〜パニック障害〜
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#62 [あや]
暴れる事にも疲れ、わたしはある日を境に暴れなくなった。

でも、記憶は戻って来なかった。
病室でぼんやりしていた。

いつも傍にはおばさんがいた。

『おばさん、私は何でここにいるの?何で縛られてんの?』

『あや、あやは今チョット疲れてるから、ここにいるんだよ。ゴメンね。手も足も痛いね。外してあげるから。』

おばさんは、器具を外してくれた…
と同時に私の体を優しく抱きしめてくれた。

⏰:10/04/08 15:02 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#63 [あや]
フワッと懐かしい匂いがした。

【ドクッ】

動悸が激しくなり、頭が割れそうになった。呼吸が苦しかった。同時に幼い頃の映像が頭に流れた。おばさんは、焦らず背中をさすってくれた。

私は涙を流しながら絶えた。
呼吸がおさまり、ゆっくり目をあけると…………

『お母さん?…』

お母さんは、笑顔のまま涙を流し………

『あや、おかえり』

『母さん!母さん!』

私はお母さんに抱きしめられ一緒に泣いた。

⏰:10/04/08 15:22 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#64 [あや]
私は、一気に家族の事を思い出した。。
後々母の話しでは、
【奇跡的な回復】
だったらしい。


『母さん、父さんは?兄ちゃんは?まさきは(弟)?』

『呼んでくるから、待っててね』
30分もしないうちに、みんな揃った。

『あや…』

私は泣いた。家族みんなが泣いていた。その中でも、普段から涙というものから掛け離れた父が、
肩を揺らしながら声に出して泣いていた。

⏰:10/04/08 15:32 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#65 [あや]
『みんな…あや何でここにいるかは分からないけど、心配かけてゴメンね。ゴメンね。』

『勝手に忘れんなや!』
『心配したわ。チビお姉』
『うっ…うっ……』

父だけが何も言えず、ずっと泣いていた。

『あや、あんたは、みんながいるから大丈夫。父さんも兄ちゃんもまさきも、もちろん母さんもね』と母さんが言った。

⏰:10/04/08 15:41 📱:SH904i 🆔:AW5X1L8A


#66 [我輩は匿名である]
誰も読まないよ

⏰:10/04/08 23:06 📱:SH902iS 🆔:Bd6RvRNA


#67 [ケン]
頑張って下さいm(__)m

⏰:10/04/08 23:39 📱:SO906i 🆔:aLLFcm4o


#68 [シ]
応援したぃですゆっくりでぃぃので頑張って下さぃ

⏰:10/04/09 00:46 📱:W62SH 🆔:m78zeSAY


#69 [あや]
コメントありがとうございます
m(__)m
ゆっくり書いていきます。
読んでやって下さい!

⏰:10/04/09 01:42 📱:SH904i 🆔:tnARyXUk


#70 [マイル]
涙ちょちょぎれた
待ってま〜す

⏰:10/04/09 20:27 📱:SH02A 🆔:☆☆☆


#71 [M&m19]
頑張ってください
本当こんな事あったのによく書いてくれましたねみんな応援してるからゆっくり書いて最後までやりとげてね

⏰:10/04/10 00:43 📱:SO903i 🆔:sVrMSYg.


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