俺が一番と思った女★4★続
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#225 [しゅん]
次の日は昼過ぎ、俺が先に目が覚めた。
未来が起きないように腕枕をそっと抜き、リビングに行った。

遅い朝飯をあるもんで作りながら、部活の用意をする。
夕方から部活のミーティングでその後飲み会の予定だった。
未来とはいられない。
昨日の今日やから、夜まで一緒におりたかったのが正直な気持ち。
けどそんなこと願ってどーなる話でもなく、俺は仕方なく用意をしていた。

⏰:11/02/28 14:43 📱:PC 🆔:EUUnn90c


#226 [しゅん]
一段落して、ソファーで未来が撮った写真を見ていると、未来が起きてきた。

「まだ寝とっていいぞ。
俺ミーティングやけ先出るけど、お前はまだゆっくり休んでから行動し!」

『えーー。
ミーティングとか聞いてない。』

「ごめんごめん!」

『もう行くと?』

「いや、夕方からやけまだまだおる。
しかもその後飲み会ちゃね。
まだ寝とき?」

『えぇーー。聞いてないーー』

「言ってねぇね。
ごめん」

『何時に帰ってくると?』

「何時ぐらいなるやっか…。
飲み会やけね。遅くはなる」

『えぇぇーーーーいやー。』

こんな未来は珍しい。
いつもはこんな駄々をこねることはせんのに。

⏰:11/02/28 14:45 📱:PC 🆔:EUUnn90c


#227 [しゅん]
「どしたん?ミーティングのことはごめんちゃ」

『別にそれはいいー。
嫌やけど仕事やし、仕方ないし、わがまま言いたくないし。』

口を尖らせて話す未来が無性に可愛く思えた。

「ちょー来て。」

『いやーーー』

「いいけ来て」

『いーやーーー』

何言っても無駄やなと思い、自ら未来の所まで行き、手をひっぱった。
それでも踏ん張る未来。
仕方なく抱きかかえ、ベットに連れて行く。

⏰:11/02/28 14:46 📱:PC 🆔:EUUnn90c


#228 [しゅん]
「未来。
教えちゃーか?
もうそうやって俺を困らせようとしよる時点で、わがまま言いよーよ。」

そう言うと、未来は泣きそうな顔になった。

「嘘ちゃ!
俺だってお前とおりてぇんやけ。
永遠に帰ってこんのやねぇんやけ、そんな悲しい顔すんなよ。」

『…ごめん』

未来のごめんは色んなことを我慢したごめんなのがわかって、胸が締め付けられた。
別に何がしたいとかやねぇけど、一緒におりたかった。
それが正直な気持ちだっただろう。
俺も同じだった。

⏰:11/02/28 14:47 📱:PC 🆔:EUUnn90c


#229 [しゅん]
「やっぱ今日、休もっかな」

『それは絶対ダメ!
行くまではあたしがしゅんを独り占めするけいい!!』

そんな言い回しをする未来が可愛すぎて、俺はそのまま未来を抱いた。

ベットでまったりしていると監督から電話がかかってきた。
ミーティングが少し早目に始まるとのこと。
啓示にも連絡して、俺は着替えた。
未来は俺に抱かれたことで何か満たされたのか、ご機嫌な様子。
俺が作った飯を目の前にするとふて腐れていたことなんか忘れているようだった。

⏰:11/02/28 14:48 📱:PC 🆔:EUUnn90c


#230 [しゅん]
「飯食う?食うなら一緒食おうや!」

『わーーーーめっちゃ美味しそう!!!』

「俺が作ったんやけ、うめぇに決まっとーやろ!」

『やっぱ料理が出来る男っち最高〜』

良太の式の話をしながらゆっくり食った。
食った後を未来が片付けてくれよる間に、俺は荷物の確認。
飲む予定やったけ、啓示とタクシーで行くつもりやったんやけど、未来が送ってくれるっちゅーけお願いした。

⏰:11/02/28 14:50 📱:PC 🆔:EUUnn90c


#231 [しゅん]
約束までの時間、ソファーに座り貴重な時間を過ごす。
未来は嬉しそうに指輪を外したり天井にかざしたり、まだ指輪の魅力にとりつかれている。

「そんな嬉しい?」

『嬉しいよーーー!!!
帰ったらお母さんとお父さんに見せんないけんー!!
みんな何ち言うかなー。』

「あんま俺のハードル上げんなよ!」

『もう上がっとーしー。
国立大学出て、体育の先生しよって、野球も続けとってー。
超頭いいし、顔もカッコイイし、身長も高いしー。
口も上手いし、運動神経もめっちゃいいしー。
友達もみんないい人ー。
っち言ってある。』

「お前、くらされるぞちゃ」

⏰:11/02/28 14:50 📱:PC 🆔:EUUnn90c


#232 [しゅん]
『うっそーーーーー。
でも、体育の先生しよるっちゅーのは言ってあるよ。
お父さんはお前にしてはいい男捕まえたなっち言いよったー。
逃がすなよ!っちー。』

「そこ、父親っち反対するもんなんやねん?」

『だって、うちのお父さんめっちゃ優しいで天然っち言ったやん。
お母さん厳しいけど。』

その言葉で思い出した。
未来の家は父よりも母強し。
威厳のある母だった…。

『あと…しゅんと戻ったとは話してない…。』

「それまじ?」

『まじ。』

「それ、まずくね?」

『まずいね』

「んま、しょうがねぇか。
ちゃんと挨拶するけ、お前は日にちだけ言ってくれとったらいいよ」

『かっこいいーーー』

そんなことを言ってはみたが、実際はどんな顔で会えばいいのか、心境は複雑だった。

⏰:11/02/28 14:52 📱:PC 🆔:EUUnn90c


#233 [しゅん]
未来の運転で啓示と合流し、学校まで送ってもらった。
そのまま未来は俺の家に戻り、電車で家まで帰ると言っていた。

車を降りた瞬間、啓示が俺に聞いてきた。

[お前さ、未来にプロポーズしたん?]

「は?」

[未来の薬指にちゃっかりはめてあったけど?]

「あぁ」

[あぁやねぇちゃ!!]

「したー。昨日」

[まじで?]

「まじで。」

⏰:11/03/02 15:15 📱:PC 🆔:48Krjdu2


#234 [しゅん]
[何でそんな冷静なんかちゃ!]

「別にお前がそんなんギャーギャー言う話やねぇやろ」

[そーやけどさ。何かもっとテンション上がる感じやねん?]

「あげてーけど、あがらんのちゃ。
昨日プロポーズして、今日ゆっくりしとったんな。
したら、ミーティングの時間は早まるし、このあと飲み会やし。
未来は、明日も仕事休みなん。
これがなかったら、まだ一緒におれたんに、こんなんしとー場合やねぇーーっちテンションなわけ。」

[お前、どんだけ可愛いんかちゃ〜〜〜〜!!
未来は?]

「未来もご機嫌斜めやったけど、上手く言いくるめたん。」

[言いくるめたっち…]

「そーゆーの何か嫌やったけど、嫌な気持ちで帰らせるよりも気分良く帰った方があいつにとってはきつくねぇやん?
どんな理由でも休めんし、そこらへんでは妥協出来んけさ。」

⏰:11/03/02 15:16 📱:PC 🆔:48Krjdu2


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