【携帯小説】書き手の語り場V【集まれ(・⌒・)】
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#350 [[妄想の扉]桃色]
彼女は言う。
「妄想の扉は自分自身の心の中にある」
毎日毎日同じ事の繰り返し。
自分の世話より人の世話。
一定のリズムをただ刻み続けるメトロノームのような毎日に飽き飽きしていたあたしに、彼女の一言はシャンパンに割り箸を突っ込んだかのこどく刺激を与えた。
気泡は上へ上へと昇ってゆく。
めくるめく妄想の世界‥
赤や黄色の靄がかかった、綺麗な綺麗なビードロの世界‥
吹けばあぶくとなって消え、沈めば最後、呼吸することも忘れてしまう。
そんなうたかたに酔いしれられれば‥
‥今夜もまた、彼女は言う。
「妄想の扉は自分自身の心の中にある」
せめて夢の中でなら‥
沈む枕に望みを託す。
右手には扉の鍵を握って‥
:08/07/14 01:20
:SH703i
:jDBJBbuQ
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