桃色に染まって
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#11 [雛鳥]


はっ…!
まさか意外に真面目なのかもしれんな…


「あーっあー…テステス…

えー…みなさん頑張りましょう…以上。」



⏰:09/04/03 15:14 📱:SO704i 🆔:☆☆☆


#12 [雛鳥]





はぁあぁぁぁっ!?




⏰:09/04/03 15:16 📱:SO704i 🆔:☆☆☆


#13 [雛鳥]


そう一言言ったかと思えばポカンとした顔の体育館にいる全員の波をかきわけていそいそと椅子に座る。

いや正確には僕意外だ。
僕はあまり怒りにプルプルと握りしめていた拳が震える。

テメェはそれがスピーチか馬鹿野郎――!!

危うく口が開いて怒鳴りそうになったがぐっと我慢する。
あ、泣きたくなってきた。

⏰:09/04/03 15:22 📱:SO704i 🆔:☆☆☆


#14 [雛鳥]

昔から憧れてきた…っ
この機会を……




霧坂……神弥
絶対、この恨みは忘れねぇ!

⏰:09/04/03 15:24 📱:SO704i 🆔:☆☆☆


#15 [雛鳥]

入学式も無事に終わり(無事じゃないけど)クラス発表や担任発表を済ます中も僕の心は霧坂神弥に対する恨みでいっぱいだった。


――「じゃあ今日はこれで終いだ。明日も元気に来いよ、んじゃ日直挨拶!」

「せんせー!日直まだいませーん!」

教室に笑い声が響く。
…あれ?この先生名前なんだっけ?

「あ、あぁそうだったな。じゃ明日決めるか。よし、解散!」

⏰:09/04/03 15:29 📱:SO704i 🆔:☆☆☆


#16 [雛鳥]


ガヤガヤと騒ぎながら生徒たちはどんどん教室から出て行く。

あ…僕も帰ろう


「おーい、…か、神桜?」

僕が帰る準備、鞄を持ち扉を開けようとすると教壇からさっきのへっぽこ教師に呼ばれた。

名前覚えてねーのかよ。

⏰:09/04/03 15:33 📱:SO704i 🆔:☆☆☆


#17 [雛鳥]


名簿を確認しながら不安げに名前を呼んでくるそのへっぽこ教師はあまりに間抜けだ。

…あ、僕も覚えてないな

「……はい?」

⏰:09/04/03 15:34 📱:SO704i 🆔:☆☆☆


#18 [雛鳥]


「あ、よかったー…合ってた。ちょっと着いて来てくれ」

「え?…あ、はい」

僕何かしたっけ…?
少し心臓をバクバクさせながら教室から出て行くへっぽこ教師に着いて行く

⏰:09/04/03 15:38 📱:SO704i 🆔:☆☆☆


#19 [雛鳥]


――…職員室?
着いて行った先は職員室だった。ガラッと勢いよく開ければそこには先生がいるのは当たり前だが…ついさっきの男。


霧坂神弥がいた。

⏰:09/04/03 15:42 📱:SO704i 🆔:☆☆☆


#20 [雛鳥]


「おー…霧坂。早かったな」

「早かったなーって呼んだのは先生でしょ」

そう言い先生は呑気に霧坂の肩をぽんぽんと叩く。そして僕と霧坂を交互に見て

「お前らが今年の生徒会の副会長と会長だ」

⏰:09/04/03 15:49 📱:SO704i 🆔:☆☆☆


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