星とぽんず
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#541 [七瀬]
 
 
食堂はやっぱりいつもみたいに男共で溢れかえっていた。


奇跡的に席を2つ発見し、そこに腰を下ろす。



な、なんて切り出そう…。



「ねえ、彼氏と食べなくてもいーの?」

⏰:09/03/17 20:44 📱:N703iD 🆔:GUMwiLbY


#542 [七瀬]
私から話す必要はなかったみたい。


『う、うん…。あのね歩志。
私、実は……


林原と付き合ってないの!』


言った。

とうとう言ったぞ!



「うん。知ってた。」

⏰:09/03/17 20:47 📱:N703iD 🆔:GUMwiLbY


#543 [七瀬]
『はあ!?』

すっとんきょうな声を上げる。


歩志は何でもないように続ける。

「最初っから分かってたよ。
だって、ぽんずちゃんは嘘が下手だもん。
すぐ顔に出るし。」


『じゃあ何で林原のこと、ずっと彼氏呼ばわりしたのよっ!』 
 

⏰:09/03/17 20:52 📱:N703iD 🆔:GUMwiLbY


#544 [七瀬]
だんだんムカついてきた。


「んー、面白かったから。」

食堂のうどんを啜りながら歩志は言った。


面白かった?

なんじゃそりゃ。


聞いた途端に気が抜けてしまった。
 

⏰:09/03/17 20:56 📱:N703iD 🆔:GUMwiLbY


#545 [七瀬]
「面白かったんだもん。仕方ないじゃん。

ってか、ぽんずちゃんほどからかい甲斐ある人いないよ?

ってか、
からかわれてること自体、気付いてなかったし。」


笑いながら言う歩志。


『もっと早く言ってよねっ!』
 
「ごめんごめん。
だって見たかったし。」

⏰:09/03/17 21:03 📱:N703iD 🆔:GUMwiLbY


#546 [七瀬]
『何が?』


「ぽんずちゃんの
焦ってるとーころっ!」



やっぱりコイツは悪魔だ。

人間の私が適うわけない。



「…でどうなの?」


『ん?何が?』
 

⏰:09/03/17 21:07 📱:N703iD 🆔:GUMwiLbY


#547 [七瀬]
「だから…、

実際、林原君とは何もないわけ?」


『ああ、なにもないよ。
あるわけないじゃん!』


「そっか。





……良かった。」
 
 

⏰:09/03/17 21:10 📱:N703iD 🆔:GUMwiLbY


#548 [七瀬]
 
 
『ってか、久しぶりだね。歩志と一緒にお弁当食べるの。』


「そうだったね。
ぽんずちゃんはずっと彼氏と食べてたし。」

『だからっ、彼氏じゃないってば!』


「えー?でも前に聞いた時“付き合ってる”
って確かに、この耳で聞いたんだけどなあ。」
 

⏰:09/03/17 21:23 📱:N703iD 🆔:GUMwiLbY


#549 [七瀬]
 
 
私も聞いたよ。 



確かに、この耳で。





歩志の


“良かった”

っていう小さな声。
 
 

⏰:09/03/17 21:25 📱:N703iD 🆔:GUMwiLbY


#550 [七瀬]
 
 
 
 
『私、嫌だった。』

「なーにが?」


『歩志に


“林原と付き合ってる”
って思われて。』


「フッ、だってぽんずちゃん好きだもんね。
俺のこと。」
 

⏰:09/03/17 21:28 📱:N703iD 🆔:GUMwiLbY


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