俺が一番と思った女★4★続
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#17 [しゅん]
未来と別れてからの生活は、学校が始まった時とたいして変わらず。
変わったことと言えば、時々作ってくれていた飯がねぇぐらいか…。
もともとお袋が看護師で夜勤も多かったり、一人暮らしが長いこともあって、飯は普通に作れるし、むしろ得意な俺。
外食するよりも自炊派だった。
一人やし、食えたらそれでいいしね。
:10/11/24 11:21
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#18 [しゅん]
夏の大会が開幕し、また自分のペースを崩される毎日。
でも、すげぇ充実していた。
久しぶりに取れた休みに、嵐と飲みに行くことになり、お互いの近況を話す時間ができた。
そーいや、未来と別れたことも言ってなかったし。
そのことも報告せないけんなーとか、いや…もう未来が報告しとるか!とか、
だけ、連絡してきたんか?とか色んなことを思いながら待ち合わせ場所まで行った。
:10/11/24 11:23
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#19 [しゅん]
約8ヶ月ぶりに会う嵐。
偉く大人の男になっている。
「お前、老けたな」
《久しぶり会って言う言葉はそれかちゃ!》
「いや、老けとーもん」
俺よりも先に行っているように見えた嵐に妬いたのかもしれない。
《お前、若いエキス吸いよるけやね?
俺、周りが年上ばっかやし。》
確かにそうかも。
そう思いながら、居酒屋まで歩いた。
:10/11/24 11:23
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#20 [しゅん]
「仕事どーなん?」
《めっちゃ楽しいばい!
俺が今まで生きてきた中で、一番充実しとるっち思えるし!
ほんとここに就職してよかったっち感じやな!
お前は?
お前も日々新しいことばっかで楽しいやろ!》
「やなー!!
まじ、お前が言いよることがすげぇわかる!!
日々いっぱいいっぱいやけど、それがめちゃめちゃ楽しいちゃね!
まぁー俺の場合は学生と接する仕事やけさ、何か自分が学生に戻った気分になるけ、その区切りは難しいけど。
時々、生徒の気分になっとったりしてやべ!っち時があったりする。」
:10/11/24 11:24
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#21 [しゅん]
《そーよな。ほんの4年前はそこにおったんやしな。
それ、ある意味こえーね。》
「やろ!
まぁ、何とかやりよるけどね。
まじみんなガキやなーっち思うわ!
俺らもあんなんやったんやろーけど!」
《一日潜入してみてぇわ!
お前の先生っぷり見てみてぇし!》
「こっちこそ、お前のビジネスマン姿見せてもらいてぇし!」
:10/11/24 11:25
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#22 [しゅん]
店に入り、一旦会話が止まる。
乾杯したと同時に嵐が言った。
《未来とは?ちゃんと連絡取りよん?
俺に泣きついてくることも全然ねぇけん、上手くいっとんやろーけど!》
この質問で、嵐は何も知らんことを知った。
「あいつ、お前に連絡してねぇんや。
俺ら別れたけ。
報告が遅くなってごめん」
《は??いつかちゃ!!》
「二ヶ月ぐらい前やね。」
《何で??どっちから???》
「俺から。
理由は色々あるけど、大きく言えば俺が構えんくなった。
気持ちはあるんやけど、行動が伴わんし、追いつかんかった」
:10/11/24 11:25
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#23 [しゅん]
《何かそれ。》
「浅田さんと同じことしてしまっとんのは、すげぇ悔しかったけど。
でも、ほんと両立っち思った以上に難しいし、あいつに対して申し訳ない気持ちしかねぇでさ。
いっつも心の中でごめんっち思ってしまうん。」
《未来もその関係で納得しとったんやねん?
別に不満も言ってねかったんやろ?》
「んー。
不満っちゅーかそーとー寂しかったと思う。
そのまま行こうと思えば行けたかもしれんけど。
でたんきちかったと思うよ。
でも俺がいっぱいいっぱいなのは、未来が一番わかっとったやろうし。
俺が言ってなかったら、自分からこのままでいんか話すつもりやったっち言いよったけ、どっちにしろ結果長くはなかったやろ。」
:10/11/24 11:26
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#24 [しゅん]
《未来も納得した上か?》
「ずっとなりたかった先生やから、それがあたしと一緒に歩く道やなかったとしても、しゅんがそう思ったなら、あたしはそれを応援したい。
しゅんが一番頑張れる環境を作りたいから。
っち言われた。
それ以上、何も言えんよな」
《まじで…》
「俺、最低やろ」
《お前。まじ罪な男やな。
仕方ねぇけど、まじ勿体ねぇ。
この先、こんなん言ってくれる女ぜってぇおらんぞ?
こんな簡単に手放していんか?》
:10/11/24 11:26
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#25 [しゅん]
「わかっとーちゃ!
でも、今はほんと未来のことを考えとる余裕がねぇん。
俺だって、真剣に考えて出した答えなんやけ。
この出会いが運命なら、またどっかで重なるんやね?
先で俺はそーとー後悔しとーかもしれんけど、自分が決めたことやけ。
今は今っち気持ちのがつえーしね。」
《お前、どーした?
一皮むけたくね?
何か別人と話よるみてぇなんやけど!!》
「何かそれ!
まぁー言いよることも間違ってねぇけどねー。
でも、未来はお前に連絡しとるっち思ったけど、してねかったんやな」
:10/11/24 11:27
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#26 [しゅん]
《アホ!
調子にのんなちゃ!
何も連絡ねぇし。
俺がお前らにどんだけ尽くしてきてやったと思っとるんかちゃ!!
事後報告っちどーいうことなん。》
「ごめんちゃ!
そんぐらい余裕がねかったん!
お前に連絡してねぇっちことは、あいつなりに色々考えたんやろーな。
何か切なくなってきたし。」
《そーやな。
話をされる前からその雰囲気は感じとっても、実際言われればそーとーショックやったやろ。
まぁこれが未来の答えでもあるんやね?
お前もちゃんと受け止めなな。
それぐらいはちゃんと考えてやれよ。
にしても、まじ可哀想やし。
もうこの際、俺が未来を頂こうかー》
:10/11/24 11:27
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