星とぽんず
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#431 [七瀬]
信じられない。
自分でも、こんなにすんなりと、
“歩志が好き”
ってことを認めてしまうなんて。
会ってまだ、数か月。
だけど、
意地悪で冷たいアイツが
好きなんです。
:09/03/09 22:35
:N703iD
:W7rSt6Q.
#432 [七瀬]
『お、おはよー。』
「おはよ、ぽんずちゃん。」
ほんとの気持ちに気付いたからには、どんどん行くしかないでしょ!!
でも、どうしたらいいのか分からない。
松田柚子。
15歳。
男の気持ちなんて、知るわけないじゃーん!
:09/03/09 22:38
:N703iD
:W7rSt6Q.
#433 [七瀬]
私はまだまだガキだ。
はあ。
「どうしたの?」
私の顔を覗き込むアイツ。
わっ!
朝からそんな顔で見ないでよ〜!!
好きだと解ると、つい意識してしまう。
:09/03/09 22:41
:N703iD
:W7rSt6Q.
#434 [七瀬]
「ねぇ、俺は今日から放課後、ずっと残るけど、
ぽんずちゃんはどうする?」
チャンス到来!
『私も一緒に残る!』
やったあ!
これで歩志と長くいれるね。
しかも二人っきりで。
うれしさがこぼれそう。
:09/03/09 22:44
:N703iD
:W7rSt6Q.
#435 [七瀬]
「そ。」
『うんっ!』
あまりのうれしさに、歩志の素っ気ない返事にも、
ルンルンで返した。
そんな私を見て、歩志は
「なんかぽんずちゃん、元に戻った。」
『えっ、そう?』
「うん。元気のないぽんずちゃんから、
元気いっぱいの、ぽんずちゃんに戻った。」
:09/03/09 22:48
:N703iD
:W7rSt6Q.
#436 [七瀬]
歩志は、ちゃんと私を見ていてくれたんだ…。
そう思うと泣きそうになった。
また私、泣かされる。笑
とりあえず、涙は堪えて、席に着く。
授業中も、前のアイツが頭から離れない。
:09/03/09 22:51
:N703iD
:W7rSt6Q.
#437 [七瀬]
昼休み。
私は、中庭で歩志と食べた。
『歩志の誕生日って、いつ?』
「4月7日。」
『へぇー、過ぎちゃったね。』
:09/03/10 18:32
:N703iD
:7bD3bGNs
#438 [七瀬]
『血液型は?』
「AB。」
『ふーん、そう言われたらそうっぽいね。』
『好きな食べ物は?』
「りんご。」
『かわいい。』
そう笑うと、歩志はりんごみたいな顔になった。笑
:09/03/10 18:35
:N703iD
:7bD3bGNs
#439 [七瀬]
そんな歩志を見て、ずっと笑っていると、
「次の質問は?ぽんず姫。」
と歩志。
やり返された。
今度は私がりんごになってしまった。
『じゃ、家族構成。』
「オヤジ、おふくろ、にぃちゃん。」
:09/03/10 18:39
:N703iD
:7bD3bGNs
#440 [七瀬]
『兄弟いるんだ。』
「意外?」
『うん。歩志ってなんか一人っ子っぽいし。』
「そう?」
『一人っ子独特の雰囲気がする。』
こんな感じで、とりあえず質問責めにしてみた。
いっぱい歩志のことを知れた幸せと、
次々、現われる驚きで私の心は満たされた。
:09/03/11 22:20
:N703iD
:guC0zZjc
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