星とぽんず
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#471 [七瀬]
 
 
このまま連れていかれ、
体育館に到着。


「これ。」

歩志の差し出された手には


…文鎮。

『これ…、
歩志が作ったの?』

「もちろん。」

うれしそうに言う歩志。

⏰:09/03/15 02:25 📱:N703iD 🆔:hr2Oe0pM


#472 [七瀬]
 
すごいきれいな文鎮。


…だけど、

意味不明!


なんで文鎮?

あんなにすごい剣幕で、


文鎮ですか?

目が点になった。

⏰:09/03/15 02:28 📱:N703iD 🆔:hr2Oe0pM


#473 [七瀬]
『……で?』

今度は歩志の目が点になった。



『あんなすごい剣幕で文鎮!?』

「ああ。」

歩志は合点したように頷いた。


「これだけじゃダメ?」

は?

⏰:09/03/15 02:32 📱:N703iD 🆔:hr2Oe0pM


#474 [七瀬]
「だって、俺の作った文鎮見たかったでしょ?」


うん、見たかった。

見たかったけど、なんでこのタイミング?

なぜあの剣幕?


『…見たかったけど。』

「正直でよろしい。」

歩志は満足そうに笑った。 

⏰:09/03/15 02:36 📱:N703iD 🆔:hr2Oe0pM


#475 [七瀬]
「これで技術室に行ける。」


忘れてたワケじゃないけど“どうでもいいや”
と思っていたのは事実。

その間にも、歩志は諦めてなかったんだ。



『うん。そうだね…。』

気力なく言う私。


そんな私を見て、うんざりしたように歩志は言った。

⏰:09/03/15 16:40 📱:N703iD 🆔:hr2Oe0pM


#476 [七瀬]
「ね、
お前、技術室に行きたくないの?」

ううん。
そんなんじゃない。

『…行きたいよ。』

「じゃ、なんでそんな顔してんの?
変だぞ。」


なんでって、
アンタのせいじゃん。

私の思い込みって言われても仕方ないけど、
アンタの壁があるからじゃん。

⏰:09/03/15 16:45 📱:N703iD 🆔:hr2Oe0pM


#477 [七瀬]
「なんか話し掛けても、上の空だし。
避けてるよね?俺のこと。」


図星なのと、
さっきより、すごい歩志の剣幕で何も言えなかった。



「あの林原ってヤツと付き合ったから?
あれから、うまくいったわけ?」


うつむいてた顔を歩志に戻した。

⏰:09/03/15 16:51 📱:N703iD 🆔:hr2Oe0pM


#478 [七瀬]
『…なにそれ。』

なにそれ。
なにそれ。

ますます意味分からない。

はぁ。

歩志はため息混じりの声で言った。

「だから、付き合ってんだろ、その林原クンと。」

何、その呆れた声…。

ため息をつきたいのは、
こっちだよ!

⏰:09/03/15 18:53 📱:N703iD 🆔:hr2Oe0pM


#479 [七瀬]
 
『付き合ってないよ。』

やっとのことで口を開いた。
弱々しい声。



「ふーん。
まあ、どーでもいいけど。」


どうでもいい?

『じゃあ何で聞くのよ!』

立ち去ろうとする歩志に怒鳴る。

⏰:09/03/15 18:57 📱:N703iD 🆔:hr2Oe0pM


#480 [七瀬]
『なんで…、なんでそんなこと聞くのよっ!

もう意味分かんない!

いきなりこんなとこに
連れてこられたかと思えばなんか責められるし。

さっきまで、うれしそうに文鎮見せびらかしてたくせに、キレだすし!


“林原と付き合ってる”
とかゆーし…。

そのくせ、どうでもいい?
ふざけんなっ!!』
 

⏰:09/03/15 21:04 📱:N703iD 🆔:hr2Oe0pM


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