俺が一番と思った女★4★続
最新 最初 全 
#192 [しゅん]
新郎新婦並みの時間に会場入りした俺ら。
色々と下見と準備をしたかったのもあるし、司会者の人との打ち合わせも入っていた。
一時間ぐらいでそれも全て終わり、後は式が始まるのを待つのみ。
楽しみで仕方なかった。
:11/02/23 11:29
:PC
:5jdK/IzE
#193 [しゅん]
まさか、まさか良太と十環が結婚するなんか想像もしてなかった。
こはと付き合っていた頃は、みんなで仲良くっち感じでワイワイできりゃーそれでいいみたいな所があって、結婚とか出産とかそんなん遥か先のことだと思っていた。
でも、色んなことを乗り越えて今良太は幸せを自分の手で掴んでいる。
こはと別れるときも辛かったと思う。
同じようにこはだって辛かったはずだ。
それでも、今はそれぞれの道へ自らの足で進んでいて、そんな過去も含めての「今」があると思う。
卒業式のあの日、十環が俺らに話しかけなければ、今はなかった。
こはと結婚だって有り得たかもしれない。
運命っちすげーな…とか、そんなことを考えていると、式が始まる前から俺はもう泣きそうだった。
:11/02/23 11:30
:PC
:5jdK/IzE
#194 [しゅん]
式は大成功に終わり、タキシード姿の良太はめちゃめちゃかっこよく、十環はめちゃめちゃ綺麗だった。
俺らが仕組んだサプライズもみんなが驚いてくれたし、ビデオレターもみんな見入っていた。
余興も最高に盛り上がったし、文句なしの式だった。
何よりも良太も十環も幸せオーラが半端なく出とったし。
羨ましいと言うかなんとも言葉には表しきれない気持ちがこみ上げてきた。
:11/02/23 11:31
:PC
:5jdK/IzE
#195 [しゅん]
友人代表スピーチは、嵐。
まぁ。
俺が一目置くだけあるよな〜
めっちゃいいこと言いよったし。
泣かせる気満々やったし。
俺ら野球部、全員号泣したし。
もちろん良太も号泣したし、ふと対角線上の未来を見るとあいつも泣いていた。
:11/02/23 11:32
:PC
:5jdK/IzE
#196 [しゅん]
二次会は俺ら二人がメインになって司会をし、ゲームとかものまねとかめちゃめちゃ盛り上がった。
未来が作ったメッセージボードもここで渡し、十環は泣いていた。
もちろん三次会、四次会に行き、俺ん家に帰ってきたのは朝の5時ぐらいだった。
ふつーに24時間起きとったし。
未来も最高に疲れているのか、家に着いたとたんソファーに倒れこんだ。
俺は速攻、風呂に湯を溜めスーツを脱いだ。
:11/02/23 11:33
:PC
:5jdK/IzE
#197 [しゅん]
未来、風邪引くけさ。
ベットで寝り。」
『んー汚いままベットで寝るの嫌。』
「じゃあー風呂入るぞ!
ドレスもシワになるけさ。」
『きついー』
「わかったけ。
ソファーで寝るなちゃ!
せめて着替えろ!」
俺はパンツ一丁で未来の服を脱がす。
:11/02/24 13:15
:PC
:my8HAaIk
#198 [しゅん]
『へーんーたーいー』
「はいはい。」
『やっぱお風呂入る』
「どっちかちゃ!
まだ溜まってねぇーよ」
一気に起きた未来はササッと自分でドレスを脱ぎ、風呂場へ向かった。
もち俺も一緒に入る。
湯は半分ぐらいしか溜まっていなかった。
:11/02/24 13:16
:PC
:my8HAaIk
#199 [しゅん]
未来は髪の毛を固めていたからか全然泡立たず、3,4回シャンプーしていた。
俺は一足先に湯船に浸かり、今日一日を振り返る。
「長いようで早かったな。」
『うん』
「あんだけ準備に時間かかったんに、いざ本番っちすぐ過ぎるし。
何か、もっと色々出来たなーっち感じやな。」
『そーよね』
:11/02/24 13:16
:PC
:my8HAaIk
#200 [しゅん]
「あーー。
不完全燃焼まではいかんけどさー。
良太達ほんと喜んでくれたやかー」
『絶対喜んでくれたよ!!』
「あーーー何か正直悔しいんやけど。」
『しゅん頑張ったよ。
大丈夫。』
「まぁ…お前がそう言ってくれるだけでも嬉しいし。
いいや!」
:11/02/24 13:17
:PC
:my8HAaIk
#201 [しゅん]
『何かさー、それっち野球の試合に似とーね。
野球だけに限らんけど。
甲子園っちさ、みんな野球始めたときからの夢やったりするんやん?
十何年間っち頑張ってきて、たった一回、約一時間半の試合で終わる人もおる。
それで力を出し切れんやったっち後悔する人もおれば、出し切ったっち達成感を得る人もおる。
これで言えばしゅんは前者かな。』
「そやな。
野球でも俺は前者やったわ。」
:11/02/24 13:17
:PC
:my8HAaIk
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194