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#77 [雪]
しばらくすると私も寝ていたみたいで、最後に時計を見てから3時間くらい経っていた。
颯太君も目が開いていてさっきとは逆の立場になっていた。
「雪、ひざ枕してあげる。おいで」
颯太君が雪って呼ぶ時は何か大事な話があるときだった。
:10/06/25 15:52
:SH02A
:SN6ykynQ
#78 [雪]
「髪サラサラだね。」
頭を撫でながら言った。
それからしばらく無言が続いた。
そして突然、
「健太と別れてよ…」
:10/06/25 18:34
:SH02A
:SN6ykynQ
#79 [雪]
その言葉で颯太君の顔を見上げると今にも泣きそうな顔をしていた。
「俺ね、こないだ健太と雪が泊まってった日起きてたんだ。二人がやりはじめて、そういう声とか聞こえてきてマジ嫌だったし、辛かった。」
:10/06/25 18:37
:SH02A
:SN6ykynQ
#80 [雪]
「でも、これは俺がそれでいいって言って始めたことやし、我慢しようと思った。」
「……」
「でも、雪を抱くときに身体中に着いてるキスマークを目の当たりにしたり、一緒にいるときに健太から着信あったりすると、やっぱり劣等感感じてたまらない気持ちになるんだ…」
:10/06/25 18:41
:SH02A
:SN6ykynQ
#81 [雪]
「ねえ、お願い。健太と別れて俺だけを見てよ、頼むから…」
すごく悲しそうに颯太君は言った。
わたしはいつの間にか泣いていた。
:10/06/25 18:43
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:SN6ykynQ
#82 [雪]
「……」
それから答えられないまま、朝を向かえた。
颯太君はやっぱりこんなときでも優しくて、無理に答えを聞いてこなかった。
:10/06/25 18:45
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:SN6ykynQ
#83 [雪]
帰り際に、
「雪、困らせてごめん。でも俺、これで雪が健太を選んでも恨んだりしないし、応援するよ!もちろん、俺を選んでくれたら幸せにするし!…じっくり考えてみてね」
っていって帰って行った。
:10/06/25 18:48
:SH02A
:SN6ykynQ
#84 [雪]
たぶん、私の中で、答えがもう出ていた。
その夜、別れを告げようと携帯を手にした。
:10/06/25 18:49
:SH02A
:SN6ykynQ
#85 [雪]
3コール目で電話にでた。
「もしー。おつかれ」
「雪どしたー?」
「あのな、……他に好きなひとできたんやって。ほんとにゴメン」
「颯太か?」
:10/06/25 18:52
:SH02A
:SN6ykynQ
#86 [雪]
今まで聞いたことないような低い声で聞いてきた。正直に言うと颯太君に何かされそうだったので否定した。
「ちがうよ。会社の人。」
「嘘付くなよ?お前颯太やろ?嘘付いたら颯太どうなっても知らんからな」
「だからちがうって!」
そういうと、電話が切れた。
:10/06/25 18:56
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:SN6ykynQ
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