別れさせ屋
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#314 [歩美]
龍太郎は助手席のドアをあけ、私を連れ出した。
少し移動すると、
そこには絶景があった。
私「うわぁ・・・」
龍太郎「どう?」
私「キレイ・・・」
街の灯り、
電灯、
星。
こんなにもキレイだなんて思わなかった。
夜景に連れていくっていう、
まさにありがちなパターンに私はメロメロだった。
:10/08/23 01:13
:F02A
:gZCXLZHo
#315 [歩美]
適当な場所に腰掛け、
しばらく2人静かに夜景を眺めていた。
龍太郎って、
見かけによらずロマンチストなんだなって思った。
突然、
龍太郎に手を握られた。
私が龍太郎の方を見ると、
照れくさそうに顔をそらしながら、こう言った。
龍太郎「・・・好きな女ができたら、・・・ここに連れてくるつもりだった。」
真っ直ぐな言い方じゃない。
目を見て言われてもいない。
なのに、すごく龍太郎が愛しくなったよ。
:10/08/23 01:17
:F02A
:gZCXLZHo
#316 [歩美]
龍太郎はそのまま私を抱きしめてきた。
私も、
手に力をこめて抱きついた。
それが、
私の返事だったから。
抱き合ったまま、
しばらくは余韻と龍太郎の香水の匂いに浸っていた。
私、
龍太郎のこと大好きになるかもしれないよ。
私、
今までの自分と決別するよ。
いい女になるよ・・・。
:10/08/23 01:22
:F02A
:gZCXLZHo
#317 [歩美]
こうして8月28日、
私と龍太郎は付き合うことになった。
正式に「付き合って」って言葉をもらったわけじゃないけど、私たちにとって大切な記念日。大切なスタートになった日。
帰りの車内は、
お互いどこか照れくさかったよね。
でも、彼氏彼女だから、
バイバイの時はチュウ・・・
って思ったのにチュウなかった。(笑)
またまた見かけによらず、
奥手な龍太郎坊や。(笑)
:10/08/23 01:30
:F02A
:gZCXLZHo
#318 [我輩は匿名である]
(・^∀^・)まわりにおったら
絶対拒否るけど
他人だと思ってよんでます
この〜ナルシストx
:10/08/23 03:50
:S001
:L8brHD22
#319 [歩美]
いつも恋愛に進展があれば真穂に相談していたけど、
今はとてもじゃないけど話せない。
真穂が龍太郎に好意を持っているのはわかってるし。
でもね真穂。
これで同等だよ。
あんたは私から新一を奪って、しかも隠し通してる。
だから仕返しに私も同じことしてあげる。
歯には歯を、
目には目を。
龍太郎は私の彼氏。
:10/08/23 23:52
:F02A
:gZCXLZHo
#320 [歩美]
9≫暴露。
龍太郎と付き合うことになって、久しぶりの彼氏に私は浮かれていた。
ただ、1つ問題があった。
龍太郎が私の職業を嫌がった。それが普通だよね。
彼女がホステスって、
ちょっと嫌だよね。
龍太郎は高校を卒業してから、親のやってる建築関係の仕事をしていた。
その職場仲間と、キャバクラやクラブに行くことがあるから、その業界に自分の彼女が働いてることは耐えられなかった。
:10/08/23 23:56
:F02A
:gZCXLZHo
#321 [歩美]
自分の女になると、
龍太郎は独占欲の固まりになった。
私は、
店を辞めた。
ママに預けていた通帳を返してもらい、みんなにお別れの挨拶をした。
それなりに貯金はあったから、しばらくゆっくりして、
昼間の仕事を捜すことにした。
龍太郎は大喜びだった。
私も、夜から足を洗ういい機会になって肩の荷が軽くなった。
龍太郎との付き合いは喧嘩もあったけど充実していた。
:10/08/24 00:00
:F02A
:sCHfN2YE
#322 [歩美]
だけど、
これから色んなことが起きる。
――10月になり、
真穂の大学の学祭に誘われた。
言われた通り食堂で待ち合わせをした。
真穂がいた。
グループらしき友達も何人か一緒にいた。
真穂「あっ、歩美ー!
こっちこっち!」
真穂は友達に私を紹介した。
私は軽く会釈した。
キャピキャピした女子たち。
:10/08/24 00:04
:F02A
:sCHfN2YE
#323 [歩美]
しばらく世間話をしていたら、真穂が突然私の真横にきた。
真穂「歩美、
隠しててごめんね。
私、黙ってたことがあんの。」
えっ???
今?この場で?(笑)
歩美「な、なに?」
真穂「私さ、彼氏いるじゃん?実は・・・新一なんだよね。」
知ってまーす。
でも知りませんでしたってフリして驚く。
まさかここで暴露してくるとは、不意打ちだった。
:10/08/24 00:07
:F02A
:sCHfN2YE
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