漆黒の夜に君と。U[BL]
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#404 [ちか]
>>403訂正

艶やか声 ×

艶やかな声 ○


すいません(;o;)

⏰:09/12/01 21:52 📱:P906i 🆔:u/A4Ehps


#405 [ちか]
>>403続き


「ハァハァ…ッ///ん…ハァ‥ッ//」


白い欲望を吐き捨てた俺はぐったりとソファーに身体を預けた。


「冥‥‥」


少し掠れた優しい声。
恭弥はまた俺のおでこに唇を落とした。

⏰:09/12/01 21:59 📱:P906i 🆔:u/A4Ehps


#406 [ちか]
「‥‥‥?」


いつもと同じはずなのに

何かが違う気がした。


愛しくて悲しい目…


時間が止まったような空気の中で見つめていると、恭弥は薄い唇を開いた。

⏰:09/12/01 22:21 📱:P906i 🆔:u/A4Ehps


#407 [ちか]
「冥は……、《残り5分を切りましたよーっ!!!!》


恭弥の言葉を遮って、外の中央ステージから勢い良く発せられた甲高い声。


俺を鬼に決めたあの女の人の声。



そうだ、忘れてた・・
まだ鬼ごっこの途中だったんだ。

⏰:09/12/01 22:28 📱:P906i 🆔:u/A4Ehps


#408 [ちか]
「やだな〜…」

俺は床に捨てられた「あのタスキ」に目線を落とす。

とりあえずアレ返しに行かなきゃ…

そう思って重い身体を起こそうとしたその時。


「あぁ、まだゲームの途中だったね。」


ニヤリと恭弥は口角を上げて呟いた。
そして‥‥‥、

⏰:09/12/01 22:35 📱:P906i 🆔:u/A4Ehps


#409 [ちか]
「ふぉわ‥っ?!??!」


「この服抱きにくい…。」


気がつけば俺は恭弥に抱き上げられていた。

そのまま恭弥はドアノブに手をかける。

⏰:09/12/01 23:08 📱:P906i 🆔:u/A4Ehps


#410 [ちか]
「ちょ‥っ、恭弥!!!///」



ドアがギィ..と軋む音と共にゆっくりと開いた。






「後始末はちゃんとしなきゃ、ね。」

⏰:09/12/01 23:20 📱:P906i 🆔:u/A4Ehps


#411 [ちか]
毅然としてグランドの真ん中をズンズンと進んでいく恭弥。


それに目を丸くする人人人


視線が刺さるように集まるのにも恭弥は表情一つ変えない。


変わるのはお姫様抱っこされてる俺の方。

⏰:09/12/01 23:37 📱:P906i 🆔:u/A4Ehps


#412 [ちか]
*


感想・質問・指摘など
もし良ければ遊びにきて
ください*

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*

⏰:09/12/02 08:13 📱:P906i 🆔:zgLxVd6g


#413 [ちか]
《果たしてこの賞金は誰の手に?!
それとも鬼は逃げ切れるのでしょうかーっ?!》


ステージの周りは最高潮。

《残り10秒!!
10…9…、 》


甲高い声で始まったカウントダウン。

《8‥‥、おーっと?!》


司会者とばっちり目が合ってしまった。

⏰:09/12/02 12:57 📱:P906i 🆔:zgLxVd6g


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