俺が一番と思った女★4★続
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#151 [しゅん]
『もしもし?』
「もしもし?
今どこ?」
『駅に行きよる』
「送るけ、そこで待っとって!」
『いい。
自分で帰れる。』
「いいけ待っとけちゃ!!」
『自分で帰る。もう付くし、電車来たら乗る。』
:11/01/11 14:00
:PC
:EQwy1hNc
#152 [しゅん]
「何なん?お前。
お前だけの問題かちゃ!
整理してから話すっち、俺の気持ちは?
それまでどんな気持ちで過ごせっちゅーん?
ふざけんなちゃ」
『あたしにだって整理する時間は欲しいもん。』
「そんなじっくり整理せないけんぐらいのことなんかちゃ!」
黙る未来。
「何とか言えちゃ!」
『ごめん。
また連絡するけ。』
そう言って電話が切れた。
もうどうしたらいいのかわからなかった。
:11/01/11 14:01
:PC
:EQwy1hNc
#153 [いおり]
お前に一番と思われても‥
:11/01/12 14:14
:P906i
:☆☆☆
#154 [りお]
↑うける(笑)
:11/01/12 16:48
:P05B
:5Wa4auqg
#155 [しゅん]
そのまま二、三日経ち、空っぽな状態が続く毎日を送っていた時。
未来から連絡があった。
『もしもし?』
「なん?」
『今日会える?』
「何時?」
『もう出れるけ、あと30分ぐらいかな。
マンションにおるよね?』
「どーせ俺が運転した方がいいけ俺が行く。
家で待っとって。」
『わかった』
:11/01/13 14:19
:PC
:hGL8gXWY
#156 [しゅん]
未来の態度ではどういう状態なのかよめない。
連絡が来ない間、すげぇ色々考えていたが、全然思い当たる節もねぇし、未来の存在を頭の中から消していた。
何を話されるかわからんやったけど、別れることも予想できたけ、未来の荷物も車に乗せた。
別れるんやったら、もうこれが本当に最後や。
このとき俺にはそれなりの覚悟があったんと思う。
:11/01/13 14:20
:PC
:hGL8gXWY
#157 [しゅん]
ぶっ飛ばし、30分もかからず着いた。
「もうすぐ着くけ出とって」
『はーい』
いつもの会話だ。
家から出てきた未来を見て俺は絶句した。
「は?お前どしたん?」
『イメチェン』
そう言いながら、髪を触り助手席に乗る。
腰近くまであった髪は肩ぐらいに短くなっている。
完全に別人だ。
:11/01/13 14:21
:PC
:hGL8gXWY
#158 [しゅん]
「は?イメチェンっち…
思い切りすぎやろ」
『似合ってない?
大人っぽくなったくない?』
確かに大人っぽくなっている。
色もベージュっぽく明るく、センター分けのボブスタイル。
:11/01/13 14:21
:PC
:hGL8gXWY
#159 [しゅん]
「何で切ったん?」
『もうロング飽きたと。
ずーっと長いままやったし、一回コレぐらいに切りたかったんよねー。
しゅんは嫌い?』
「嫌いやねぇけど、見慣れんし。
俺はロングのが好きやったかな」
『いいもーん。
別にしゅんに気に入られたくて切ったわけやなし。
髪の毛は伸びるし!』
未来は開き直っていた。
:11/01/13 14:22
:PC
:hGL8gXWY
#160 [しゅん]
「会える?っち聞いたのはそれ見せたかったけ?
話すことがあったけやねん?」
『そうやけど。
そんな怒らんでよ…』
「怒らんでやねぇちゃ。
お前はいいかもしれんよ。
自分の問題で自分が整理つけばそれでいいかもしれん。
でも俺はお前の立場とは違う。
今までふつーやったんに、急に一本の電話がかかってきかと思ったらこんなんなって。
久しぶり!とかふつーの会話できると思っとん?
ふざけんなちゃ!
話があるならさっさしろ。」
近くにある広場に車を停め、俺はシートベルトをはずした。
:11/01/13 14:22
:PC
:hGL8gXWY
#161 [しゅん]
俺が強く出たからか、未来の気分ははあきらかに落ちている。
俺の気持ちを考えたらあんな態度取れんやったはずやけね。
未来が口を開くのを待っていた。
『ごめんね…』
「何が?」
『…』
「何がごめん?
そのテンションで来たこと?
それともこれからのことでのごめん?」
『そういう風にしゅんに思わせてしまったこと』
「で?」
『色々考えたんね…』
「うん」
もう俺らは終わるなと思った。
戻ったばっかやったんに。
:11/01/13 14:23
:PC
:hGL8gXWY
#162 [しゅん]
『しゅんとね別れてから、誰も好きになれんしなる気もなかった。
でも、どんぐらいたってかわからんけど、陸っち男の子と出会ったん。
紹介とかやなくて、野球がきっかけで出会ったんやけど…
その陸があたしのことを気に入ってくれて、凄いごり押しされよって。
でも、あたしの中にはしゅんがおったし、陸と繋がりたいとか全然思ってなかったん。
なのに、凄い押しとかでいつの間にか流されてしまって…
付き合ってみたけど、やっぱりしゅんがいいっち思ったから別れた。
それでも、陸はずっと想っててくれとって。
あたしの話ずーっと聞いてくれて、しゅんに対する思いとかも全部理解してくれた。
そんな陸をあたしは都合良く利用してしまっとったんと思う。
陸もそれでいいっち思ってくれとったたんかな。
何も言わんでずっと頷いてくれて。
辛かったときに傍におってくれたのは陸で、いつの間にか自分でも切りきれんくなって。
ほんとに好きなのはどっちなんやろうっち思うようになってね。
しゅんに待つっち言ったけど、実際しゅんがあんな気持ちでおったとか想像も出来んやったし、あの時はもう絶対あたしのこと好きやないっち思いよったけ、否定されに行こうっち思って…
自分自身もしゅんに会って気持ちがあるか確かめようっち思ったと。
それであの日会いに行った。』
一言一言かみ締めながら話す未来。
:11/01/13 14:26
:PC
:hGL8gXWY
#163 [しゅん]
『しゅんは相変わらずでさ、でも成長したなっち思った。
この二年間頑張ったんやなぁっち感じた。
でも一番に思ったことはやっぱり好きっち気持ちで、この二年間無理矢理押えてた気持ちが会ったとたんに押え切れんのがわかった。
やっぱりしゅんやないとダメなんやっち心の底から思ったと。』
そう言うと、一時未来は黙った。
「で?」
:11/01/13 14:26
:PC
:hGL8gXWY
#164 [しゅん]
『しゅんともちゃんと話して、戻ることになってめっちゃ嬉しかった。
あの時はしゅんのことで頭がいっぱいで、陸のことなんか考える隙間すらなかったんね。
けど、現実は陸にも話をせないけんくて、でも頭ん中はしゅんでいっぱいで…。
そしたら陸から電話かかってきてしまって、あたしがちゃんと話をしとけばしゅんに嫌な思いさせずに済んだけど、あたしが逃げたけん…
陸の気持ちを考えたら、申し訳なくて凄い言いにくいなっち思ったけど、ここも逃げたらダメっち自分に言い聞かせて、陸に会ってきた。
陸にちゃんと話をして、それからしゅんに話そうと思ったと。
陸に話す前にしゅんに話すんやなくて、ちゃんと自分で決めた結果を先に話すべきなのは陸っち思った。
嫌な思いさせてしまってごめんね…』
:11/01/13 14:27
:PC
:hGL8gXWY
#165 [しゅん]
「もういいよ。」
色々言いたいことはあった。
詳しく聞きたいこともたくさんあった。
でも、何かもうよかった。
未来が決めて行動したことは事実やし、俺の元に戻ってきてくれたことが答えだ。
それでよかった。
:11/01/13 14:27
:PC
:hGL8gXWY
#166 [しゅん]
『ちゃんと陸に話してきた。
しゅんが好きっちちゃんと言った。
戻ったことも話した。』
「陸は何ち?
ちゃんと謝ったんか?」
『うん。
頑張れっち言ってくれた。
今度こそ結ばれるように応援しよくっち。
こんなに好きにさせてくれて逆にありがとうっち…
それから、電話でしゅんに怒鳴ったことも謝っとってほしいっち言われた。』
未来は涙をこぼしながら、体は震えていた。
:11/01/13 14:28
:PC
:hGL8gXWY
#167 [しゅん]
「そっか。
俺も怒鳴ったし…。
そいつ、ほんとにお前のこと好きやったんやな。」
『うん…』
「お前も、よく頑張ったな。
陸の分も俺がぜってぇ幸せにする。
もう他の男とか目移りさせんけの!
覚悟しとけよ!」
『…うん』
:11/01/13 14:28
:PC
:hGL8gXWY
#168 [しゅん]
未来はよく頑張ったと思う。
都合のいいように使っていたのは、しょうがないでは済まされないことだ。
でも、陸がおったから次の一歩が踏み出せ、今俺らは二人でいる。
ひとつひとつ無駄なことなんかないっち気付かせてくれた。
陸と俺が顔を合わすことは多分ねぇけど、別れている間に出会った男が陸でよかったと心から思った。
:11/01/13 14:28
:PC
:hGL8gXWY
#169 [しゅん]
「未来。」
『…ん?』
「いや何もねぇ」
『何?』
「また今度な!」
『気になるやん』
「いーけ。また今度!」
未来が連絡をくれなかった間、俺なりに考えたことがあった。
その日に話そうかと思ったけど、また今度。
何となく、今やないかなっち思ったけん。
:11/01/13 14:29
:PC
:hGL8gXWY
#170 [ゆず]
初めから

読みました

今もまだ付き合ってるのですか

現在進行形

:11/01/13 15:35
:P03A
:894HIvgU
#171 [我輩は匿名である]
>>しゃん
未来と また別れたんか?
だから書かないん?
:11/02/22 10:50
:K002
:gkm9Luc2
#172 [我輩は匿名である]
てか長すぎw
男のくせに…そら引くで。
:11/02/22 11:57
:F01C
:/PNTJPa2
#173 [しゅん]
ごめん!!
また空いてしまったー!!
今卒業式前で忙しいで↓
ばったばた更新します!
待っとってくれた人ごめん!
:11/02/23 11:14
:PC
:5jdK/IzE
#174 [しゅん]
ゆずさん
読んでくれてありがとう!
間が空いてごめんな!
続き更新するけ、それで確認して♪
:11/02/23 11:16
:PC
:5jdK/IzE
#175 [しゅん]
171さん
別れてねぇよー^^
今から更新しまっす!
:11/02/23 11:16
:PC
:5jdK/IzE
#176 [しゅん]
172さん
引かれますよねー^^;笑
まぁ、俺のペースで更新させてもらいまっす!
:11/02/23 11:18
:PC
:5jdK/IzE
#177 [しゅん]
未来と普通通りに戻ったが、相変わらずの毎日。
戻る前と戻った後、驚くほど変わらない毎日だった。
未来自身、OLも続いていた。
まぁ続いていたっちゅっても嫌でしよる仕事でもねぇし、あいつは辞める気なんか全くねかったと思うけどね。
:11/02/23 11:19
:PC
:5jdK/IzE
#178 [しゅん]
それからは、大きな事件や喧嘩もなく至って平和な毎日だった。
週末、家で飯作ってもらったり、俺が早く終わったときは外食したり、ふつーのカップルのふつーの付き合い。
そんな付き合いで一年がたった。
:11/02/23 11:19
:PC
:5jdK/IzE
#179 [しゅん]
その間に、俺らの周りは結婚ラッシュが到来。
デキ婚の奴は一人もおらんやったのは、それなりに大人になったからか。
俺的には男にしては早いと思う年齢やけど、なぜかブームが来ていた。
まぁ、女にしたら適齢期っち年齢やったかもなー。
はっきり数えたわけやねぇけど、1年で7,8回は行ったと思う。
最後の方の余興とかまじ完璧すぎて、みんなあっけに取られとったもんね…^^;
未来の周りもラッシュが続き、共通の友達の式には2人で出席することもあった。
:11/02/23 11:21
:PC
:5jdK/IzE
#180 [しゅん]
何回も行くと、やっぱいい式とあんまよくねぇ式の差がわかる。
あんまよくねぇっち思った奴には申し訳ねぇけどね。
漠然とやけど、自分がするときのことを考えたり、いい刺激になっていた。
:11/02/23 11:21
:PC
:5jdK/IzE
#181 [しゅん]
当然、俺の中にも未来との結婚は頭にあったわけで。
でもはっきりとプロポーズしたわけやなかったし、自分のタイミングもその時やなかった。
未来もあんま大して深く考えてなかったと思う。
意外とのーてんきやしね。
結婚願望はあるけど、具体的にと言われればはっきりしない。
これが未来の気持ち。
俺にもそれがわかっていた。
:11/02/23 11:22
:PC
:5jdK/IzE
#182 [しゅん]
俺としては、30過ぎてでいいっち思いが強かった。
それなりに仕事も人間関係もキャリアを積んで、ある程度の稼ぎと余裕が欲しい。
でも未来は同い年やし、さすがに30過ぎて結婚、出産はきちーかなーとか。
29ギリギリでも微妙やしなーとか。
まぁ色々と考えてはいた。
:11/02/23 11:22
:PC
:5jdK/IzE
#183 [しゅん]
そんな中、良太が十環と結婚すると報告を受ける。
そして、その幹事を俺と未来がすることになった。
もちろん快く承諾。
式は約8ヵ月後。
まだまだと思っていたのはつかの間、色々と準備をしよったらあっという間に式一ヶ月前だった。
:11/02/23 11:23
:PC
:5jdK/IzE
#184 [しゅん]
当日は事前に作ったビデオレターを流す予定で、その準備がほとんどの時間を占めていただろう。
兄貴の友達に仕事でそういうのしよる奴がおって、協力してもらった結果、ありえんぐらい素晴らしいものが出来た。
完全にプロがしました。っち感じの。
未来は例の器用さでお得意のメッセージボードの土台を作ったりとこれまた大忙し。
週末はもっぱら俺ん家に缶詰で、リビングは文房具屋さんのように道具が揃っていた。
誰にも見せず、俺と未来だけでコソコソと仕上げ、サプライズで先生とかも呼ぶ予定にしていた。
:11/02/23 11:24
:PC
:5jdK/IzE
#185 [しゅん]
式当日。
未来は前の日から俺ん家に泊まっとって、朝早く美容室まで送った。
未来がセットしてもらいよる間、持って行かんといけん荷物のチェック。
そして、自分もスーツを着て髪をセットし未来を迎えに行った。
式では飲まんつもりやったし、車で式場まで行くことにしていた。
:11/02/23 11:25
:PC
:5jdK/IzE
#186 [しゅん]
美容室につくとまだ未来のセットは終わってなく、路駐して待っていた。
未来にメールをすると、まだかかりそうやけ入ってきてと言う。
仕方なく車をパーキングに停め、美容室のドアを開けた。
いらっしゃいませ〜〜っち色んな店員さんに言われるがまま、中に入ると、担当の江隈さんが未来のセットをしていた。
髪をセットしてもらっているせいか、未来は正面の鏡を見たまま手を上げ、こっちこっちと手招きした。
アシスタントらしき人に未来の隣の席に案内され、座る。
:11/02/23 11:25
:PC
:5jdK/IzE
#187 [しゅん]
【しゅんくん久しぶり!
ごめんね。
もうちょっとかかりそうなんやけど、大丈夫?】
「御無沙汰してます!
大丈夫っすよ!未来が満足行くまでセットお願いします!
朝早くからすいません。
これ、みなさんで食べてください。」
【そんな気使わんでいいのに!!
わざわざありがと!】
「いやいや!
お世話なってますんで^^
遅くなりましたけど、オープンのお祝いも一緒に入ってます!」
:11/02/23 11:26
:PC
:5jdK/IzE
#188 [しゅん]
【相変わらずしゅんくん気が利くね〜!
ありがと!
ありがたく頂きます!
ちゅーか、しゅんくんのスーツめっちゃカッコイイな!】
「これっすか?
このスーツ成人式のときオーダーしたんすよ!
まだ着れるんで着てます!」
【いや、それめちゃめちゃ似合っとるし!!
グレンチェックっちゅーのがまたしゅんくんらしいね!
相変わらずセンス抜群やね〜
やっぱ自分がオーダーしたら、こういうときこそ着たくなるよ!】
「そんな褒めてもらえるなら毎日これ着たいぐらいっすね〜」
:11/02/23 11:26
:PC
:5jdK/IzE
#189 [しゅん]
この江隈さんっち人は俺らが読者モデルしよった頃にセットしてもらいよった美容師さんで、地元に戻ってきて店を開業していた。
未来がここに行く時は何回か送り迎えをしたことはあったが、中に入ったことは一度もなく、北九で江隈さんに会うのは初めてだった。
未来はこの江隈さんに髪の毛のこと全てを任せとって、他の美容室には一切行ってなかった。
:11/02/23 11:27
:PC
:5jdK/IzE
#190 [しゅん]
未来はアップにせず、ダウンスタイル。
クリックリに髪の毛を巻き、頭のてっぺんから耳ぐらいまでサイドを緩く編みこみ、後ろをリボンバレッタで止めた。
みんなアップスタイルで来るところダウンスタイルで行くとは、さすが未来。
ドレスもシルクの光沢があるものでわざと小さな花柄。
タイツもバックもほんとみんなに見せてやりてぇぐらい、可愛くまとめていた。
セットが無事終わると、奥から一眼を持って江隈さんが出てきた。
:11/02/23 11:28
:PC
:5jdK/IzE
#191 [しゅん]
【ごめん!しゅんくん。
ちょっと二人写真撮らせてもらっていいかね?
会報に載せる写真を撮らせてもらいたんやけど…。】
「俺もっすか?」
【うん。
一人ずつと二人でと撮らせて欲しいんやけど…】
「いいっすよ!
何か昔に戻ったみたいっすね!」
【やね!
じゃあ、こっちに】
何枚か一人ずつで撮った後、二人でも何カットか撮ってもらった。
完全に絵になる写真のはず。笑
とか冗談を言いながら、未来のカメラでも撮ってもらい美容室を後にした。
:11/02/23 11:28
:PC
:5jdK/IzE
#192 [しゅん]
新郎新婦並みの時間に会場入りした俺ら。
色々と下見と準備をしたかったのもあるし、司会者の人との打ち合わせも入っていた。
一時間ぐらいでそれも全て終わり、後は式が始まるのを待つのみ。
楽しみで仕方なかった。
:11/02/23 11:29
:PC
:5jdK/IzE
#193 [しゅん]
まさか、まさか良太と十環が結婚するなんか想像もしてなかった。
こはと付き合っていた頃は、みんなで仲良くっち感じでワイワイできりゃーそれでいいみたいな所があって、結婚とか出産とかそんなん遥か先のことだと思っていた。
でも、色んなことを乗り越えて今良太は幸せを自分の手で掴んでいる。
こはと別れるときも辛かったと思う。
同じようにこはだって辛かったはずだ。
それでも、今はそれぞれの道へ自らの足で進んでいて、そんな過去も含めての「今」があると思う。
卒業式のあの日、十環が俺らに話しかけなければ、今はなかった。
こはと結婚だって有り得たかもしれない。
運命っちすげーな…とか、そんなことを考えていると、式が始まる前から俺はもう泣きそうだった。
:11/02/23 11:30
:PC
:5jdK/IzE
#194 [しゅん]
式は大成功に終わり、タキシード姿の良太はめちゃめちゃかっこよく、十環はめちゃめちゃ綺麗だった。
俺らが仕組んだサプライズもみんなが驚いてくれたし、ビデオレターもみんな見入っていた。
余興も最高に盛り上がったし、文句なしの式だった。
何よりも良太も十環も幸せオーラが半端なく出とったし。
羨ましいと言うかなんとも言葉には表しきれない気持ちがこみ上げてきた。
:11/02/23 11:31
:PC
:5jdK/IzE
#195 [しゅん]
友人代表スピーチは、嵐。
まぁ。
俺が一目置くだけあるよな〜
めっちゃいいこと言いよったし。
泣かせる気満々やったし。
俺ら野球部、全員号泣したし。
もちろん良太も号泣したし、ふと対角線上の未来を見るとあいつも泣いていた。
:11/02/23 11:32
:PC
:5jdK/IzE
#196 [しゅん]
二次会は俺ら二人がメインになって司会をし、ゲームとかものまねとかめちゃめちゃ盛り上がった。
未来が作ったメッセージボードもここで渡し、十環は泣いていた。
もちろん三次会、四次会に行き、俺ん家に帰ってきたのは朝の5時ぐらいだった。
ふつーに24時間起きとったし。
未来も最高に疲れているのか、家に着いたとたんソファーに倒れこんだ。
俺は速攻、風呂に湯を溜めスーツを脱いだ。
:11/02/23 11:33
:PC
:5jdK/IzE
#197 [しゅん]
未来、風邪引くけさ。
ベットで寝り。」
『んー汚いままベットで寝るの嫌。』
「じゃあー風呂入るぞ!
ドレスもシワになるけさ。」
『きついー』
「わかったけ。
ソファーで寝るなちゃ!
せめて着替えろ!」
俺はパンツ一丁で未来の服を脱がす。
:11/02/24 13:15
:PC
:my8HAaIk
#198 [しゅん]
『へーんーたーいー』
「はいはい。」
『やっぱお風呂入る』
「どっちかちゃ!
まだ溜まってねぇーよ」
一気に起きた未来はササッと自分でドレスを脱ぎ、風呂場へ向かった。
もち俺も一緒に入る。
湯は半分ぐらいしか溜まっていなかった。
:11/02/24 13:16
:PC
:my8HAaIk
#199 [しゅん]
未来は髪の毛を固めていたからか全然泡立たず、3,4回シャンプーしていた。
俺は一足先に湯船に浸かり、今日一日を振り返る。
「長いようで早かったな。」
『うん』
「あんだけ準備に時間かかったんに、いざ本番っちすぐ過ぎるし。
何か、もっと色々出来たなーっち感じやな。」
『そーよね』
:11/02/24 13:16
:PC
:my8HAaIk
#200 [しゅん]
「あーー。
不完全燃焼まではいかんけどさー。
良太達ほんと喜んでくれたやかー」
『絶対喜んでくれたよ!!』
「あーーー何か正直悔しいんやけど。」
『しゅん頑張ったよ。
大丈夫。』
「まぁ…お前がそう言ってくれるだけでも嬉しいし。
いいや!」
:11/02/24 13:17
:PC
:my8HAaIk
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