夏祭り、恋花火
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#312 [七瀬]
『ちょ…待ってってば!
遊…希。』


プツッ

ツーツーツーツーツー


一方的に切られてしまった。

虚しい音だけが、私の耳に残る。


なんやねん、あれ。

意味分からんまま、眠りについた。

⏰:09/03/27 21:36 📱:N703iD 🆔:VBS6fHZc


#313 [七瀬]
 
 
 
そして明後日。


ピーンポーン


『はーいっ。』

ドアを開けると


『ほんまに来たん!?』


「冗談やと思った?」

ニカッと笑う遊希。

⏰:09/03/27 22:06 📱:N703iD 🆔:VBS6fHZc


#314 [七瀬]
 
『いや…冗談とゆうか…』


「用意出来たか?」

『用意って……』


「もちろん出掛ける用意。」



「あらあら!遊希くん!!」

その時、運悪く?
お母さんが登場した。
 
 

⏰:09/03/27 22:11 📱:N703iD 🆔:VBS6fHZc


#315 [七瀬]
「どぉも、こんにちは。」


「こんにちは〜。

もしかしたら、
これからまつりとデート!?

ごめんねぇ、遊希くん。
この娘、グータラして、まだ顔も洗ってないのよ!

ここで待つのも、あれだし…
あがってちょうだい!」


お母さんは、
かーなーり一方的、
かつ一気にしゃべった。

⏰:09/03/27 22:16 📱:N703iD 🆔:VBS6fHZc


#316 [七瀬]
 
『顔は洗ったし!
着替えてないだけで…

ってかデートちゃうわ!』


そんな私の言い分は無視され、
遊希は初めて私の家に足を踏み入れた。


『と、とりあえず着替えてくるから!』

バタン!

そう言って、部屋へ戻る。

⏰:09/03/27 22:20 📱:N703iD 🆔:VBS6fHZc


#317 [七瀬]
 
なにあれなにあれ!

来るとは言ってたけど、
ほんまに来るか!?


ドア越しに聞こえる
お母さんと遊希の笑い声。

ほとんどお母さんの声やけど。


そんな二人とは裏腹に、心臓バクバクな私。


えーとっ!
とりあえず着替な!!

⏰:09/03/27 23:55 📱:N703iD 🆔:VBS6fHZc


#318 [七瀬]
 
タンスを片っ端から開けて、あさる。


あ、あった!

少し大人っぽい白いワンピースを取り出す。


軽く化粧をする。


「まだかー、まつり。」


『ま、待って!』

最後にグロスを塗る。

⏰:09/03/28 00:00 📱:N703iD 🆔:23CTAh1M


#319 [七瀬]
 
『おまたせっ。』


「よし、行こか!!

じゃあお母さん、
麦茶ありがとうございました。」


「はーい。気を付けて。
またおいでね、遊希くん。」


お母さんに見送られ、
家を後にした。
 

⏰:09/03/28 00:03 📱:N703iD 🆔:23CTAh1M


#320 [七瀬]
 
しばらく歩いて、
近所のバス停に着いた。


『バス乗んの?

ってか、どこ行くんよ。』


「うーん、70点。」

私の質問をスルーして、
遊希は言った。


『え?』
 
 

⏰:09/03/28 00:10 📱:N703iD 🆔:23CTAh1M


#321 [七瀬]
「後、
髪巻いてくれたら90点やのに。」


なーんだ、そうゆうことか。

『遊希が急かすからやろ。』

「じゃあ、時間あったら巻いてた?」


『さあ、どうかな。』

ちょっと意地悪して、はぐらかす。
 

⏰:09/03/28 00:13 📱:N703iD 🆔:23CTAh1M


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