別れさせ屋
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#1 [歩美]
『別れさせ屋』
という職業があるらしいけど、私はそんな本職ではない。

ただ高校生頃から、人を別れさせるのが好きだっただけ。
友達だろうが、
先輩だろうが、
後輩だろうが、
そんなの関係なかった。

恋愛感情がなくても、
おもしろ半分で別れさせたりもした。


そんな私の
『別れさせ話』
を読んでください。

⏰:10/06/25 00:04 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#2 [歩美]
1≫初仕事。


私が初めてカップルを別れさせたのは、
高校一年になりたての頃。

同じクラスの大嫌いだった女子《香苗》と、
違うクラスの片思いだった男子《吉野》だった。
私は吉野のことが、中学の時からずっと好きだった。

中学三年生のとき、
どこからか私が吉野を好きだという噂が流れて、
そのおかげでけっこういい感じにまでいってた。

吉野とは同じ高校だから、
告白は高校に入ってから・・・
なんてモタモタしてた私に悲劇が起きた。

⏰:10/06/25 00:11 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#3 [歩美]
高校生になり、
吉野とは別々のクラスになって少し焦っていた。
吉野はかっこいい。
モテる。
誰かに捕られそう。

その予感はたった1ヶ月程で的中した。

香苗という同じクラスの小太りが、吉野に告白した。
なんと2人は幼稚園と小学校が一緒だったらしい。

私は吉野と中学で初めて会っただけの仲。
9年と3年じゃ違いすぎ。

再会で香苗は幼かった恋心に再び火がついてしまい、
吉野にも火がついてしまった。

⏰:10/06/25 00:18 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#4 [歩美]
ってか、吉野も昔好きだったんだ。あの小太り。お世辞にも可愛いなんて言えないよ。

2人は休み時間のたびに廊下や階段、様々な場所に出没しては愛を語らっていた。たぶん。

私が吉野のことを好きだと知ってた友人たちは、みんな優しく慰めてくれた。
「もっといい人がいるよ」
「香苗より歩美の方が百倍可愛いよ」
「吉野が見る目ないだけだよ」

嬉しくなかったし、
とにかく香苗が嫌いになった。

⏰:10/06/25 00:31 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#5 [歩美]
私はあからさまに香苗に対して冷たく、キツかった。

さすがに高校生だし、
いじめとかはしなかったけど、聞こえるか聞こえないかくらいの距離で「ブタ」とかは数え切れないくらい言った。
きっと聞こえてたこともあるはず。(笑)

話しかけられたら自然と眉間はシワだらけだったらしい。

香苗と付き合ってから、
吉野は女子とコミュニケーションを取らなくなった。
もちろん私とも。
いい感じだったのに。
2人で帰ったりしたのに。

⏰:10/06/25 00:36 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#6 [歩美]
2人が付き合って2ヶ月が経つと、夏休みに入った。
私は悪友の《真穂》と、
密かに悪巧みを考えていた。


夏休みに入ってすぐ、
2人で遊びに出かけながら話し合った。

真穂「盗っちゃえば?」

私「どうやって?」

真穂「それを考えるんじゃん(笑)」

ああでもない、
こうでもない、と2人で頭をフル回転させた。

⏰:10/06/25 00:42 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#7 [歩美]
散々話し合ったあげく、
いい案は出なかった。
諦めるか、
2人が破局するのを気長に待つしかない。

私は本当に吉野が好きだった。一番好きだったのは体育の時間の吉野。
スポーツ万能で、
足も速い。
頭は悪かったけど、
そんなのどうでもいい。


笑顔も好き。
声も好き。
・・・もうすぐ付き合えると思ってた。
私が先に告白していたら、
私が彼女だった?

⏰:10/06/25 00:49 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#8 [歩美]
真穂と遊んだ日、
家に帰って色々考えていた。
食欲もあまりない。
お母さんは晩ご飯を残した私を心配してくれた。

私「ちょっと体ダルいだけ。
生理だし。」

ってごまかして、
自分の部屋にこもった。
自分の部屋といっても・・・

姉「どーしたのー?」

姉との2人部屋。
私には姉と兄がいる。
姉は6歳上。
兄が4歳上。
少し年が離れているから、兄弟喧嘩なんてほとんどない。
2人とも、私を可愛がってくれる。

⏰:10/06/25 00:55 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#9 [歩美]
姉「クスリ飲んだの?」

私「さっきバファリン飲んだよ。(ウソ)」

姉「歩美は生理痛ひどいもんね。かわいそうに。
あっ!そうそう!これ見てぇ〜♪♪」

姉がハイテンションで私に見せたのは、雑誌だった。

姉「浴衣、買ったげる♪」

私「えっっっ!?」

姉「高校生になったお祝い。優(兄)と折半だけど。」

私はキャーキャー喜び、
雑誌の浴衣特集をルンルン気分で見ていた。

⏰:10/06/25 01:00 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#10 [歩美]
今持ってるのはピンクで子供っぽいから、ここはガラッと黒とかいっちゃおっかなぁ〜?
なんて考えてたら、
姉がこう言った。

姉「彼氏できたら花火大会いっぱい行かなきゃいけないしねっ!」


・・・彼氏・・・。


再び病みモード。
必死に平然を装った。


その日は姉が夜に外出だったから、ようやく1人で考えられる。

⏰:10/06/25 01:04 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#11 [歩美]
1人で雑誌を見たり、
テレビを見たりしてたけど、
急に泣けてきた。

泣く程、
吉野が好きだったなんて。
夏休みに入ったから、しばらく会えない寂しさが涙になったんだと思う。

私は、
急に吉野の声が聞きたくなった。

携帯を取り、
吉野のメモリーを出した。

気付いたら、すでにかけちゃってた。
心臓は今にも破裂しそうだった。

⏰:10/06/25 01:08 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#12 [我輩は匿名である]
僻み屋ですね分かります

⏰:10/06/25 02:03 📱:F906i 🆔:ngcWGGGE


#13 [歩美]
プルル... ガチャッ

吉野「もし〜?」

吉野はたったワンコールで出てくれた。

私「あ、歩美だけども・・・」

香苗は超束縛してるって噂を聞いてたから、私の番号ももう消去されてるだろうなって思ってた。

吉野「名前出てんだからわかるし(笑)」

すごく嬉しかった。

吉野「どした??」

受話器越しに聞こえる吉野の声が優しくて、なんだか胸が痛くて、私は急に泣き出した。

⏰:10/06/25 22:29 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#14 [歩美]
計算でも何でもない。
ただ吉野が好きで、
ただ愛しくて、
ただ無性に会いたかった。


私は電話で何を言ったかはっきり覚えてはいないけど、

「会いたい・・・」

と言ったのは覚えてる。


吉野は、
意外な言葉をくれた。


『今から行ってやる』


訳のわからないうちに電話を切っていていて、
頭が真っ白になった。

⏰:10/06/25 22:31 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#15 [歩美]
吉野と私の家はすぐ近く。
さっきの言葉が本当なら、
きっと15分もすれば会いにくる。

もしかしたら嘘かもしれない。だけど期待は膨らみ、
私は慌てて髪を整え、
携帯を握りしめて待っていた。

15分ほど経った時、
吉野から着信が来た。


『家の前まで来たぞ』


猛ダッシュで階段を駆け下り、お母さんにちょっと出かけると告げ、玄関を開けた。

⏰:10/06/25 22:35 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#16 [歩美]
目の前に、ハァハァと息を切らしている吉野がいた。


吉野「ハァハァ・・・
とりあえず、
公園でも行こう。」

私たちは公園へと歩き出した。

公園に着き、
ベンチに腰掛けた。


吉野「で、急にどうした?」

私「吉野に会いたくなったの。吉野が好き・・・」

沈黙になったかと思うと、
吉野は私を抱きしめ、
耳元でささやいた。

⏰:10/06/25 22:38 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#17 [歩美]
『なんだよ、それ・・・』

顔は見えなかったけど、
少し微笑んだような、
優しい声。

その瞬間、私は頭の中で
「いける」
と確信した。


私を抱きしめたまま、
吉野はなかなか離れなかった。だから私はそのまま告白した。香苗と別れてほしいと懇願した。



吉野はあっさり私を選んだ。

⏰:10/06/25 22:42 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#18 [歩美]
抱き合ったまま、
私と付き合うことになった吉野は、
その場ですぐに香苗に電話をかけた。

電話の向こうで、香苗はかなり拒んでいた感じだった。
5分ほどで、電話は終わった。

吉野「別れたから。」


目の前で別れてくれたことが、私に快感を覚えさせた。
優越感。
自分が勝ったんだ。


それから日が変わるくらいまで2人で愛を語らった。

⏰:10/06/25 22:45 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#19 [歩美]
色々話したけど、
香苗のことは一切話さなかった。聞きたくもなかった。

とにかく今は私が吉野の彼女なんだから。

私は勝ったんだから。


「夏休みはたくさん思い出作ろうね」

「ずっと一緒にいようね」

「大好きだよ」


そんなことを話した。


めでたく彼氏もできたし、
早くお姉ちゃんに浴衣を買ってもらおう。

⏰:10/06/25 22:58 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#20 [歩美]
家に帰って真っ先に真穂に電話をした。

もう寝ていた真穂は、
私の用件を聞くと大声で叫び、目が覚めちゃった♪
と自分のことのように喜んでくれた。

改めて真穂の友情を感じた。


真穂「あれだけ色々別れさせる方法考えたのに、こんなに簡単にいくなんてねーっ(笑)」


ほんとにそうだ。


女の涙に男は弱いって、
本当なんだって思ってしまった。

⏰:10/06/25 23:02 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#21 [歩美]
早速私と吉野はほぼ毎日デートして、
お姉ちゃんとお兄ちゃんに浴衣も買ってもらい、
祭りや花火大会も行けるだけ行った。


吉野の親友の《進藤》と、
進藤の彼女とダブルデートもした。


夏休み中とはいえ、
私と吉野が付き合ったこと=吉野と香苗が別れたことは、
すぐに同級生に広まった。


そして付き合ってすぐに私は長年呼び続けていたた
《吉野》を
名前の《新一》に変えた。

⏰:10/06/25 23:07 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#22 [歩美]
夏休みが終わり、
始業式。

香苗が私たちカップルをうらやむ目は何よりもおいしいものだった。


香苗は陰で私のことを悪く言っていた。
「彼氏を盗られた」だとか
「あいつは泥棒」だとか。
その噂を知った私はある日、
堂々と香苗に対して言った。


『とったんじゃなくて、
新一が私を選んだんじゃん』


そう。つまり、
あんたが負けただけ。


これが原因なのかはわからないけど、香苗は不登校気味になり、1年の間に自主退学した。

⏰:10/06/25 23:15 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#23 [歩美]
今となってみると、
私の
【別れさせ屋魂】
に火をつけたのは、
初めて付き合ったこの新一のせい。

新一があっさり私に乗り換えたせいで、
私はこの快感にハマってしまったんだと思う。


私は、
全ての初体験を新一に捧げた。
キスも、エッチも。

こうして高校1年の私は、
少し大人になった。

⏰:10/06/25 23:19 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#24 [歩美]
2≫無い物ねだり。


新一と付き合って8ヶ月。

3月のまだ寒い時期だった。


冬休みくらいから、
私はすでに新一に飽きていた。新一が私を束縛して、
私は自由が欲しくなった。

もうすぐ2年になる。
1年生と2年生だと、環境や心境も少し変わってくる。

会ってもいつも同じ。
新一の家に行ってエッチするだけ。
クリスマス以来、デートなんてほとんどしなくなっていた。


それでも新一が私を好きなのは変わりなかった。
その気持ちが重かった。

⏰:10/06/25 23:27 📱:F02A 🆔:S.3CzXck


#25 [歩美]
いつも通り、
学校が終わって新一の家に寄る。

新一「バイト?」

私「うん。そろそろ本気で探すつもりだからさ〜。」

周りも半数以上がバイトを始めていて、私もアルバイトがしたくなってた頃。

新一「だから無理。」

私「携帯代とか自分で払ってかなきゃなんないし!」

新一「じゃあ俺が働く!」


新一は私がバイトを始めることを拒否し続けていた。

⏰:10/06/26 01:32 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#26 [歩美]
理由は、バカらしい。

『他の男と出会うから』
って。
だんだんイライラしてきた。
そこまで縛り付けられている苦痛から逃げたかった。


私「まじでいい加減にしてくんない?」


始めてキレた。
喧嘩しても、お互いあんまりキツい言い方なんてなかったけど、限界が来た。


限界=終わり。

⏰:10/06/26 01:37 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#27 [歩美]
私「もう無理。別れて。」


別れを告げた私は、
必死にしがみついて引き止める新一を振り払って家に帰った。

鳴りっぱなしの携帯。
放置した。
あんまりにもしつこいから、
電源を切った。


晩ご飯の時も電源は切ったままで、寝る直前に電源を入れた。

ものすごいメールの数。

一応目を通してみた。

⏰:10/06/26 01:40 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#28 [歩美]
「ごめんなさいm(_ _)m」

「大好きだから心配なんだ」

「電話出てよ・・・」

「もう嫌い・・・?」


どのメールも、
女々しくて、ヘコヘコしてて、なんだか情けなくてダサかった。
こんな男好きだったんだ・・・
と自分を責めた。

勝手な私。


でもそのまま無視を続け、
翌日学校内で別れ話をし、
私たちは終わった。

⏰:10/06/26 01:45 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#29 [歩美]
真穂に一部始終を話した。
でも真穂は私を悪く言わなかった。
それどころか、
私の気持ちを理解してくれた。

真穂「じゃ、バイト見つけていい男探そっ!」

サバサバした性格。

そんな真穂には、
今いい感じの相手がいた。
地元で始めたコンビニのバイト先の先輩。
最近よくその先輩の話を聞いていたから、
余計にアルバイトに対して魅力を感じてた。

⏰:10/06/26 01:49 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#30 [歩美]
私は春休みから始められるアルバイトを探し始めた。

高校生ができるアルバイトは、意外と限られていた。

その中で選んで決めたのが、
小さな居酒屋だった。
個人経営の、超アットホームな居酒屋。

電話をかけ、面接を向かえ、
なんと即採用となった。


《オヤジ》という店長と、条件などを相談した。


週4勤務
時間は5時半〜9時
テスト前でも休まない
この3つ。

⏰:10/06/26 01:56 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#31 [歩美]
オヤジ「ほんなら明日から頼むわなぁ!」

関西出身のオヤジは、最初すごく恐いイメージがあった。

無事にバイトも決まって、
家族に報告すると、
まるで就職祝いかのように豪勢な夕食となった。


春休みを直前に、
ひとつのサヨナラと、
新しいスタートを切った。


学校では、新一と別れたことが広まったけど、新一は元気そうだった。

⏰:10/06/26 07:19 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#32 [歩美]
春休みに入った。


私「生ビールお待たせしました!」

バイトは初めてのことが多すぎて大変だったけど、
春休みに入ってすぐに仕事は慣れてきた。

小さな居酒屋に、
ホールのバイトは全部で5人。その5人でシフトをまわしていた。

夜担当の人とはなかなか顔を合わすことなかったけど、
一度店で飲み会があって、
オヤジに誘ってもらって未成年の私も参加した。

⏰:10/06/26 07:24 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#33 [歩美]
その飲み会で、夜担当のひとたちともようやく顔を合わすことができた。

高校生は私だけだったから、
みんな可愛がってくれたし、
うらやましがられたりした。
その中で特に私を気遣ってくれたのが
《せっちゃん》さん
という当時大学生の男性。
周りからせっちゃんと親しまれているようで、
話した感じちょっとSっぽい肉食男子。(笑)

年上ということと、
Sっぽい雰囲気が私をメロメロにさせてしまった。

お酒を飲んでいたからなおさらフワフワして、ずっとせっちゃんの横に居座った。

⏰:10/06/26 16:24 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#34 [我輩は匿名である]
未成年が飲酒?実話ですよね?

⏰:10/06/26 16:31 📱:F906i 🆔:FnGTQ7cs


#35 [我輩は匿名である]
>>34
なんで飲酒に反応する?
実体験でも過去の話しだしノンフィクの違法話しなんか他のスレでもいっぱいあるだろww
気になさらず続きどうぞ

⏰:10/06/26 17:00 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#36 [我輩は匿名である]
>>35なんで飲酒に反応する?の質問にだけ回答すると"未成年の飲酒は法律で禁止されているから"ですよ?

⏰:10/06/26 19:26 📱:F906i 🆔:FnGTQ7cs


#37 [匿名]
高校生が調子こんで酒飲むな笑

⏰:10/06/26 19:29 📱:SH01A 🆔:8JCtm79g


#38 [我輩は匿名である]
>>36
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-nf/9673/
ここでも違法な行為が記されてるんですがこれは、いいんでつか^^

別に養護したい訳じゃないから俺はレス自重しないが自治厨気取って無駄なレスは止めれwwやるなら徹底して言えwwwwじゃなきゃただの個人批判の粘着だろ

⏰:10/06/26 19:46 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#39 [我輩は匿名である]
>>36
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-nf/9708/
ここも下がってるが違法行為はよ注意してくだしゃwwwwww

⏰:10/06/26 20:00 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#40 [我輩は匿名である]
>>36
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-nf/9668/
見つけたwwwwww
ここの#10見てくれww
全く同じケース!
早く『未成年の飲酒は法律で禁止ですよ!』(キリッ
とか言って来てくらさいwwww

⏰:10/06/26 20:22 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#41 [我輩は匿名である]
P906気持ち悪いW熱くなりすぎ

⏰:10/06/26 20:55 📱:SH903i 🆔:Bo0luIpk


#42 [我輩は匿名である]
>>38-40頭悪そうに見えるからやめとけ

⏰:10/06/26 20:57 📱:N03A 🆔:X6MWQTqo


#43 [我輩は匿名である]
>>41
W←これなに?
>>42
中卒で童貞、ニートですがなにか?

⏰:10/06/26 21:01 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#44 [我輩は匿名である]
言っとくけど俺をあまりナメないほうがいいよ
vipでコテハンやってるしこのスレ潰すくらいの影響力は持ってるから
くだらないことで刺激して後悔しないようにね

⏰:10/06/26 21:08 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#45 [我輩は匿名である]
>>43
意味って(笑)多用してるお前なら意味分かるんじゃないの(笑)(笑)


哀れあげ

⏰:10/06/26 21:09 📱:N03A 🆔:X6MWQTqo


#46 [我輩は匿名である]
俺はこれw
お前これW
知らねーで使ってんのか?なに?皮肉で真似ちゃった訳?

⏰:10/06/26 21:14 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#47 [我輩は匿名である]
>>44絶対顔気持ち悪そう

ゆうてることが
引きこもりのオタク(笑)

⏰:10/06/26 21:18 📱:P10A 🆔:kVmyygn6


#48 [我輩は匿名である]
>>47
釣れたwwwwいまだこんなコピペに釣られるやつが居るとはwwwwwwwwww
vmz.jp/..
コピペにマジレス乙
m9(^Д^)

⏰:10/06/26 21:23 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#49 [我輩は匿名である]
迷惑なので言い争いはいい加減にしてください。

⏰:10/06/26 21:23 📱:T001 🆔:izmHusfA


#50 [我輩は匿名である]
>>49
>>38

⏰:10/06/26 21:28 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#51 [我輩は匿名である]
>>50
あたしは主さんの小説が読みたいからあなたたちのしてる言い争いは迷惑だって言ってるんです!
それを自治厨と言うならあなたはあたしから見たらただの荒らしです!

⏰:10/06/26 21:38 📱:T001 🆔:izmHusfA


#52 [我輩は匿名である]
>>51
いや…自治厨の下りじゃなくレスは、自重しないと書いてたのにレスする奴が居るから答えたまで

⏰:10/06/26 21:43 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#53 [我輩は匿名である]
>>52
あなたが挑発的なレスするから他の人がレスするんですよ!
自重してください!
あたしはこれを最後にここにはもうレスしませんから!

⏰:10/06/26 21:47 📱:T001 🆔:izmHusfA


#54 [我輩は匿名である]
じゃあ解った俺もレスは、自重しよう!
そのかわりに中傷した人が謝罪を主さんと俺にしたら自重する。
俺も悪のりして言い過ぎてすいませんでした!
主さんにもせっかく書いてたのに邪魔してすいませんでした!

後はキモいとか頭わるそうとか荒らしとか言った方々が謝りに来て下さい

⏰:10/06/26 21:53 📱:P906i 🆔:hrCayX9s


#55 [歩美]
もう荒れてしまいましたけど、私は気にせず書いていきますので、読んでくださってる方はどうかこれからもよろしくお願いしますm(_ _)m

⏰:10/06/26 22:55 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#56 [歩美]
2≫無い物ねだり。〜続き〜



せっちゃんは、フワフワしてほろ酔いの私に対して、
誰が見てもあからさまな感じで口説き始めた。

せっちゃん「あゆちゃ〜ん、ほんとに彼氏いないの?」

私「いません。」

せっちゃん「まじでぇ〜?俺もいないよ〜。俺の女になるかぁ?(笑)」

周りも笑ってはいたけど、
だんだん私たち2人をほったらかしにし始めた。

⏰:10/06/26 22:59 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#57 [歩美]
「勝手にやってくれ」

みたいな感じで。

ただオヤジは、
私を娘のように扱ってくれていたから、時々こっちを気にしてくれた。

でも私もフワフワだし、
たぶんせっちゃんもフワフワ。
だからあんまり他のみんなのことなんて気にならなかった。


当たり前のようにせっちゃんと番号を交換して、
もうカップルか!ってぐらいベタベタしていた。

お酒ってこわい。

⏰:10/06/26 23:03 📱:F02A 🆔:d3zQKY3A


#58 [歩美]
途中トイレに行った時、
この数時間のせっちゃんとの会話とかを思い返した。

私、
『俺の女になるか?』
ってフレーズがビシッと胸にささってる。
私ってもしかして、
亭主関白な男性が好き?

新一はそんなキャラじゃなかった。なんなら真逆に近い。

新一は刺激的じゃなかった。

今の私には刺激的な年上男性が合うはず!
って決めつけて、


この飲み会の帰り道にせっちゃんから告白されてOKしたんだ。

⏰:10/06/27 23:46 📱:F02A 🆔:dgTd7eVs


#59 [歩美]
あまりにもうまくいきすぎたせっちゃんとのスタート。

翌日目が覚めると昼になっていて、ふとせっちゃんとの交際スタートを思い出した。

私、彼氏できたんだっけ。

でもね、付き合った翌日1つ気付いたんだ。

せっちゃんは、
メールもくれてなかった。

新一はマメだったから、
付き合ったらすぐにメールの嵐だったのに。

まだ寝てるのかな・・・。

⏰:10/06/27 23:50 📱:F02A 🆔:dgTd7eVs


#60 [歩美]
結局夜になっても、せっちゃんからは何の連絡もなかった。

その日はバイト休みだったから、せっちゃんが勤務する10時より少し前にメールを送ってみた。


〈起きてますか??〉


送信後、すぐに着信がきた。


せっちゃん「今からバイトだけど、どした?」


えっ・・・???
ど、どしたって・・・ナニ???

⏰:10/06/27 23:55 📱:F02A 🆔:dgTd7eVs


#61 [歩美]
まさかまさか、
昨日の告白を覚えてないとかっっ!?
酔った勢いってやつ!?


私「ど、ど、どーもしないよぉ〜(笑)」


せっちゃん「なんだよそれ(笑)今からバイトだし、また終わったら連絡する!」

一方的に電話は切れ、
私は意味不明状態。

これって、
付き合ってない感じか??

ひとまず晩ご飯を食べに降りて、お風呂に入ってじっくり考えた。

⏰:10/06/27 23:58 📱:F02A 🆔:dgTd7eVs


#62 [歩美]
もしせっちゃんが昨日のことを覚えていないなら、
まだそんなに好きじゃないし私も忘れてしまおう。

覚えているならそれでいい。


お風呂から上がると、
せっちゃんから1通メールが来てた。


〈今日夜中ちょっと会お〉

えっ?
まさかまさか早速お別れ話でっか??(笑)



夜中1時に、
こっそり家を抜け出した。

⏰:10/06/28 00:01 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#63 [歩美]
近くの公園で待ち合わせた。

ここは、
新一と付き合った思い出の場所だ・・・。

せっちゃんは原付に座ったままで、私はベンチに腰掛けた。


せっちゃん「とりあえず、
昨日言ったことはマジだから。」

私「昨日言ったこと?」

せっちゃん「俺の女になってくれって。」

私「・・・覚えてないのかと思った。」

せっちゃん「んなわけねーだろ(笑)」

⏰:10/06/28 00:07 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#64 [歩美]
覚えてくれてたみたいで、
とりあえず一安心。

せっちゃんは、
あんまりメールとか連絡はマメじゃないって言った。

私は少しそこが気になったけど、それ以上に、せっちゃんのことをもっと色々知りたかった。

だから、大学生で遅くまでバイトしてるせっちゃんには、
いつもどこか遠慮してしまっていた。
会いたいとも言えない。
もっと話したいとも言えない。

付き合って2週間くらいで、寂しさが溢れてきた。

⏰:10/06/28 00:10 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#65 [歩美]
春休みが明けて、
仲のいい友達には彼氏ができたことを一応報告した。

と同時に、
寂しいってことも話した。

相談しながら自問自答していた。そういえば私って、せっちゃんのことほとんど知らない。

まだ2回くらいしか2人で会ってないし、
しかもキス止まり。


次にせっちゃんと会った時、
私は色々不満だったことを泣きながら明かしてしまった。


せっちゃんは、
「わかった。とりあえずゆっくり話せるとこ移動しよ。」
と私の手を握った。

⏰:10/06/28 00:19 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#66 [歩美]
せっちゃんのバイク(二人乗り可)にまたがって、しばらくすると、そこはホテル街だった。
行ってみたいとは思っていたけど、まさかこんな日に来るとは思ってもいなかった。

せっちゃんは慣れた感じですぐに部屋を選び、エレベーターに乗り部屋に入るようにうながされた。


せっちゃん「さて。
まぁあゆも座れよ。」

言われた通りソファーに座ると、いきなりせっちゃんは抱きついてきた。


「ごめんな。
寂しい思いさせて。」

⏰:10/06/28 01:04 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#67 [歩美]
せっちゃんらしくない行動だった。
いつものせっちゃんはそんな人じゃない。
でも、なんだか嬉しくてまた涙が出てきた。

せっちゃんは私の涙をパパっと拭いながら、
「泣くな(笑)」
って言った。
その少し冷たいとこがせっちゃんらしい。
でも、こんな時くらいもっと優しくしてほしかった。

そのまま私の不満に対して話し合うことはなく、
初めてせっちゃんとエッチした。


新一のやり方と全然違った。

⏰:10/06/28 01:08 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#68 [歩美]
せっちゃんは終わったらすぐ煙草を吸って、イチャイチャも会話もないままシャワーを浴びに行った。

一気に孤独を感じた。
なんだか自分が惨めだった。


新一に、
会いたくなった・・・。


せっちゃんと付き合ってから、新一のことを思い出すことが増えた。

新一に飽きたのは私のくせに。束縛がうっとうしくて、
自由が欲しくて、新一と真逆なせっちゃんと付き合ったのに。

⏰:10/06/28 01:11 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#69 [歩美]
でも私はその気持ちをグッと押し殺した。

今は、せっちゃんが好き。
もちろんそれは嘘じゃないから。側にいたいと思うから。


ホテルを出ると、
せっちゃんはバイトがあるからと言って私を送って帰っていった。

なんて呆気ないんだろ。



せっちゃんと付き合ってることは、バイト先のオヤジもみんな知ってた。

⏰:10/06/28 01:14 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#70 [歩美]
バイトで一緒に入ることが多い《シゲ》さん(男性)に、せっちゃんとのことを相談した。

シゲさんはせっちゃんと同い年だけど、フリーターだから夕方も夜もローテーションしてる。せっちゃんとも仲良し。

私が不満に感じてることを、
あれこれ話した。


シゲさんは私に言った。

『それは無い物ねだりだ。』


無い物ねだり・・・
言われて図星だった。
確かにそうだ。

⏰:10/06/28 01:17 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#71 [歩美]
新一といると、
束縛されない自由
が欲しくなった。

自由になると、
刺激が欲しくなった。

せっちゃんといると、
刺激より安心が欲しくなった。安心というより、
優しくて私を愛してくれた、
新一が欲しくなった・・・。


無い物ねだりだ。

ただのワガママだ。


私「でもねシゲさん。
本当にせっちゃんのこと好きなんだよ。」

⏰:10/06/28 01:22 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#72 [歩美]
シゲさんは少し黙って、
オヤジが話を聞いていないか確認したあと、
小声で私に言った。

シゲ「せっちゃんにはな、歩美ちゃん以外に気のある女がいると思うんだ・・・」

私「・・・え・・・?」

シゲ「いやっ、
二股とかではないんだ。
元カノを忘れてないんじゃないかと思うんだ・・・。」


初耳だった。

せっちゃんとお互い元恋人の話なんてしたことないし。

⏰:10/06/28 01:27 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#73 [歩美]
そう言えば、付き合ってすぐに気になってたことがあった。

せっちゃんは一人暮らしだって言ってたのに、一度も家に入れてくれたことがなかった。

それは元カノと何か関係してるのか、シゲさんに聞いてみると、案の定。

シゲ「たぶん、
元カノの物とかそのまんまなんじゃねーかな・・・
半同棲してたし。」


は、半同棲・・・。


どん底まで凹んだ。

⏰:10/06/28 17:01 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#74 [歩美]
シゲさんに聞いたことをまとめると、

せっちゃんは約1ヶ月前まで年上彼女(想像だけど超美人)と半同棲していた。
せっちゃんが卒業したら結婚の約束までしていたとか。
でも色々あって別れてしまって、でもせっちゃんには未練があって、元カノの帰りを待ってる疑惑。

私と付き合ったのは、
元カノを忘れるため・・・?


悲しさもあったし、
悔しさや怒りもあった。

でも、別れたくない私は、
シゲさんから何も聞かなかったことにして胸にしまった。

⏰:10/06/28 17:05 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#75 [歩美]
絶対にせっちゃんを渡したくなかった。

だから、せっちゃんがもっと私を好きになってくれるように努力しようと決めた。
純粋な高校2年生だった。


シゲさんに相談してから、
今まで以上にせっちゃんに対して遠慮をするようになった。

でも、それを知ってか知らずか、日に日にせっちゃんの態度が変わってきた。


やっと私を愛してくれるようになったような。

⏰:10/06/28 17:08 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#76 [歩美]
私に会いたいからと1時間も早くバイト先にきたりした。


私は自分が優位に立ったようないい気分になっていった。


夏休みになると、

「心配だから海とか行くな」
とか、
「ナンパされたらすぐ電話しろ」
とか、今まではなかった独占欲も出てきた。

柄にもなく、
記念日にメールをしてくるのが当たり前になり、
嫌いって言ってたプリクラも大好きになった。(笑)

⏰:10/06/28 17:11 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#77 [歩美]
でも、私の目標はせっちゃんの家をクリアすること。
つまり家に入ること。

付き合って3ヶ月が経ったけど、まだ家には呼ばれていなかった。

でもこの3ヶ月で、せっちゃんのことは色々わかってきた。
バイトはオヤジの店だけじゃなく、引っ越しのバイトや夜中のカラオケもしていた。
家賃や生活費のために、それくらい働かなきゃいけないって。

疲れてるはずなのに、
せっちゃんは週に5日は必ず私に会いに来た。

⏰:10/06/28 17:15 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#78 [歩美]
せっちゃんが大学の飲み会って言っても、私は嫌な顔1つしなかった。
愛されてる自信がでてきてたから平気だった。
飲み会の後は必ず私に会いに来てくれたし、

せっちゃんは、
最初とは全く違う彼氏になってくれた。
私が理想とした彼氏。
元カノ絡み以外は、
本当に文句もなかったし、
いい彼氏だった。


なのに、
付き合って5ヶ月になる頃――。
私たちの何かが狂った。

⏰:10/06/28 17:19 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#79 [歩美]
私「なんでダメなの!?」

せっちゃん「嫌だから。」

小学校の同窓会のお知らせがあって、私は行きたいとせっちゃんに話した。

せっちゃん「まだ何年かしか経ってねぇーんだから行かなくてもいいだろ。」

私「・・・。」


1度は諦めた。


でも、日にちが迫ってきた時に気付いた!
同窓会の日は、
せっちゃんに先輩の結婚式という大切な予定があって、
実家に帰る!

⏰:10/06/28 17:23 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#80 [歩美]
実家に帰る&実家に一泊と言っていた。

・・・バレない。
行ける!!!

私は同窓会に参加の返事を出し、せっちゃんには内緒で行くことにした。



真穂「てか、バレたらまじ笑うからね〜(笑)」


バイトがない放課後、
今日は真穂と2人でマックでデート。
同窓会は真穂も参加する。
せっちゃんに黙って行くと話した。

⏰:10/06/28 17:29 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#81 [歩美]
私「せっちゃんだって元カノのこと隠したまんまだし、これでおあいこじゃん(笑)」

真穂「まぁね。それにしてもせっちゃんは変わったね〜。」

真穂には全て話してる。
だっていつでも私の味方でいてくれるもん。

真穂「楽しみだね、同窓会。」

同窓会に行きたかったのは、
みんなに会いたいってのももちろんあったけど、
小学校の時に初恋してた島田くんに久しぶりに会いたかったから。
島田くんは6年生で転校しちゃった超男前の子。

⏰:10/06/28 17:34 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#82 [歩美]
ほとんどが同じ中学に行ったなじみの同級生だけど、

島田くんみたいに途中で転校しちゃった子が何人かいて、
転校した子の同窓会の出席率もいいらしい。

だから同窓会に向けて私は張り切っていた。

せっちゃんにはバレないようにしながら。

同窓会は土曜日。
せっちゃんも土曜日が結婚式。金曜日から帰省して、日曜日に帰ってくる。
土曜日は結婚式のあと2次会や3次会があるって言ってたからそんなに連絡もないはず。

⏰:10/06/28 17:38 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#83 [歩美]
そして金曜日。
せっちゃんを駅までお見送りしていた。


せっちゃん「明日ちゃんと家にいろよ?
同窓会行ったら殺すから。」

って念押しされた。

殺されちゃうよ私(笑)

私「わかってます。」

せっちゃん「じゃあな。」


せっちゃんを乗せた電車は出発しんこーう。
私の自由な時間もスタート。

⏰:10/06/28 17:42 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#84 [歩美]
金曜日はバイトがあった。


オヤジ「せっちゃんが実家帰って寂しないかぁ?(笑)」

私「あはは。(全然寂しくないです・・・なんて言えない)」


シゲ「うまくいってるみたいだな♪」

私「シゲさんっ!
その節はお世話になりました♪(笑)」

シゲ「いつの間にかせっちゃん、歩美ちゃんにメロメロだぞっっ♪俺と夜入っても歩美ちゃんとのノロケ話ばっか!(笑)」


え、そうだったんだ。

⏰:10/06/28 19:07 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#85 [歩美]
シゲさんからそんなこと聞いて、明日の同窓会行くことにすごく罪悪感があった。

でも、行きたいし。
てか、行くし。


バイトが終わって、
家に帰った。

お風呂はいつもより長かった。女子には色々あるから(笑)


明日は6時に小学校前に集合。みんなで晩ご飯を食べて、
カラオケに行く。

それまで真穂や、
地元の幼なじみ女子で集まって遊ぶ約束だった。

⏰:10/06/28 19:13 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#86 [歩美]
――土曜日。

朝からせっちゃんはメールと電話をしてきた。

心配されて嬉しいはずが、
「うっとーしい」
としか思えなかった。
それが無い物ねだりであって、私のワガママなのはよくわかってた。


昼1時に真穂たちと待ち合わせて、いつものようにマックに入った。

それぞれが彼氏の話や、
バイトの話。
女が集まるといつまでも喋ってられる。

⏰:10/06/28 20:39 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#87 [歩美]
3≫欲張り。


「『久しぶりー!!』」

6時になり、
小学校前にぞろぞろと同級生が集まった。
全部で40人いるらしい。

店はすでに予約してあって、
みんなで移動した。


道中、私は声をかけられた。
振り返ると島田くんだった。
相変わらず男前♪♪

島田「歩美超キレイになったな!やっぱ女は変わるなっ!」

初恋の人にそんなこと言われて喜ばない奴はいない。

⏰:10/06/28 20:43 📱:F02A 🆔:9jyYKOic


#88 [歩美]
私が島田と話しながら歩いていると、真穂たちはさりげなく私たちと距離をあけて歩いた。

島田が初恋の相手ってみんな知ってる。
私に彼氏がいることも知ってる。
ほんっと、真穂を筆頭に小悪魔な女の集まりだ。(笑)


店に着くと、
とりあえず男女離れて座った。

あちこちで小学校時代の懐かしい話が飛び交う。

お酒が飲めないことをブーブー言い出す子もチラホラ。

⏰:10/06/29 00:57 📱:F02A 🆔:OnsNRxhw


#89 [歩美]
食事を終え、
どうしても飲みたい子たちが、1番ふけ顔の同級生にお酒を買いに行かせて、
小学校近くのちょっとした広場で飲み始めた。

お酒を飲まない子たちは、
散らばってそれぞれ話し込んだり、缶けりとかしてた。


私や真穂たちはお酒グループで、どんちゃん騒ぎをしていた。

1時間ほどして、
カラオケに移動した。


門限がある子は帰っていった。

⏰:10/06/29 01:01 📱:F02A 🆔:OnsNRxhw


#90 [歩美]
真穂「歩美、せっちゃん大丈夫なの?」

真穂が小声で聞いてきた。

6時以降、せっちゃんから着信もメールもなかった。
だからせっちゃんの存在をすっかり忘れていた。

私「たぶんせっちゃんも二次会とかで盛り上がってるんじゃないかな?」

気楽だった。


カラオケをしてかなり盛り上がってきた時、ふと携帯を見ると着信やメールがかなりあった。全部せっちゃんからだった。

⏰:10/06/29 15:20 📱:F02A 🆔:OnsNRxhw


#91 [歩美]
〈超酔っぱらった〜〉

〈歩美愛してる

〈なんで電話出ねぇの?〉

〈もう寝たのか?〉


私は寝たことにして、
一切返信しなかった。


カラオケで、
島田と隣同士になり、お互い体くっつけて一冊の曲本を見合っていた。

トイレに行った時、
島田に外に出ようと言われた。
私は島田とこっそりカラオケの外に出た。

⏰:10/06/29 15:25 📱:F02A 🆔:OnsNRxhw


#92 [歩美]
島田は酔っていたみたいで、
いきなりキスしてきた。

抵抗もしない私。

島田を自分のモノにしたくて、彼氏もいないと嘘をついた。
その結果、連絡先を交換して、一気に付き合う前提みたいになった。

でも、さすがにまずい。
今付き合ったら私は二股になる。そんな勇気はなくて、

「まだ再会したばっかだし!」
ってひとまずお付き合いをストップした。


島田は私のモノになる。

⏰:10/06/29 15:29 📱:F02A 🆔:OnsNRxhw


#93 [歩美]
島田と付き合う気になった私は、まずカラオケに戻り、真穂を呼び出して抜け出した間の一部始終を話した。

真穂「まじでっ?歩美モテ期じゃん!(笑)うらやまし♪
せっちゃん捨てるの?」

私「捨てるのもなぁ〜・・・」


最低な会話。(笑)

真穂「二股は?」

私「せっちゃんにバレたら私殺されるって(笑)」


まぁ、ほどほどにせっちゃんとサヨナラしよう。

⏰:10/06/29 15:33 📱:F02A 🆔:OnsNRxhw


#94 [歩美]
島田を選んだのは単純に外見判断だった。
島田のほうが男前。
島田のほうが私のタイプの顔だったから。

ちょうどせっちゃんに飽きていたし。

でも、シゲさんには申し訳ないな。あんなに相談乗ってくれたのに。

せっちゃんと別れるには、
まだ一歩踏み込めそうにないと気付いた。



「『お疲れーーー!!!』」


朝、解散した。

⏰:10/06/29 15:36 📱:F02A 🆔:OnsNRxhw


#95 [歩美]
日曜日はせっちゃんとデートの約束があったから、
帰ってお風呂に入って、
メールをした。

〈昨日寝ちゃってた(>_<)〉

メールはすぐに帰ってきた。

〈今帰りの新幹線だから駅までお迎え来てくれる?〉


もう帰ってきてるんだ・・・
寝れないじゃん・・・

〈わかった〉


結局一睡もせず、
用意をして駅へ向かった。

⏰:10/06/29 19:06 📱:F02A 🆔:OnsNRxhw


#96 [歩美]
駅でせっちゃんを待ってる間に、携帯にロックをかけた。

いつ島田から連絡があるかわからない。
いつもはカバンに入れてる携帯を、ポケットに入れた。


せっちゃんが帰ってきて、
朝ご飯を食べに行った。
結婚式が相当良かったみたいで、ずっと結婚式の話ばかりしていた。

私はどこか上の空だった。
頭の中には、せっちゃんじゃない人がいたから。


せっちゃん「歩美?聞いてる?」

⏰:10/06/29 19:10 📱:F02A 🆔:OnsNRxhw


#97 [歩美]
私「えっ?」

せっちゃん「だから、うち来るか?って。」


ッッッッ!!?

うち!?せっちゃん家!?
まさかこのタイミングで目標クリア!?(笑)


別れる方向でいた私を、
せっちゃんは自宅に招いた。


せっちゃん「散らかってるけど。」

せっちゃんが部屋の鍵を開け、中に入れてもらった。

⏰:10/06/29 19:15 📱:F02A 🆔:OnsNRxhw


#98 [歩美]
本当に散らかっていた。(笑)

食べた物がそのままってことはなかったけど、
服やらパンツやらが散らばっていて、
教科書やルーズリーフが積み上げられていた。
さすが学生の一人暮らし。

ワンルームで、ほとんど黒か茶色が多いなか、
ちらほら赤やピンクの物が混じっていた。
きっと元カノの好みなんだろうな。
小さな加湿器とか、鏡とか。


ベッドには、枕が2つ・・・。

⏰:10/06/30 02:52 📱:F02A 🆔:eeXSZYmM


#99 [歩美]
シゲさんから半同棲していた元カノの存在は聞いていたけど、せっちゃんからは相変わらずなにも聞いてないから、
私もあえて触れずにいた。

せっちゃんは私を座らせると、お茶を出してくれた。

あんまりキョロキョロもできず、ひたすらお茶の入ったコップを凝視していた。


せっちゃん「なっ?散らかってるだろ?(笑)」

私「かなりね。(笑)」


そして進められるまませっちゃん好みの音楽を聞かされ、
せっちゃんの卒業アルバムを見たりした。

⏰:10/06/30 02:55 📱:F02A 🆔:eeXSZYmM


#100 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>50-100

⏰:10/06/30 23:46 📱:W62SH 🆔:GqtkQYcg


#101 [歩美]
しばらくまったりしていたら、突然せっちゃんが抱きついてきた。
あんまりにも急で、
私はそのまま押し倒された形になった。


せっちゃん「今から話すこと、真剣に聞いてくれるか?」

いいえ。なんて言えるわけもなく、勢いに圧倒されて首をタテに振った。


せっちゃんはようやく話してくれた。
この部屋で、元カノと一緒に暮らしていたことを。
そして、私と付き合った時はまだ元カノが好きだったことも。

⏰:10/07/01 00:08 📱:F02A 🆔:Kjt9WnB6


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