星とぽんず
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#132 [七瀬]
『ホントに?』
「ああ、本当。」
『ホントのホント?』
「フッ、しつこいな。
ホントのホント。」
言いながらも林原は笑顔のまま。
:09/02/28 17:47
:N703iD
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#133 [七瀬]
「松田は俺のすごくいいライバルだよ。」
:09/02/28 20:05
:N703iD
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#134 [七瀬]
え?
ライバル??
目を大きく開いた。
:09/02/28 20:06
:N703iD
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#135 [七瀬]
林原は続けた。
「俺、技術ではお前に1度も勝てなかったんだ。
だから高校も同じ工業科を選んだ。」
あ…、そうか
だからJ高にしたんだ。
「だからお互い、高校で頑張ろうな。」
林原は、今まで見たことない、爽やかな笑顔で言う。
:09/02/28 20:11
:N703iD
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#136 [七瀬]
帰り道。
さっき林原に言われたことを思い出す。
私はフラれたのだろうか?
でもショックというよりも驚きが頭の中を支配している。
:09/02/28 20:13
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#137 [七瀬]
林原があんなことを思ってたなんて。
やっぱり何を考えるか分かんないヤツ。
そして
私は思い出したように走りだした。
:09/02/28 20:17
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#138 [七瀬]
あの公園に。
林原の言うとおり、もうあの公園は空っぽになっていた。
私はつっ立ったまま、夕焼けで赤く染まった、ただの土地を見ていた。
:09/02/28 20:24
:N703iD
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#139 [七瀬]
4月に入り、今日はとうとう入学式。
私は朝から、
いや一昨日から緊張していた。
だって、あの男の子にまた、会えるかもしれないから。
:09/02/28 23:36
:N703iD
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#140 [七瀬]
林原に告白しようと思っていたくせに、
と思うけれど。
やっぱり心臓はどくどくとうるさい。
あの子いるかなぁ…。
……いるといいな。
クラス表に目を向ける。
:09/02/28 23:39
:N703iD
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#141 [七瀬]
“1ー2 松田柚子”
見っけ。
また2組かあ。
中学の時も、三年間ずっと2組だったしなぁ。
「また松田は2組だな。」
隣から懐かしい声が聞こえた。
:09/02/28 23:43
:N703iD
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