別れさせ屋
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#253 [歩美]
ナンパ相手は真穂の反応に、
「イケる」
と確信したのか、
目の前に座り込んだ。


「何歳ー?」
「どっから来たの?」
「なんて名前?」

全ての問いに真穂はスラスラ答えた。

とうとう私も餌食に。

「そっちのお方はなんて名前なの?」

聞いてきた相手の顔をようやく見てみた。
・・・普通。(笑)

⏰:10/08/01 23:04 📱:F02A 🆔:PP3A9/ks


#254 [歩美]
私「あゆみ。」

「そっかぁ!
俺はまもる君!
でコイツは龍太郎君!」


ベラベラ喋り、
色白の方がまもる。

あんまり喋らなくて、
色黒の方が龍太郎だった。

自然と4人で話し込む形になってしまった。
偶然にも全員同い年だった。


まもる「2人は彼氏とかいんの?」

私は真穂の出方を待った。

⏰:10/08/01 23:08 📱:F02A 🆔:PP3A9/ks


#255 [歩美]
真穂「一応いるよっ!」

一応!!!???
なんなのクソ女!!!

まもる「一応って?(笑)」

そうなるよねー。
誰だって
《一応≫
の意味聞いてみるよねー。
あるあるパターンだねー。

真穂「まぁ、色々あんの!」

あーそうだよねー。
実は歩美の元カレとコソコソ付き合ってんのとか私の前で言わないよねー。

なんか、
新一がかわいそうだよ。
私の大切な元カレなのに。

⏰:10/08/01 23:13 📱:F02A 🆔:PP3A9/ks


#256 [歩美]
ナンパによって、
私には復讐心が芽生えた。



結局この日は4人で飲みに行くことになった。

ひとまず楽しいフリをして、
真穂を調子に乗らせよう。
楽しいフリとか得意分野だし。
真穂は龍太郎狙いだった。
たぶん、女の子100人に聞いたら99人は龍太郎派だと思う。
まもるは悪い奴じゃなさそうだけど、
ちょっとうるさい。(笑)


真穂はかなりお酒がすすみ、
頬を赤らめはじめた。

⏰:10/08/01 23:17 📱:F02A 🆔:PP3A9/ks


#257 [歩美]
焼酎ばかり飲む私に対して、

龍太郎「自分、酒強いね。」

龍太郎が私に話しかけた初めての言葉。

歩美「チューハイとかカクテルは悪酔いするから。」

龍太郎「水商売?」

歩美「よくわかったね(笑)」

龍太郎「なんとなく(笑)」


龍太郎と会話が成立するとは思ってなかったから、なんとなく優越感があった。

⏰:10/08/01 23:21 📱:F02A 🆔:PP3A9/ks


#258 [歩美]
私がトイレに立つと、
真穂がついてきた。

真穂「ちょっと〜龍ちゃんは私が狙ってるんだから〜(笑)」

酔っ払ってご機嫌な様子。

私「わかってるよ♪
てか、彼氏大丈夫なの?」

真穂「大丈夫だよーん♪
私もトイレするから、
カバン持っててぇ。」

持って入ればいいのに、
酔っ払ってるせいか、カバンを私に預ける意味不明な行動。

でもおかげでひらめいた。

⏰:10/08/01 23:26 📱:F02A 🆔:PP3A9/ks


#259 [我輩は匿名である]
期待あげ

⏰:10/08/02 18:54 📱:W51H 🆔:aLhtWWP.


#260 [我輩は匿名である]
きになる!

⏰:10/08/03 00:48 📱:SH02A 🆔:KfTm1YGQ


#261 [歩美]
真穂のカバンを持ったまま、
私はトイレに入った。

絶対にやってはいけないことをした。
真穂の携帯から、
新一のアドレスを頂いた。


新一は、
《ダーリン》
というフォルダにいた。
やっぱり2人は付き合ってたんだ・・・。


私は新一のアドレスを登録し、真穂にカバンを返し、
何もなかったかのようにトイレを後にした。

⏰:10/08/03 09:05 📱:F02A 🆔:dW2kFW9M


#262 [歩美]
2人で席に戻ると、
男子2人の位置が変わっていて、
真穂は迷うことなく龍太郎の隣に座った。

私はだんだんおもしろくなってきた。
真穂にそんな欲張りはさせない。欲しいものを2つ手に入れようだなんて、
絶対させない。

真穂の得たもののうち1つが、《新一》
じゃなかったら、
私はこんなこと思わなかった。
新一だからこそ腹がたつ。
新一だからこそ取り返したくなった。

⏰:10/08/03 13:49 📱:F02A 🆔:dW2kFW9M


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