別れさせ屋
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#751 [歩美]
私「ねぇ、
桜と私どっちが好き?」

天馬「そんなの歩美に決まってんじゃんか。」

私「私も天馬好きだよ。」


自分で発した言葉。
なのにすごく驚いた。
私が好きなのは龍太郎。
だけど、天馬に期待を持たせたくなった。
意地悪だけど、
また私を想って欲しくなった。

だって、
龍太郎は遠いんだもん。
寂しいんだもん・・・。

⏰:11/01/02 12:06 📱:F02A 🆔:QcqZfb/I


#752 [歩美]
それから天馬との何とも不思議な微妙な関係が始まった。

私が龍太郎という元彼を好きなことも、全て話した。
天馬はなんだかんだで、すぐには桜と別れなかった。

だけど、
寂しさは紛れた。

天馬と接して、
天馬の腕で朝も迎えた。

だけど恋人にはならなかった。
天馬はじきに居なくなる。

それまでの限られた時間、
出来る限り癒されたかった。
満たされたかった。

⏰:11/01/02 21:57 📱:F02A 🆔:QcqZfb/I


#753 [歩美]
龍太郎からのメールは週に1回程度だった。
でもそのメールを受け取る瞬間は、他のものとは比べものにならないくらい幸せだった。


龍太郎の中にも、
私という存在があった。

深く強く求めないために、
寂しさは天馬にぶつけた。

これはきっと悪いこと。

だけど、
知らなきゃ誰も傷つかない。

だからこれでいいんだ。

良心との葛藤になると、
こうやって開き直っていた。

⏰:11/01/02 22:01 📱:F02A 🆔:QcqZfb/I


#754 [みぃぽよ]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>300-400
>>400-500
>>500-600
>>600-700
>>700-800
>>800-900
>>900-1000

⏰:11/01/03 01:00 📱:N07A3 🆔:eHVRgNJI


#755 [我輩は匿名である]
頑張ってください^^あげ

⏰:11/01/04 12:57 📱:P02B 🆔:ArNxB8EA


#756 [歩美]
天馬が店を辞めるまでの期限は1ヶ月。

1ヶ月の間、
私は気付けば天馬と連絡を取り、気付けば天馬と一緒にいた。

龍太郎に会えない気持ちを紛らわせるため、
でも、誰でも良かったわけじゃない。
天馬が良かった。


すっかり行き慣れた天馬の部屋で、ある日こんな話になった。

天馬「ったく歩美は世界一の寂しがり屋だよな!」

⏰:11/01/06 01:07 📱:F02A 🆔:/HKOEXjk


#757 [歩美]
私「なに?急に。」

天馬のベッドで雑誌を読みながら聞いた。

天馬「今、俺といてくれてるのは寂しいからだろ?」

私「・・・うん。」

天馬「素直すぎ〜(笑)
歩美、やっぱり俺より龍太郎が好き?」

私「そうゆう話はしないんじゃないの?」


天馬は少しスネたように黙った。

⏰:11/01/06 01:10 📱:F02A 🆔:/HKOEXjk


#758 [歩美]
天馬「歩美がさ、桜の元彼にハマった時・・・
俺まじで凹んだんだ。」

まさかの昔話を出してきた。
そんなこともありました。

私「今さらなーにー?(笑)」

天馬「なんで俺じゃダメなんだよって思った。」


だって、
あの時の私は
『別れさせ屋』
だったんだもん。
フリーの天馬には興味なかったんだよ。


それに・・・・・

⏰:11/01/06 01:14 📱:F02A 🆔:/HKOEXjk


#759 [歩美]
私「龍太郎に似てたから。」

天馬「元彼に???」

私「うん・・・。
声。声が似てた。
あと車も一緒だった。
極めつけに、桜の元彼の名前、龍一だよ?(笑)」

天馬「そっか・・・。」

顔を見なくてもわかった。
天馬が寂しそうな顔をしてることくらい。

なぜか天馬は突然私に抱きついてきた。

私「うわぁ!びっくりした!」

⏰:11/01/06 01:17 📱:F02A 🆔:/HKOEXjk


#760 [歩美]
天馬「マイネーム イズ
リュウノスケ。」

私「はぁぁぁ?(笑)(笑)
あんた天馬じゃん。(笑)」

天馬「俺がリュウノスケって名前で、黒のオデッセイ乗ってて、龍太郎の声にそっくりだったら・・・付き合ってくれた?」

私「・・・」

天馬のこの発言が、
心に大きく響いた。
まるで、電流を流されたみたいな気分だった。


天馬「わかった!
もうこんな話はしねぇ!
だからもう少し俺と一緒にいてくれよな。」

⏰:11/01/06 01:21 📱:F02A 🆔:/HKOEXjk


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