別れさせ屋
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#438 [歩美]
龍太郎が浮気。
もちろん素直に受け入れたくはない。
決まったわけでもない。

だけど、
思い当たる節が他にもあった。
それは、クリスマス。

24日の晩〜25日の夕方まで、
龍太郎には空白の時間があったから。


――クリスマスイブ

龍太郎は、得意先と食事だといっていた。
そして、25日の夕方に
〈今起きた〉
とメールがきた。

⏰:10/09/07 01:48 📱:F02A 🆔:ipWlqRcw


#439 []
続きを早くー

⏰:10/09/07 01:59 📱:L03A 🆔:jrrylXpI


#440 [我輩は匿名である]
書き方わかりやすいし
おもしろいです
毎日更新楽しみにしてます

⏰:10/09/07 07:44 📱:F02A 🆔:BlJ8TEjY


#441 [歩美]
さん
匿名さん

ありがとうございます

⏰:10/09/08 01:02 📱:F02A 🆔:Nxat2HVE


#442 [歩美]
信じるしかなかった。
得意先の付き合いでクリスマスを過ごしたことを。
もちろん疑った。
でも、
問いつめずに我慢した。

クリスマスは帰ってこれないと聞かされたのは直前だった。

だから年始に、初詣に行って、お互い何かプレゼントを選びに行って2人で遅くなったクリスマスしようって約束してた。

それがあの喧嘩で・・・。

あの年始ですら、
連絡のとれない空白の時間があった。

⏰:10/09/08 01:07 📱:F02A 🆔:Nxat2HVE


#443 [歩美]
奈々子「次いつ会うの?」

私「わかんない・・・。」

なにせ、いつ大阪に帰ったのかもわかんないままだし、
また連絡がこないまま。
さすがにもう大阪に着いてるはずなのに、こんなに連絡がなかったら、
疑う以外できないよね。

奈々子「電話してみたら?」

夜中の1時。
かけたって、きっと寝てる。
もし起きてたとしても、
今さら何を話せばいいのかもわからないよ。

でも奈々子が強く背中を押し、龍太郎に電話してみることに。

⏰:10/09/08 01:11 📱:F02A 🆔:Nxat2HVE


#444 [歩美]
プルッと鳴った瞬間、
心臓が止まってしまいそうなくらい息辛く、苦しくなった。

もし出たら、
まずはなんて言おう・・・。

五回くらいコールを鳴らした時、プツッと音がした。

出た!!!!!
そう思う間もなく、
私の耳に聞こえてきたのは、

プーッ プーッ プーッ

という虚しい音だった。


私「切られちゃった・・・」

固まる私。
一緒になって固まる奈々子。

⏰:10/09/08 01:20 📱:F02A 🆔:Nxat2HVE


#445 [歩美]
再び体が動くようになった私は、ヤケになり、
もう一度電話をかけた。

さっきより心臓はさらに激しく暴れる。

結果は同じだった。

もう一度、もう一度と、
五回くらいかけた。

五回目には、
もう心臓は暴れなくなっていた。
断念。
その言葉が当てはまる。

そしたら、五回目に受話器から聞こえてきたのは・・・

⏰:10/09/08 01:24 📱:F02A 🆔:Nxat2HVE


#446 [歩美]
『おかけになった電話は
電波の届かない――・・・
もう一度
おかけ直しください』


いえ、
もうかけません・・・。


声を出して泣き叫んだ。
店員さんに注意されるくらい。周りの客もジロジロ見てくる。見たけりゃ見ろバカ!!!
たった今、彼氏に拒否られた私を見ろバカ!!!

奈々子「歩美、
ごめんなさい。」

奈々子が謝ることじゃないよ。

⏰:10/09/08 01:27 📱:F02A 🆔:Nxat2HVE


#447 [歩美]
奈々子は気を使い、
店を変えようと外に連れ出してくれた。
もうボロボロ。

酔いつぶれたというか、
踏みつぶされたというか、
とにかく身も心も粉々だった。

外の風に当たって、
ワンワン泣いていた時。


「えぇーーー!?
なんだよオイ!!(笑)」

声の主は、
佐伯さんだった。
隣には、知らない男性。

⏰:10/09/08 01:32 📱:F02A 🆔:Nxat2HVE


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