別れさせ屋
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#308 [歩美]
待ち合わせ場所には、
すでに黒のオデッセイが停まっていた。
あれは、
全く車なんて興味なかった私が、初めて覚えた車だった。
今でも黒のオデッセイを見ると思い出す。
私「お待たせーっ。」
龍太郎「何食いたい?」
私「何でもいい(笑)」
龍太郎「それ1番困りますよお姉さん(笑)」
:10/08/20 17:15
:F02A
:AKrhXyok
#309 [我輩は匿名である]
:10/08/21 13:26
:N703iD
:FZbTI8Kw
#310 [我輩は匿名である]
気になる枕X新頑張ってください
:10/08/22 07:36
:W63H
:7g.M9jCE
#311 [歩美]
匿名さん≫
ありがとうございます

頑張ります

:10/08/23 01:04
:F02A
:gZCXLZHo
#312 [歩美]
結局車でウロウロして、
気付いたら1時間以上が経過して、景色はだんだん山の方へ近付いていっていた。
山・・・?
あの山は、
夜景スポットで有名な山。
まさか、龍太郎・・・?
期待を抱きつつも、
あえてギリギリまで気付いていないフリを通して車内で話を続けていた。
車がだんだん山を登っていく。さすがに私も尋ねてみた。
私「山ん中にご飯食べるとこあるの?」
:10/08/23 01:07
:F02A
:gZCXLZHo
#313 [歩美]
龍太郎はチラっとこっちを見て、笑い出した。
龍太郎「たぶん民家ぐらいしかないだろー(笑)
歩美、天然か?(笑)」
夜景に連れていこうとしてるんでしょ?
わかってるよ(笑)
でもね、
素直に嬉しかった。
私、夜景って見たことなかったんだよね。
やがて頂上付近に着き、
龍太郎は車を停めた。
龍太郎「いいもん見せてやるからおいで。」
:10/08/23 01:10
:F02A
:gZCXLZHo
#314 [歩美]
龍太郎は助手席のドアをあけ、私を連れ出した。
少し移動すると、
そこには絶景があった。
私「うわぁ・・・」
龍太郎「どう?」
私「キレイ・・・」
街の灯り、
電灯、
星。
こんなにもキレイだなんて思わなかった。
夜景に連れていくっていう、
まさにありがちなパターンに私はメロメロだった。
:10/08/23 01:13
:F02A
:gZCXLZHo
#315 [歩美]
適当な場所に腰掛け、
しばらく2人静かに夜景を眺めていた。
龍太郎って、
見かけによらずロマンチストなんだなって思った。
突然、
龍太郎に手を握られた。
私が龍太郎の方を見ると、
照れくさそうに顔をそらしながら、こう言った。
龍太郎「・・・好きな女ができたら、・・・ここに連れてくるつもりだった。」
真っ直ぐな言い方じゃない。
目を見て言われてもいない。
なのに、すごく龍太郎が愛しくなったよ。
:10/08/23 01:17
:F02A
:gZCXLZHo
#316 [歩美]
龍太郎はそのまま私を抱きしめてきた。
私も、
手に力をこめて抱きついた。
それが、
私の返事だったから。
抱き合ったまま、
しばらくは余韻と龍太郎の香水の匂いに浸っていた。
私、
龍太郎のこと大好きになるかもしれないよ。
私、
今までの自分と決別するよ。
いい女になるよ・・・。
:10/08/23 01:22
:F02A
:gZCXLZHo
#317 [歩美]
こうして8月28日、
私と龍太郎は付き合うことになった。
正式に「付き合って」って言葉をもらったわけじゃないけど、私たちにとって大切な記念日。大切なスタートになった日。
帰りの車内は、
お互いどこか照れくさかったよね。
でも、彼氏彼女だから、
バイバイの時はチュウ・・・
って思ったのにチュウなかった。(笑)
またまた見かけによらず、
奥手な龍太郎坊や。(笑)
:10/08/23 01:30
:F02A
:gZCXLZHo
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