黒猫の棲むところ
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#594 [イリア]



麗「…何?まさかあんたも
こんな子の言うこと信じてるの?」

狼「新入りの言うこと、
あながち嘘には聞こえない。だけど

――……俺は、お前を信じてる」


狼さんの声が響く。

麗さんは狼さんから目を背けた。


⏰:09/03/28 13:31 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#595 [イリア]



麗「…なにその台詞?

明日の舞台にそんな台詞
あったかしら?」


狼「―…お前を、信じてる。
だから今ここで、一つ約束して欲しい」


⏰:09/03/28 13:32 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#596 [イリア]



風が吹いてる。

あぁ、さっきまで雨が降ってたもんな。


⏰:09/03/28 13:33 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#597 [イリア]



狼「――……何かあったら、
絶対俺に言うこと。

どんなことでも、必ず。」



狼さんを見る。
強く意志のある赤い瞳は
猫さんとは違う美しさを持つ。


⏰:09/03/28 13:33 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#598 [イリア]



麗「――……何で私が…」


狼「約束だぞ、麗」



狼さんの気迫に押されたのか、
麗さんがコクリと頷く。


⏰:09/03/28 13:33 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#599 [イリア]



狼「……よし、それじゃあ
今度こそ本当に飯にしよう!!

猫のファンは帰ったかな?
あいつのファンはしつこくて困る、
まったくあんな悪魔の
どこにそんなに惚れるのか…

行くぞ!麗!!
新入りもご苦労だったな!!!!」


⏰:09/03/28 13:34 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#600 [イリア]



そう言って狼さんはまた

白い歯を見せてニカッと笑う。


⏰:09/03/28 13:34 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#601 [イリア]





――……本当にこれでいいのかな…


私はそう考えながら

歩き始めた二人の後を追った。


⏰:09/03/28 13:35 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#602 [イリア]



第一話:opening
>>3-222

第二話:日と陰と[更新中]
>>241-533
>>536-601

安価
>>2

†感想板†
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4322/

感想・アドバイス
お待ちしてます(゚∀゚)★

⏰:09/03/28 13:36 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#603 [まな]
最初、狼のこと「うぜー」とか思ったけど←
今はめっちゃ好きです!
すっごい格好いいです^^★

⏰:09/03/29 15:08 📱:PC 🆔:☆☆☆


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