別れさせ屋
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#198 [歩美]
新一「まじなの?あいつが言ってたこと・・・。」

私は頷いた。
進藤がどこまで話したのかは知らない。
でも、全部話したはず。

新一「・・・本気なんだよな?」

私はそれまでそらしていた目を新一に向けた。


《本気じゃない!!!》


って正直に言えば良かった。
なのに私の口から出たのは、

「うん。」

だった。

⏰:10/07/13 00:43 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#199 [歩美]
新一に会って、
こうやって急いで事実確認をされて、
私は気付いた。
ううん、わかってた。


私は、
新一が好きなんだって・・・。


でも、あの時は言えなかった。雰囲気や空気がそうさせたのかは、わからない。

だけど、

『進藤のことは遊び』

って言っちゃったら、
それこそ新一がどっか離れちゃう気がしたんだ。

⏰:10/07/13 00:47 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#200 [歩美]
新一は立ち上がり、
私から少し離れてふり返った。

新一「俺らの仲はもう終わりだな。」


新一にそう告げられ、
私は息が止まりそうなくらい苦しくなった。
まさか新一に終わりを告げられるなんて・・・。


《今までごめんなさい。》
言葉は何も出てこなくて、
必死に心の中と頭の中で謝った。何度も何度も。
新一を傷つけたことを。

⏰:10/07/13 00:52 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#201 [歩美]
新一はそのまま帰ってしまった。
私は全く動けなかった。


寒い12月の半ば。
新一に着せてもらったダウンが、ちっともあったかくなかったよ・・・。



どれくらい放心状態だったかわからないけど、ふと我にかえり、時間を見ようとポケットから携帯を取り出そうとした。

あれっ、
携帯がない。

私は携帯も持たずに出てきてしまっていた。

⏰:10/07/13 00:55 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#202 [歩美]
普段片時も手放さない携帯を置いてくるほど、
新一が迎えにきた時慌ててたんだ・・・。


進藤とのことを新一に知られたことが、
そんなに私を慌てさせたんだ。


そんなに新一を失うのが、
怖かったんだ・・・。


バカな私。


寒さに震えながら、
帰宅した。

⏰:10/07/13 00:59 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#203 [歩美]
家に帰り、
新一のダウンを脱ぐ。
このダウン、
どうしたらいいの。
返さなきゃ。でも、もう会えない。
家のドアにかけといたらいいの?

やだ・・・。

会って返せないなら、
このまま私が持ってたいよ。


携帯には、
着信の全てが進藤の名前。

メールも10件以上きていた。

「電話出ろよ」
「早く出てくれよ」
「新一と会ってんのか」

⏰:10/07/13 01:05 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#204 [歩美]
メールを全部見終わらないうちにまた携帯が鳴り、
通話になってしまった。

私「もしもし」

進藤「はぁ。」

進藤は大きく息を吐いた。

進藤「新一が来たんだろ。
歩美と関わらないでくれって言ったからな。
俺は新一より、
歩美が大事だ。」


全然心に響かない。


私「勝手なことしないで。
もう連絡しないで。」

⏰:10/07/13 01:09 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#205 [歩美]
一方的に電話を切り、
電源も切った。

もう進藤の顔なんて見たくない。もちろん付き合う気も全くなくなった。
一瞬でも進藤に揺らいだ自分が情けない。


自分がまいた種。
わかってる。
だけど違う。
全部進藤のせい。

人のせいにするしか、
今の私にはできなかった。


私はカップルだけじゃなく、
友情まで壊してしまった。

⏰:10/07/13 01:13 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#206 []
おもしろい

俺も同じ考えだ

⏰:10/07/13 15:20 📱:SO903i 🆔:OUtep8aU


#207 [我輩は匿名である]
>>001-100
>>101-200
>>201-300

⏰:10/07/13 16:19 📱:SH004 🆔:6V6Ul1eE


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