俺が一番と思った女★4★続
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#87 [しゅん]
その場その場は感謝しとったし、ありがとうの気持ちを忘れてはいなかった。
でも、その繰り返しで当たり前になっていたのだろう。
結局、俺は仕事と恋愛を天秤にかけ、仕事を選び、未来を捨てた。
それがただ一つ真実だ。
:10/12/06 16:58
:PC
:kxmqXYZA
#88 [しゅん]
俺が今すべき顔は未来の彼氏じゃねぇ。
そんなんどの面下げて言いよんかっち。
まじ勝手な言い分やな。
俺から離れるなっち言った俺が自ら手放し、未来はそれを受け入れた。
:10/12/06 16:59
:PC
:kxmqXYZA
#89 [しゅん]
未来が俺にしてきてくれたことの多さ。
そして残してくれていったものの大きさ。
俺はわかっているつもりにすぎなかった。
でも、また俺のわがままで戻るのか…。
俺を待っているとしても突き放して、未来は他の誰かと幸せになった方がいんやねぇか。
俺やねぇ方が幸せになれるんやねぇか。
その葛藤が俺の気持ちを支配していた。
:10/12/06 16:59
:PC
:kxmqXYZA
#90 [しゅん]
「何かさ、わからんのちゃね。
何回も俺のわがままでそんなんを繰り返してさ。
もういい加減してよっち言われるのもこえーんちゃ。」
(いいやん!それでダメやったとしてら、ダメでいいやん。
逃げとるのはしゅんくんやん。
もう一生、未来ちゃんに気持ちを伝えんっち思ってるなら、俺は戻る気なんかない!っちはっきり言って欲しい。
未来ちゃんが他の人に行かんのは、しゅんくんがおるからなんよ?
結局、キープ的な感じになっとるやん!!
他の人のとこに行っていいっち思ってるなら、もうお前はない!っちはっきり言ってよ!!)
:10/12/10 13:59
:PC
:PmAwhBIk
#91 [しゅん]
「キープとか思ってねぇし」
(周りから何と言われようと、ただあたしがただ好きなだけやけっち。
しゅんが別れるっち言葉を出したことは、凄い言いにくかったと思うん。
でも、ちゃんと今は考えれんっちはっきり言ってくれたん。
曖昧な言葉で濁すんやないで、ちゃんと伝えてくれた。
しゅんは悪くない。
ただ、あたしがその「今は…」っち言葉に期待して待っとるだけで、しゅんは関係ない。
別れることに納得したのも自分やし、今もしゅんが好きなのはあたし自身の問題やけ。
しゅんを悪く言うのは辞めてっち。
そう言うん…
いっつも元気なのに色々考えてるんやなっち思ったら、もうはっきりした方がいんやないかなっち。
凄く思う。)
:10/12/10 14:00
:PC
:PmAwhBIk
#92 [しゅん]
十環の言う通りで何も返す言葉がなかった。
ここまで未来が思っとるんや…
正直、かなりの衝撃だった。
(ごめんね…
あたし、そんなしゅんくんのことを知っとるわけやないのに、ズカズカ入ってしまった)
「いや、その通りやけん。
しっかり考えて答え出すな。
ありがとう。
一個だけ約束してもらっていい?」
(ん?)
「今話したことは、未来には話さんでほしい。
未来には俺なりに答えを出して、直接話しするけん」
(わかっとるよ。
そんなあたしが話しできるような、軽い話やなもん)
「ありがと」
:10/12/10 14:00
:PC
:PmAwhBIk
#93 [しゅん]
十環を送ってから家に帰ったが、何もやる気がおきなかった。
最低限しとかんないけんことを済ませ、風呂に入った。
いつもは全然考えずシャワーで済ませるが、湯を溜めて久しぶり浸かった。
未来が一緒のときは必ず湯を溜めて一緒に浸かるのが当たり前だった。
未来が買ってきた変わった入浴剤や、たまたま貰った高い入浴剤を入れ、二人で遊んだりもしていた。
子どもみたいにはしゃいでいた光景が目に浮かぶ。
すぐ隣りにいるような感覚だった。
:10/12/10 14:01
:PC
:PmAwhBIk
#94 [しゅん]
風呂から上がり、ソファーに横になる。
上を見上げると、そこにはシャンデリアがあった。
未来が作ってくれた照明。
横になっているソファーは未来と一緒に選んで買ってもらった。
引越しの手伝いをしてもらっていたとき、物を落としてへこんだ床もそのまま残っている。
冷蔵庫には作ってくれた夜食も冷凍されたままだ。
俺たちの時間をそこで止めているかのように、何も変わらない。
今もこの部屋には、未来との思い出がたくさん詰まっていた。
二年以上も前のことなんに、何一つ薄れていない。
:10/12/10 14:02
:PC
:PmAwhBIk
#95 [しゅん]
ただ一つ変わったことは、二歳年をとっただけだ。
二年間、自分が出来ることをがむしゃらに頑張った。
そんな自分を、未来はまた受け入れてくれるのだろうか。
色んな思いが交錯しながら、ただただ湧き出てくる未来に対する気持ちを抑え必死にこらえている自分がいた。
:10/12/10 14:02
:PC
:PmAwhBIk
#96 [しゅん]
そして、俺の気持ちの変化に関わらず忙しい毎日が過ぎていく。
十環と会って、二週間が経とうとしていた。
啓示ともあの日以来、未来の話はしていなかった。
そんな週末、啓示から未来の話を聞かされた。
:10/12/20 14:35
:PC
:cGnirxVY
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