漆黒の夜に君と。U[BL]
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#349 [ちか]
>>348
└→ゅぅさま*

アンケート協力ありがとうございます★∩^ω^∩
黒君人気ですねーっ◆

⏰:09/08/05 17:53 📱:P906i 🆔:8WCfbZZU


#350 [ちか]
>>346続き.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
只今、廊下を爆走中です。

(人多すぎだろーっ!!!泣;)

背後に迫りくる恐怖から俺は必死に逃げる。
が、どこから現れるか分からない予測不可能のこの現状に俺はすでにギリギリの状態だった。


「ハァッハァッハァ‥!!も…無理‥」


足が縺れ(モツレ)、もえダメだと思ったその時。


グイッ!!

「…っ!!?!?」

⏰:09/08/05 18:45 📱:P906i 🆔:8WCfbZZU


#351 [ちか]
急にドアの隙間から手首を掴まれ、俺は引っ張られるがまま倒れこんだ。


パニック状態の俺。


「なな、何っ?!誰?!!」

「うるさい。」

へ?!
この声‥‥──

「恭弥?!!?」

⏰:09/08/05 22:47 📱:P906i 🆔:8WCfbZZU


#352 [ちか]
見上げると、
腕組みをして俺を見下ろしている恭弥がいた。


「あんまり大声出すと、見つかるよ?"鬼さん"。クスクス」


そう言って怪しげな笑みを浮かべる恭弥。

⏰:09/08/05 22:53 📱:P906i 🆔:8WCfbZZU


#353 [ちか]
「なんで知って…─ッ!!//」

「さて、何ででしょう?」


突然目の前まで顔を近づけられ、俺は言葉を失くした。

不気味なくらいニッコリと笑う恭弥。

その裏になにか隠されてる…。


そんな気がしてならなかった。

⏰:09/08/06 16:35 📱:P906i 🆔:qD2ec7Oo


#354 [ちか]
「な…なんで恭弥が…?」

「さて、何ででしょう?」

「ここ、どこ…?」

「さて、何処でしょう?」


質問しても返ってくるのは質問だけ。
ピクリとも動かないその表情が怖くて俺は泣きそうになった。


「…そう言えば、」

そんな半泣き状態の俺に恭弥はこっちを向いた。

「彼氏、居ないんだってね?冥には。」

とびっきりの黒スマイル。

⏰:09/08/06 17:21 📱:P906i 🆔:qD2ec7Oo


#355 [我輩は匿名である]
>>250-350

⏰:09/08/06 17:53 📱:W61T 🆔:Uykd8IfM


#356 [ちか]
>>355
└→我輩は匿名さま*

アンカーありがとうございます!∩^ω^∩
おかげで見やすくなりました♪

⏰:09/08/06 19:14 📱:P906i 🆔:qD2ec7Oo


#357 [ちか]
>>354続き.

その瞬間やっと全てを把握した。

「ち、ちがっ…!!!アレは…っ「アレは?なに?」


この人完全に怒ってる…
ちゃんと誤解とかなきゃ!!

「アレは女と間違われたのがムカついて…それで勢いって言うか…、そんなつもりで言ったんじゃなくて!!」

俺は必死に身振り手振りを添えて弁解した。

しかし、

⏰:09/08/06 19:22 📱:P906i 🆔:qD2ec7Oo


#358 [ちか]
「ふーん。それで?」

時に恭弥は無情なほどに冷たい表情(カオ)を見せる。
鋭い目付きも口調も俺の心を揺らす。

“どうしよう”
今の俺の頭にはそれ以外の言葉は無かった。

恭弥はふいに俺の顎に触れ顔を引き寄せた。



「じゃあ、証拠見せてよ。」

…証拠?

⏰:09/08/06 23:02 📱:P906i 🆔:qD2ec7Oo


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