俺が一番と思った女★4★続
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#121 [しゅん]
『しゅん。』

「ん?」

『ご飯ちゃんと食べてないと?』

「何で?」

『前より痩せとる』

⏰:11/01/04 16:47 📱:PC 🆔:v3PA.FvA


#122 [しゅん]
確かに、啓示から未来の話を聞かされてから、何となく飯食う気がおきんで。
全くやねぇけど、飯らしい飯は食ってねかった。
そのせいかどーかわからんけど、俺のベスト体重に対して未来に会った時はマイナス4kgだった。

俺自身、体重の変動は全くねぇっち言うぐらい珍しい。
体の動きと感覚で増えたも減ったもわかる。
前日に体が軽い感覚があって、体重計に乗ったら4kg減っていた。

そんなん、俺に抱きついたぐらいでわかる未来もつわもの。

⏰:11/01/04 16:48 📱:PC 🆔:v3PA.FvA


#123 [しゅん]
「最近、絞ったけさ。
見た目も締まったやろ?」

『締まったんやないで、自然に落ちた痩せ方やん。
嘘ばっか。』

「ちげーよ。
ただほんとに締めようと思って飯食わんやっただけ。
もう選手として野球しよんやねぇし、ちょっと落とそうと思ったけさ」

『それならいいけど・・・』

未来には心配させたくねぇで嘘を突き通した。

⏰:11/01/04 16:49 📱:PC 🆔:v3PA.FvA


#124 [しゅん]
「それよりお前がそれに気付くことのほうがすげぇやろ」

『だってしゅんのこと何でも知っとるもん』

「未来。」

『ん?』

「さっきの話、本気やけ」

『…うん』

「勢いとかやねぇよ。」

『うん』

「今すぐには無理やけど。
でも、ちょっとずつ準備していけたらなっち思う。
お前と一緒に。」

『ありがと…』

また涙を流しそうになる未来から目を離し、俺はまた抱きしめた。

⏰:11/01/04 16:49 📱:PC 🆔:v3PA.FvA


#125 [しゅん]
一時して、お互いに気持ちも落ち着きを取り戻し始めた。

「お前、明日休みやろ?」

『うん。
でも、あたし帰るよ。
明日もしゅん早いやろ?』

「いや、明日練習昼までやけ。
練習終わってランチでも行くか?」

『いいと?』

「おう!
多分、12時過ぎには終わると思うけそれまでに用意しとって!
今日は泊まり?」

『ううん。
今日は帰る。
一緒におりたいけど、今日は帰る。』

⏰:11/01/04 16:50 📱:PC 🆔:v3PA.FvA


#126 [しゅん]
「何で?」

『内緒ー』

「下着とか全部一式あるばい?」

『捨ててなかったんやー。
変態!!
それ取っとって、どーするつもりやったん?』

「アホか!!
そんままにしとっただけちゃボケ!」

『ふーん。
でも今日は帰る』

「じゃあ、用意し!
帰るなら、送るけん。」

『やだー。
もうちょっとおるし。』

⏰:11/01/04 16:51 📱:PC 🆔:v3PA.FvA


#127 [しゅん]
「何かそれ!
じゃあ、風呂入る?
一緒に♪」

『嫌やし!!
あたしは家に帰ってから入る!!』

「どしたん?意地はって。
別にそんなムキにならんでいいやんかちゃー。
じゃあ〜俺先入るけ〜
待っとって!
お楽しみはその後な♪」

『変態!!!』

「うそちゃ〜待っとってな!」

未来は頷き、少し笑った。

⏰:11/01/04 16:51 📱:PC 🆔:v3PA.FvA


#128 [しゅん]
30分ぐらいたっただろうか。
色々と考えよったらいつもより長くなった。

リビングのドアを開けると一気にいい匂いがする。
そして、その代わりに未来の姿はなかった。

テーブルには置手紙。

⏰:11/01/04 16:52 📱:PC 🆔:v3PA.FvA


#129 [しゅん]
『しゅん。
今日も一日お疲れ様。
おかずはあるもんでしか作れんやったけ、大したのやないけど…
お腹空いとったやろ?
ごめんね。
冷凍のご飯はあるみたいやけ、それチンして食べてね。
今日は、自分で帰ります。
本当は一緒にいたいけど…
でも今日は色んなことがあったから、一人で色々考えたくて。
妄想しすぎないように気をつけます!!
しゅん、あたしちょーーーー幸せ!!
明日も部活頑張ってね!
おやすみなさい☆
あっ、タクシーで帰るけん、心配いらんよー』

これを読んだら、追いかけれなかった。
多分、ダッシュで降りれば間に合うぐらいの距離に未来は居たと思う。
でも、俺は行かなかった。

⏰:11/01/04 16:52 📱:PC 🆔:v3PA.FvA


#130 [しゅん]
『一人で考えたい。』

そう未来が言ったことは

『しゅんも今日のこと考えてね』

そういう意味も含まれていると思う。
少なくとも俺はそう捉えた。

未来と一緒に過ごしたかったのもあるが、ゆっくり整理しよう。
そう思いながら、俺は飯を食った。

ようこの短時間にこれだけ作ったなっちゅーぐらい、豪華な飯。
俺と別れた間、確実に腕を上げていた。

⏰:11/01/04 16:52 📱:PC 🆔:v3PA.FvA


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