『ごめんなさい』なんて、言いたかねぇよ
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#1 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
ハレルヤ

ふわふわして電車に乗っていると
時々 訳が分からなくなって
この空洞な徒労感こそ崇めたくなるんだ

思い詰めて車を運転していると
時々 訳が分からなくなって
この宛のない勇み足を
思いっきり辱めてやりたくなるんだ

君が笑っていると
僕も幸せな気持ちになるよ

ハレルヤ!
僕の神様!
皆幸せになれたらいいのになぁ
彼女が僕を好きならいいのになぁ
このまま笑っていられたらいいのになぁ

今すぐ死ねたらいいのになぁ


>>1-50

ラブソング/amazarashi [jpg/19KB]
⏰:12/06/13 18:56 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#2 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
光、再考

絶望とは、暗闇ではなく
暗闇の中で、手を伸ばす事も出来ない事

希望とは、手を伸ばす事ではなく
暗闇の中でも、触れたい何かがあるという事

触れたいものなど無い、と言うのなら
そもそも君が、絶望する事も無かっただろう
絶望なんて、手を伸ばした人にだけ訪れる
通り雨みたいなものだから

君の肩が濡れているのは
むしろ誇っていい
どうしようもない今日も
笑えなかった昨日も
君が何かを掴もうと、手を伸ばした証拠なんだ

一度も旅に出ようとしない、傷ひとつない船に
誰が乗りたがるだろうか
この先起こる嵐を乗り越える為に
痛みを知っている君でなければいけない

だから
「もし生まれ変わったら」なんて言わないで

⏰:12/06/13 18:56 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#3 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
つじつま合わせに生まれた僕等

始まりに意味が無いのなら
終わりに意味なんてあるはずが無い
生きていることに意味を見出そうというのは
とっても臆病なことかもしれない

日々、殺さなくては生きる事が出来ない
その重みに耐え切れず
対岸で吹き消される命を
眺めている事しか出来ない
その無常に耐え切れず
なすり付けられる優劣に
甘んじる事しか出来ない
その軽薄さに耐え切れず
誰も彼もが泣きじゃくる

結論とは、
肯定とは、
常に泣き言だ
だから
僕らは赤ん坊のように
「愛こそ全て」
と、泣きじゃくる

⏰:12/06/13 18:56 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#4 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
ムカデ

醜い姿を嘆いては、流した涙の濁流で
息も絶え絶えなムカデ程の劣等感
十代のむせかえる草いきれを焼き付けた
薄っぺらいネガフィルム程の自己愛

そんなくだらない
何もかもを捨てて
逝きたい

「もう駄目だ」を「くだらねぇ」に摩り替える
世才を装った自堕落
倦怠の最中に夢想する


そんなくだらない
何もかもを捨てて
生きたい

死に場所を探している
つまり
生きる場所を探している

⏰:12/06/13 18:57 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#5 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
少年少女

生きてるって事は脆い
ってのは百も承知だ馬鹿
あっけなく消える命を
あっという間に過ぎる月日を
大事にしないとな
なんて分かってるよ馬鹿

ファーストベースの脇に自生する名も無き草
自暴自棄な放物線を描くセンターフライ
燃え尽きていく季節のような
薄汚い日が射す渡り廊下
ロッカーの中で半ば腐敗している僕らの純心

大人は偉そうに言うけれど
そんな手垢のついた言葉は
つまらないんだよ馬鹿
少年は少年の今を生きるんだ
つってんだよ馬鹿

なんつってたら
大人になっちまったよ馬鹿

⏰:12/06/13 18:57 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#6 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
初雪

青森駅前に雪が降る

「遠くまで来たつもりで
振り出しに戻っていた
いや、でも、
景色は同じでも
何か変わっているのだ」などと

負け惜しみみたいに呟いて

青森駅前に雪が降る

「僕の足取が重いのは
膝まで積もった雪のせいでしょうか
降り止まない感傷のせいでしょうか
なんにしても
今年も雪が降りました」などと

引き出しの奥に仕舞った手紙みたいに呟いて

青森駅前に雪が降る

「あの日、この場所から始まったのは
片道一万五千三百五十円の
向こう見ずな逃避行と
振り向いてはいけない人生」などと

古い流行歌みたいに呟いて

青森駅前に雪が降る
とにもかくにも
流れ着いた今日を生きるのです

⏰:12/06/13 18:57 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#7 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
夏を待っていました

君はまだ覚えているかな
あの暑い夏の日の冒険を

あの長くて真っ直ぐな線路を歩き続けて
いつの間にか僕らは離れ離れ
そして、僕は今日に流れ着いた

あの日、僕らは世界の果てにでも
辿り着けると思っていたし

映画の結末みたいな
本のエピローグみたいな
アニメのエンディングみたいな
感動的な最終回が
いつかはやってくるもんだと思っていた

今の僕はだいたい何話目なのかな
分からないけれど
ここを最終回には出来ないよな

⏰:12/06/13 18:58 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#8 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
無題

はじめ、
僕の歌には名前がありませんでした
だって歌うのは僕一人だし
聴かせる人もいなかったし

初めて人前で歌い時に
名前が必要なんだ、って気が付きました

だから僕は
誰にも聴かせる予定が無くて
誰にも必要とされていない
この寂しい歌に、せめて

「無題」

と名付けました

⏰:12/06/13 18:58 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#9 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
爆弾の作り方

自意識の袋小路
悲鳴を上げた心象風景
窓ガラスに黒いゴミ袋
数か月分のアルバイト雑誌と
丁度同じ高さに
積み上げられたルサンチマン
「僕は特別だ」だけがよりどころの
その他大勢としての僕

一つの事から目を逸らし続けるのは
一つの事を見つめ続けるのと
同じくらい危険だ

僕は空っぽだから
戦う術がないから
皆を見返すにはこれしか方法がなかった

笑った奴らを
見下した奴らを
皆ぶっ殺してやる

bakudannotsukurikata.html

そんな僕の黒く淀んだ部分は
全部フォルダの中にしまってあって
誰にも見せられない

⏰:12/06/13 18:58 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#10 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
隅田川

とても大切だったはずの
僕らの特別は
まるで特別じゃないみたいに
いつも側にあったから

ずっと履いている
ボロボロのスニーカーみたいに
ジャケットが気に入っている
好きなバンドのCDみたいに
音が出なくなっても
何故か手放せないギターみたいに
当たり前に側にあったから

あの時、ずっと続くと思ってた事の殆どは
今じゃもう終わっている
じゃあ、
今、ずっと続くと思っている事の殆ども
いつかは終わってしまうのかな
信じられないけど
きっとそうなんだろうな

こんな馬鹿な僕に
ひとつだけ
文句が言えるのだとしたら
「忘れちゃいけない」は
もう忘れちゃいけない

⏰:12/06/13 18:58 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#11 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
カルマ

僕がくしゃみをする事で
どこかの誰かが傷ついたり

僕が食事をする事で
どこかの誰かが餓え死んだり

僕が舌打ちをする事で
どこかの誰かが憤ったり

そんな事を考えると
僕は何も出来なくなって
息を止めてみたりするけれど
テレビの中の戦場では
相変わらず人が死んでいて
それでも腹は減るから
飯の度に罪悪を感じて

ごめんなさい
僕は知らない誰かの命を救う為に
餓死も出来ない人間です

なんだか辻褄の合わない
訳の分からない気持ちが
胸の中で内部紛争
動悸がうるさい

僕がこんな事で頭を 抱えて
もうずっと眠れないのは
きっと地球の裏側で
誰かがくしゃみをしたせいだ

⏰:12/06/13 18:59 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#12 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
奇跡

僕の奇跡は言い訳だ

どうしようもない状況で
救いようも無くて
それでもまだ
どうにかしたいと願う力だけが残っているなら
全てが奇跡だと言い張るしかないじゃないか

些細な事で傷つく弱さも
すれ違いざま肩がぶつかった男の舌打ちも
どこか遠い国の戦争も
季節の変わり目に止まらない咳も
ふがいない自分も
全てが奇跡だと言い張るしかないじゃないか

でも
全てが奇跡なら
奇跡なんか無いってのと同じだな
って、気が付いたのはつい最近

何も変わらねぇな
って言いながら
何も変わらねぇな
って言えている自分に驚いた

⏰:12/06/13 18:59 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#13 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
クリスマス

人は生きている間
毎秒罪を犯しているとして
一分で
六十の罪があるとして
一時間で
三千六百の罪があるとして
一日で
八万六千四百の罪があるとして
三百六十五日で
三千百五十三万六千の罪があるとして

それを洗い流すのが
年明け前に降る雪だとしたら
新年に皆が清々しい顔をして笑っているのも
無理やり頷けない事も無いな

だから僕は
雪の降る街が好きなんだよ
罪悪だらけだもんな

⏰:12/06/13 18:59 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#14 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
ポルノ映画の看板の下で

空虚な目で見れば
そりゃ世界は空虚だ

空虚な目で見て
空虚な足で歩き
空虚な無学さで
空虚な憂いを歌い
空虚な褒め言葉を頂いて
空虚な自尊心をやっとこさ満たし
空虚なこの街で
空虚な女の子と
空虚な人生の岐路で
すれ違う事も良くある空虚

僕が見ている世界と
同じ世界を彼女は見ているのだ
という過敏な自意識も
だらしない程にまた空虚

⏰:12/06/13 19:00 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#15 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
ワンルーム叙事詩

中村橋駅徒歩十分
僕の愛しいボロアパート
ここ三日
扉も開けず
誰とも話さず

僕を縛り付けて
身動き取れなくさせる記憶が
必ずしも悪いものではない事に絶望するよ

退出時に支払う費用は
この数年溜め込んだ楽観で
ベランダに積んだ資源ゴミは
ふとした時、顔を出す感傷で
眠れない夜に数えた天井の染みは
癖になった溜息で
換気扇の薄茶けた油汚れは
必死になって追いかけた馬鹿な夢だ

なんにしたって
どこへ逃げるにしたって
扉は開けなくては

⏰:12/06/13 19:00 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#16 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
真っ白な世界

朝、目が覚めたら雪が降っていて
路上ライブに出かけようと思っていた僕は
舌打ちをしながら車のエンジンをかける

青森駅までの二時間半
窓を柔らかく打つ追慕
打ちのめされて
打ちのめされて
それでも
それでもって
足を引き摺って
何とか踏み出したのはいいけれど
一向に光は射さず

そんなあれこれを
ワイパーが開き直りの速度で蹴り飛ばし
やらなくちゃと言う脅迫観念だけで
僕の生活は一方通行の命を前進する

夕方六時
いつもの場所で
いつもの歌を歌う頃
そこは真っ白な世界

⏰:12/06/13 19:00 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#17 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
アノミー

僕は自由を手に入れた
一仕事終えた後の一服の自由を手に入れた
朝露のビールを飲む自由を手に入れた
晴天のどこまでも続く荒野で、
東西南北、何処へでも歩き出す自由を手に入れた
むなしい歌を好きなだけ歌う自由を手に入れた
自分を殺す自由を手に入れた
咎める人は誰も居ない
阻む物は何もない
そんな自由を手に入れた

僕らは孤独をおもちゃのようにもてあそんで
さもそれが、与えられた免罪符かのように
自慢げに見せ付けるけれど

君の自由は誰かの自由ではないか

君の脳みそがインターネットではなく、
君の脳みそがワイドショーではなく、
君の脳みそが週刊誌ではなく、
家族や、友人や、恋人や、
君自身が愛するものであることを願う

⏰:12/06/13 19:00 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#18 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
さくら

僕らは、望んだものの半分も成し遂げられないまま
大人になった
それでも、まだ終わっていないよ
まだ息はしているし
走る事だって出来る
あれから学んだことも多いし
それが武器になる事だって知っている
必死になって転んだ時ほど
滑稽だって事も知っているし
笑われる事が、傷つくに値しない事も知っている

唯一つ
諦めたってだけじゃないか

いずれにしても立ち去らなければならない
あるいは「旅立つ」に変えてもいいし、
「逃げ出す」でも別に構わない
好きにしたらいいよ
君の都合が良いように

僕らに必要な言い訳を早く選んで
ここじゃないどこかへ行く為に

⏰:12/06/13 19:01 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#19 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
ピアノ泥棒

投げやりになって
何かをしでかしたいと思った
どうせ、のたれ死ぬだけの
くそったれの人生
結果なんてどうでも良くて
ただ、逆恨みと顕示欲だけの
どうしようもない情動

自分自身のせいか
世界のせいか
結果は大分違うだろう
どちらにしろ、酷いものだけれど

その境界線付近をうろつく
ろくでもない無垢な幼児性どもが
それでも幸福にすがりつく様を
無様と笑うかい

しくじったこの場所で終わるか
いずれ来るはずの、
満たされた幸福のうちに終わるか
ハッピーエンドってのは
僕らの墓石に刻む
日付ほどの価値しかない

だったら僕の終わりは
もう少し先でいい

⏰:12/06/13 19:01 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#20 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
この街で生きている

あれから色々あって
また振り出しに戻ったよ

昨日新しかった街が
今日は懐かしい街になってしまった
「懐かしい」が増えていって
「懐かしい」が入れ替わって
新しい「懐かしい」に戸惑いながら
歩いている今日、この場所でさえ
いずれ「懐かしい」になってしまうんだから
この、戸惑いながらの一歩でさえ大事にしなくちゃな

懐かしい歩道橋を渡り切って
懐かしい駅前にある
懐かしいタクシーロータリーの
懐かしい喫煙所で
そんな事を考えていたよ

君は今どこだ?
僕はここだ

「懐かしい」ではない
この街で生きている

⏰:12/06/13 19:01 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#21 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
デスゲーム

時代は変わる 人は変わる 街も変わる
変わりたく無いと駄々を捏ねる何事も
留まる事を許されたためしは無い

悲しみは悲しみを通り越し
自意識過剰な胸章に成り下がり
幸福は幸福を通り越し
恥ずべき火傷の痕程度にさげすまれた

可哀想と言われたいと思う事を恥じる
優しくされたいと思う事を恥じる
この世界のどこか
本当に可哀想なものの為に
本当に優しくされるべきものの為に

今まで傷つけてきた事
今まで見て見ぬ振りをしてきた事
今まで無自覚だった事

それを分かっていて
犯人探しはするまでもない

⏰:12/06/13 19:02 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#22 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
空っぽの空に潰される

今日は曇りだからつまらない
別に出かける訳じゃないが
気分が滅入ってしょうがない
多分、心の持ちようだな

幸せ不幸せもそうだろ
辛い辛く無いは関係ない
心の居場所がどこにあるか
やっぱり心の持ちようだ

理屈では分かっている
何故 こんなに虚しい気持ちになるのか
色んな事があったけれど
立込めていた暗雲は過ぎ去ったはずなのに

連続する日々の道すがら
ぽっかり開いた落とし穴みたいに
全くもって虚しい今日だ

⏰:12/06/13 19:02 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#23 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
古いSF映画

君の目に映る景色は
本当にそこに在るのか
君が触れているその温もりは
本当にそこに在るのか
君自身は
本当に君自身なのか
本当とは
本当に本当なのか

路傍に転がる石ころは語れないが
本当は語らないだけかもしれない
僕が紡いでいるつもりのこの言葉も
本当は紡がされているのかもしれない

君は誰だ?
僕は誰だ?
僕は僕だ

「僕は僕だ」と言っているのは
本当に僕か
「僕は僕だと言っているのは本当に僕か」と言っているのは
本当に僕か

僕は僕に問いかけるけれど
問いかける僕と
問いかけられる僕
どっちが本当の僕だ?

⏰:12/06/13 19:02 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#24 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
夜の歌

逃げて逃げて
命からがら辿り着いた夜のどん詰まりで
息を殺して身を隠して
誰にも見つからないように
誰にも責められないように

どうか朝よ来ないで下さい
僕はもうここしか居場所が無いのです
居場所と言うのもおこがましいのですが
あんな酷い仕打ちはもうまっぴらです
どうか朝よ来ないで下さい

それが叶わないのであれば
もういっそ
痛みの無いように
綺麗さっぱり消えてしまいたいのです

カーテン越しに空が白んで
また今日も逃げ果せなかったと
うな垂れて玄関のドアを開ける

それでも
晴れた空はうんざりするほど綺麗で
少し期待してしまうから
たちが悪い

⏰:12/06/13 19:02 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#25 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
逃避行

世界から逃げて
時間から逃げて
生きる事から逃げて
死ぬ事からも逃げて

それでも逃れられない
影みたいに着いてくる
まったく忌々しい
自分らしさってやつに
救われてしまったのは
まったく不本意だが
感謝してない訳でもない

何も持っていないってのは
悲しい事だけど
捨てるものがないってのは
僕達の強みかもな

僕の影よ
始まりを思えば
僕達が恐れるものは何も無い
期待する価値のない
くそったれの世の中で
僕達は始まったのだから

⏰:12/06/13 19:03 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#26 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
千年幸福論

変わらないものなどない
万物流転の宇宙のど真ん中
神か定めか知らないが
抗う人の悲しみを
無様だとは言わせない
抗ってこその人だから
悲しんでこその人だから

だから歌は終わらない
千年経っても終わらない
終わらないでと願うから
願う心が歌だから

それを虚無だと言うのなら
僕らは闇と生きている
背中合わせな生きている
矛盾をはらんだ人間です

死がマイナスではなく
0だとすれば
そもそも「生」とは矛盾でしょう

⏰:12/06/13 19:03 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#27 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
美しき思い出

シーツの上に落ちている
彼女の長い髪の毛は
果てない地平線
今の僕と、過去の僕とが
地続きである証拠だ

そこを起点とした
僕らの名も無い夜明けは
誰にも知られる事無く
秘密めいた響きで
思い出と呼ばれたりする

だが思い出も、今となっては
燃えないゴミみたいに
僕の頭の中を散らかして
それを片付けるのも
同じくらい億劫だけど

忘れたい事
忘れたくない事
分別して
片付けて
彼女が窓を開ける頃
ようやく出掛ける気になるのです

⏰:12/06/13 19:03 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#28 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
14歳

僕が十四歳だった頃
世界はとっても窮屈で
しがみ付く価値さえ無いと思っていた

世界に失望した十四歳
全部を諦めた十四歳
成功した十四歳
挫折した十四歳
しっかりしている十四歳
てんで駄目な十四歳

大人ってのは、皆十四歳なんだと
知ったのは大人になってから

その証拠に、僕は今でも
世界はくそったれだと思っている

⏰:12/06/13 19:04 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#29 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
未来づくり

僕らが駅前で歌っていた頃
世界は僕らの敵だった
恨みだけが背中を押した
ひからびた栄光が国道沿い
血も流さず潰れていた

人生は何が起こるかわからない
光と陰
喜び悲しみ
清濁あわせて飲み込んで
苦いと笑えりゃ上出来だ

傷ついたとはもう言わない
弱音はベッドに置いてきた
散々打ちのめされた僕らは
未来は変わると知っている

あんなに絶望した未来の中に
僕は今、生きている

もう駄目だと思った真夜中を
僕は背負って生きている
これから起こる悲しみも
僕は背負って生きていく

僕らは闇と生きていく

⏰:12/06/13 19:04 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#30 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
ラブソング
憂鬱が煙い六階の部屋
はめ殺しの窓に耳を付けると
沢山の車が虚しく唸って カラスが密談
ビルとビルの隙間から 天気を伺う
安ホテルの昼三時

有料チャンネルのカタログが
清廉な笑みをたたえて
交通費別のラブソング
心と心は それぞれ動かずに
人と人とが触れ合って
身ごもる気まずさを腕枕して

通販番組が音も無く賑やかで
財布の札を数えつつ
今月の支払いを思案する

ベッドがよじれてだらしなく
崇高な夢を挟んだハンバーガーにかぶりついたら
潔癖な愛がこぼれてシーツを汚した

⏰:12/06/13 19:04 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#31 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
ナガルナガル

君が
横殴りの風に殴られてまで 守っている物は何だ
君が
友達の嘲笑を浴び 顔を真っ赤にしてまで 背中に隠している物は何だ
君が
父親に足蹴にされてまで 引き出しの奥にしまっている物は何だ

君がかくまった執着心を 誰もが虐げようと
君の知られたく無い場所を がさつにノックする

でも君は決してドアを開かず
眠りにつく 一瞬前だけ
かすかな望みを餌に そいつを愛でて
昨日と今日とを生き延びた
あと一年
いや、あと数ヶ月

空を塞いでいた ねずみ色の雲が去り
今まさに太陽の光を弾いたのは
君の偏屈な執着心だ

今こそ君の番だ

⏰:12/06/13 19:05 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#32 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
ナモナキヒト

背広 背負ったギター 腕時計を気にして駅前に立つ人
白衣 茶色い髪 競技用ウェアー
ぶら下げた買い物袋 作業着 高級外車

誰もが顔も知らずすれ違う街中で
己の主義主張を声高に
名前を語っている事に
今しがた気付いたんだ

なんだか変に満足そうな
君の名前を僕は知っている
なんだかまた会えそうな気がするよ

猫背で下を見ながら歩く
僕の名前は気に食わないから
僕は少し背筋を伸ばした

今日から僕は前を見て歩く人だ

いや

前を見て歩こうとしている人か

⏰:12/06/13 19:05 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#33 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
アポロジー

生きているだけで 罪悪感を感じてしまう人間は
自らの小さな罪を許せない 厳しい司直とも言えるし
息をするだけで 申し訳ない気持ちになってしまう人間は
他人が自分に下す審判を見抜けない 愚か者とも言える

もし君が 君の思うように 罰されるべき愚かな人間なら
愚かな君が下す審判を 鵜呑みにしてはいけない
もし君が 自分自身の罪悪さえ 完璧に見極められる司直ならば
そもそも君は 愚かな人間ではない

君の罪悪感は 弱さでもあるし 強さでもある

君の中の小さな司法で 君と君とが徹底抗戦する様は全く滑稽だが
その自治的な劣等感は 滑稽なほど廉直だ

君が世界に謝罪する時
君は君に謝罪している
君が君を許す時
君は世界に許されている

⏰:12/06/13 19:06 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#34 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
ハルルソラ

差し迫って透明な 空という名の空白が
悪びれもなく広がるが
えたいの知れない異物感に いよいよ顔を引きつらせて
陽が照ろうが 風が吹こうが
幸薄そうな青色だ

過去に不安など感じないように
未来に後悔などするはずもないが
僕はただひたすらに
未来を後悔し続けている

盗人萩をくっつけて 山道を進み
開けた道の工事現場
鉄筋が留る鳥が鳴く声に
この町の営みや
人の良さまで舗装される

中間貯蔵施設工事現場の旗を揺らす風も
等しく 生まれは有史以前だ

秋の昼下がり
むつ市関根 国道279号線にて

⏰:12/06/13 19:06 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#35 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
amazarashiでした

⏰:12/06/13 19:07 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#36 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
24
埼玉


音楽
SVアクセ
眼鏡

⏰:12/06/13 19:08 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#37 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
建て直したった(`・ω・´)

⏰:12/06/13 19:08 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#38 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
白縁眼鏡ー(`・ω・´)

jpg 33KB
⏰:12/06/13 19:22 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#39 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
あとなんか書くことあるっけ(´・ω・`)

⏰:12/06/13 19:22 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#40 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
無いかな

⏰:12/06/13 19:29 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#41 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
お風呂入りたい(´・ω・`)

⏰:12/06/13 19:36 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#42 [◆minmi/cwME]
にゅおめ(^^)/

⏰:12/06/13 19:36 📱:Android 🆔:mbIoCL1A


#43 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
前歯の無い状態で笑うとファンキーだなw

⏰:12/06/13 19:37 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#44 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
みーちゃん
ありがと(´・ω・`)ノン

⏰:12/06/13 19:37 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#45 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
utanet.jp/..

⏰:12/06/13 19:40 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#46 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
若干寒い(´・ω・`)

⏰:12/06/13 19:41 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#47 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
薬飲まなきゃ(´・ω・`)

⏰:12/06/13 19:45 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#48 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
祈り(´・ω・`)

⏰:12/06/13 19:49 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#49 [黒猫◆JUDE8gLNR.]
お風呂入ろ

⏰:12/06/13 19:53 📱:T006 🆔:WgKr8JGs


#50 [虹◆Niji/k.hKE]
黒猫たん入浴中///

⏰:12/06/13 20:22 📱:943SH 🆔:YBxePM9k


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