♪
『これなぁ、エエ曲なんでえー♪leccaの歌〜♪』

まさきは聞こえなかった顔をしたまま、鼻歌を歌ってた。

⏰:10/04/12 16:58 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#90 [Anna]
私には、まさきがかけてくれた曲が全く頭に入らず、ボーッとしていた。。

【さっきの男の人誰?知らないのにあたしの名前呼んでた…それに、母さんのあの表情と怒鳴り声………】

『まさき、あのさ、さっきの
『ああ。さっきの歌なぁ、蝶々って歌でな、マヂせつねぇーって感じやろぉ〜俺1番好きかもぉ』

『……やなっ♪』

⏰:10/04/12 17:08 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#91 [Anna]
【間違いない。。あの人あたしの過去…忘れている記憶に関係してるんだ。。。】

そう直感した。でも、母さんも、まさきも隠そうとしてる……

【誰?あの人は誰?何で二人して隠そうとしてるん?】

何度も何度も頭の中をめぐった。

⏰:10/04/12 17:18 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#92 [Anna]
考えていると、段々…
息が苦しくなった。
動悸がする…
冷や汗が出る…

『ちび!ちび?』
『母さん!!あやがっ!』
私は、病院に連れて行かれた。

⏰:10/04/12 18:43 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#93 [Anna]
母が状況を説明し、点滴を受け、安定してから、母と私は先生と話しをした。

『●●さん、今のあなたに話すのは辛いと分かっていますが、病状を説明しておかないと、●●さんの性格上、気になると、とことん考えてしまうので、悪化させてしまうと悪いので、ハッキリ伝えます。』

⏰:10/04/12 18:50 📱:SH904i 🆔:LIbILqSU


#94 [*]
頑張ってください!
ちゃんと読んでいます!
辛いと思いますが、無理をせず、主さんのペースで更新してください(^-^*)

⏰:10/04/12 20:38 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#95 [Anna]
*さん、いつも読んで頂きコメントもありがとうございます
o(^-^)o
自分を強くしたくて、書き始めましたが、やっぱり思い出して苦しくなります。でも、今この瞬間にも、健常者の方、私のように精神病を抱えながら一生懸命に毎日頑張っている人、本当に疲れて自ら命を絶つ計画を練っている人だっていると思います。もし、この私の出来事を読んで少しでも救われたり、苦しいのは一人じゃないって事が伝わってくれる事を祈りながら続きを書きます。

本当に初めての投稿なので、読みずらかったり意味が解らなかったりするかもしれませんが、一生懸命書いていきます。よろしくお願いします。

⏰:10/04/13 18:44 📱:SH904i 🆔:h.fnPYWE


#96 [Anna]
『●●さんは、パニック障害です。』
『パニック障害?(・_・)?』

『ストレスから来る精神的な病気です。何か今まで何か思い当たる事はありませんでしたか?』

『……考え込んだりしてたら、今日みたいに急に呼吸が出来にくくなったり、動悸、目眩、立ちくらみ、手や体の震えがきたりしますね。。以前にも確か何度かありました』

⏰:10/04/13 19:07 📱:SH904i 🆔:h.fnPYWE


#97 [Anna]
久しぶりに更新します。

⏰:10/04/27 02:08 📱:SH904i 🆔:4B7XrvJ6


#98 [Anna]
『そうですね。その体の状態はパニック発作というものです。まず人には、交感神経と副交感神経というものがあります。交感神経は、簡単に言うと、これから働くぞーって時に働く神経。副交感神経は、逆に寝る前とかみたいにリラックスしている感じ。その二つを合わせて自律神経といいます。正常な人は、自律神経がうまくシーソーのように動くけど●●さんの場合…それがうまく働かない病気なんです。』

⏰:10/04/27 02:18 📱:SH904i 🆔:4B7XrvJ6


#99 [Anna]
『だから、●●さんがおこっている状態のような症状がでるんです。これからは、薬とカウンセリングで治していきましょう』

……
『治るんですか?』
私は何故か落ち着いていた。

『治ります。ただ個人差があって一ヶ月ほどで治る人もいれば長期治療が必要な人もいます。諦めずに頑張って治療していきましょう。』

⏰:10/04/27 02:24 📱:SH904i 🆔:4B7XrvJ6


#100 [我輩は匿名である]


⏰:10/04/27 11:04 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#101 [あ]
書けるなら書いて欲しいです。体調を優先しながらお願いします

⏰:10/05/02 15:19 📱:SH906i 🆔:CQk8LOYM


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