別れさせ屋
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#754 [みぃぽよ]
:11/01/03 01:00
:N07A3
:eHVRgNJI
#755 [我輩は匿名である]
頑張ってください^^あげ
:11/01/04 12:57
:P02B
:ArNxB8EA
#756 [歩美]
天馬が店を辞めるまでの期限は1ヶ月。
1ヶ月の間、
私は気付けば天馬と連絡を取り、気付けば天馬と一緒にいた。
龍太郎に会えない気持ちを紛らわせるため、
でも、誰でも良かったわけじゃない。
天馬が良かった。
すっかり行き慣れた天馬の部屋で、ある日こんな話になった。
天馬「ったく歩美は世界一の寂しがり屋だよな!」
:11/01/06 01:07
:F02A
:/HKOEXjk
#757 [歩美]
私「なに?急に。」
天馬のベッドで雑誌を読みながら聞いた。
天馬「今、俺といてくれてるのは寂しいからだろ?」
私「・・・うん。」
天馬「素直すぎ〜(笑)
歩美、やっぱり俺より龍太郎が好き?」
私「そうゆう話はしないんじゃないの?」
天馬は少しスネたように黙った。
:11/01/06 01:10
:F02A
:/HKOEXjk
#758 [歩美]
天馬「歩美がさ、桜の元彼にハマった時・・・
俺まじで凹んだんだ。」
まさかの昔話を出してきた。
そんなこともありました。
私「今さらなーにー?(笑)」
天馬「なんで俺じゃダメなんだよって思った。」
だって、
あの時の私は
『別れさせ屋』
だったんだもん。
フリーの天馬には興味なかったんだよ。
それに・・・・・
:11/01/06 01:14
:F02A
:/HKOEXjk
#759 [歩美]
私「龍太郎に似てたから。」
天馬「元彼に???」
私「うん・・・。
声。声が似てた。
あと車も一緒だった。
極めつけに、桜の元彼の名前、龍一だよ?(笑)」
天馬「そっか・・・。」
顔を見なくてもわかった。
天馬が寂しそうな顔をしてることくらい。
なぜか天馬は突然私に抱きついてきた。
私「うわぁ!びっくりした!」
:11/01/06 01:17
:F02A
:/HKOEXjk
#760 [歩美]
天馬「マイネーム イズ
リュウノスケ。」
私「はぁぁぁ?(笑)(笑)
あんた天馬じゃん。(笑)」
天馬「俺がリュウノスケって名前で、黒のオデッセイ乗ってて、龍太郎の声にそっくりだったら・・・付き合ってくれた?」
私「・・・」
天馬のこの発言が、
心に大きく響いた。
まるで、電流を流されたみたいな気分だった。
天馬「わかった!
もうこんな話はしねぇ!
だからもう少し俺と一緒にいてくれよな。」
:11/01/06 01:21
:F02A
:/HKOEXjk
#761 [歩美]
これは、
天馬を見る目がガラッと変わった日になった。
天馬は店を辞め、
新たに働き始める日まで二週間あまりプー太郎だった。
プー太郎とはいっても、
それなりに貯金もしていた天馬にとってはただの自由の時間。
就職先は地方だって話だったのに、最初の1年はすぐ近くの事業所になり、結局まだ離れ離れにはならなくなった。
その知らせは、
天馬がサプライズで発表してきた。
:11/01/06 01:26
:F02A
:/HKOEXjk
#762 [歩美]
22≫期限付きの幸せ。
――天馬のプー太郎生活後半。
いつまでたっても引っ越しの準備をしない天馬に、
疑問を抱いてはいた。
週末のその日、
天馬がご飯に連れ出してくれた。
平日は私が出勤だから、
夜ご飯にはなかなか行けずにいた。
でも週末だからってことで、
2人で居酒屋に行った。
二軒目のBARで、
まったり飲んでいた。
:11/01/06 01:30
:F02A
:/HKOEXjk
#763 [歩美]
ソファーのテーブル席があるそのBARは、初めて行ったけどすごくいい雰囲気だった。
私がトイレに立ち、
戻ってくると、
テーブルに何かが増えていた。
お互い頼んだカクテルのグラスと、ピスタチオ・・・
の横に、
包装された長細い箱。
私「なにっ?なにこれ?」
天馬「開ける前に聞いて。
大事な話するから。」
まさか・・・
と思った。
:11/01/06 01:35
:F02A
:/HKOEXjk
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