俺が一番と思った女★4★続
最新 最初 全 
#247 [しゅん]
そして思いのほか早く挨拶をする日がやってきた。
未来のお父さんはサラリーマン。
が、普通のサラリーマンとは言いがたい、全国的…いや、世界的にもかなり有名な会社の役職付社員。
みんな小学校の時に社会の授業で出てくる鐵の会社。
福岡っちゅーか北九に住んどけば、でけぇ会社っちゅーのは誰でも知っている。
しーかーもー。
その部署を統括するマネージャーという役職。
普通の会社で言う部長の上っち感じかな。
完全に脱帽!やし、本当に仕事が出来なければ就けないポストにいる人だった。
:11/03/04 15:46
:PC
:qH90Qwk6
#248 [しゅん]
その会社に勤めているっちゅーことは聞いていたが、そこまで偉い人と聞いたのはプロポーズをした後。
完全に、俺は戦意喪失…っち感じ。
ただ、未来から聞く話はやさしーーーパパのイメージ。
何をどう言おうとか考えれば考えるほど、イメージが湧かん。
しかも、未来はお母さんをちゃんと説得出来るように頑張って!と押す。
そこまで言うからには、母親にただならぬ威力があるんやと身を引き締めるしかなかった。
:11/03/04 15:47
:PC
:qH90Qwk6
#249 [しゅん]
挨拶する当日。
未来からは私服でいいと言われたが、一応スーツを着て家に行った。
家には何回かあがったことはあるけど、俺はまじで緊張していた。
玄関に俊哉が出迎えてくれ、俺は居間に通された。
:11/03/04 15:48
:PC
:qH90Qwk6
#250 [しゅん]
「お邪魔します。」
部屋に入るとソファーにはお父さんが座っている。
完全に顔が怖ぇ。
未来の野郎!!!全然話とちげーやんけ!っち思いながら、どうぞと言われ俺も腰を下ろす。
お母さんは飲み物を入れたあと、お父さんの隣に座った。
:11/03/04 15:49
:PC
:qH90Qwk6
#251 [しゅん]
「はじめまして。
未来さんとお付き合いをさせて頂いてます、小彩俊と申します。
ご挨拶が遅くなり申し訳ありません。
今日は時間を作って頂きありがとうございます。」
〈はじめまして。〉
お父さんがその一言だけ、返した。
こぇぇーーー!!!
【私ははじめましてじゃないですよね?】
「はい!
以前、未来さんとお付き合いさせて頂いていた時、お会いしたことがあります。
あのときは申し訳ありませんでした。」
【もう終わったことだし、そんな頭を下げるのはやめて?】
そう言われ、頭を上げた。
お父さんは俺の目をまっすぐ見て離さない。
:11/03/04 15:50
:PC
:qH90Qwk6
#252 [しゅん]
「高校生の時、塾で未来さんと出会いまして、それからお付き合いさせて頂きました。
色々ありまして、一度離れることになったのですが、またこうやってお付き合いさせて頂いてます。
まだまだ人間的にも未熟だと思いますし、回りの方の支えや協力なしにはやっていけないことも沢山あると思います。
でも、自分の手で未来さんを幸せにしたいと思っています。
未来さんと結婚させて頂けないないでしょうか。」
〈顔を上げて下さい〉
顔をあげると、お父さんは俺をまっすぐ見た。
:11/03/04 15:54
:PC
:qH90Qwk6
#253 [しゅん]
〈こんだけ言えたら上等。
こんなこと言ってくれる彼氏なんかお前におったんやな!
こちらこそ宜しくお願いします〉
『最悪ー。
あたし出来る子やもーん!』
〈あ〜〜〜疲れた!
足も崩して崩して。
未来が威厳のある父親を演じてとか言うけ、やってみたけど…
リアリティーあった?〉
俺は状況が飲み込めなかった。
:11/03/04 15:54
:PC
:qH90Qwk6
#254 [しゅん]
「え?」
〈俺は威厳のある父とかそんなキャラやないけね〜。
そんな畏まらんでいいよ!〉
「あっ…はい…」
『しゅん、緊張しとったね〜。
そんまますんなり行くの面白くないけ、ちょっと怖い風に装ってもらったと♪
お父さん下手ーー!!』
〈そうか?あれでも頑張った方と思うんやけどな!
お母さん、どうやった?〉
【お父さんにしては、上手くやった方なんやない?
ごめんね。
未来がこんなことするとか言うから…】
「いえ^^;」
:11/03/04 15:56
:PC
:qH90Qwk6
#255 [しゅん]
〈立派!ちゃんと社会に出て、教師しよるだけあるな!
俺が何も言うことはないよ!
ね?お母さん!〉
【はい。
未来をよろしくお願いします】
「ありがとうございます!」
〈一つ質問があるけど、いい?〉
「はい!」
〈こんな子で本当にいい?〉
未来のお母さんも俊哉も笑っている。
未来はお父さんを睨んでいた。
俺は未来をもう一度みて、
「やっぱり…もう一度考えさせてもらいます…」
と冗談を言うと、未来は益々腹かき、お父さんたちは笑っていた。
:11/03/04 15:57
:PC
:qH90Qwk6
#256 [しゅん]
そのまま飯を御馳走になって、色んな話をした。
俺の状況のことも全て話した。
〈しゅんくんの親御さんにも挨拶に行かないけんな。
時間取ってもらえるか?〉
「いえ、こちらからお伺いさせて頂きます。
母にも話しています。
ただ看護師をしているので、少し時間を頂いてもいいですか?
夜勤が入ったりするので…」
〈それは大丈夫。
そんな焦らんでいいから。
しゅんくんの予定もあるやろうしね。
お父さんは?〉
『それはね…』
未来が間を取り持ってくれようとしたが俺は止めた。
:11/03/04 15:59
:PC
:qH90Qwk6
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194