漆黒の夜に君と。U[BL]
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#694 [ちか]
「まさか本当にうつるとは(笑)ま、舌入れてたし、仕方ないか。クスクス」


「笑い事ちゃうわ。あほ。」


昨日と
立場は逆転したようだ。


「お前はなんでそんな元気やねん…。っくしゅん。」

⏰:11/05/27 00:31 📱:P906i 🆔:jTVAZp2g


#695 [ちか]
「うつすと治るっていうし、そういうことじゃない?」


ケロッとした顔で言うから余計むかつく。


……まぁ、でも、
おかげでもう少しこっち(東京)でこいつと居られそうなので、良しとしようか。

⏰:11/05/27 00:34 📱:P906i 🆔:jTVAZp2g


#696 [ちか]
*
出来れば、
風邪が長引きますように。



「優しく看病しろよな…。」


「クスッ、もちろん。」




なーんちゃって。

  ― 第八話 e n d ―

⏰:11/05/27 00:39 📱:P906i 🆔:jTVAZp2g


#697 [ちか]
*

第八話 寂しがりの誘惑
>>585-696

▼感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4220/

すごく不定期更新でしたが、第八話無事完結しました*
長い間お待たせしてしまいすいませんでした。

待っていてくださった方達のためにも、今のペース、今以上のペースで更新していけたらなと思っています

たくさんの応援
ありがとうございました!
みなさまのおかげです><
良ければ、
感想などよろしくお願いします。(*^^*)
*

⏰:11/05/27 00:44 📱:P906i 🆔:jTVAZp2g


#698 [ちか]



第九話 隣のあの子

⏰:11/05/27 16:29 📱:P906i 🆔:jTVAZp2g


#699 [ちか]
最近、気になる子が居る。



いや、ずっと前から
気になっていたのかも知れない。



隣のあの子のことを。

⏰:11/05/27 16:32 📱:P906i 🆔:jTVAZp2g


#700 [ちか]
悴む寒さにも慣れてきた12月下旬。


ただ今会議室にて
生徒会役員会議中。


冷えしきる窓の外と
暖房の音がうるさい此処はまるで別世界。

⏰:11/05/27 17:00 📱:P906i 🆔:jTVAZp2g


#701 [ちか]
もうじき僕がこの会議に参加することも無くなるのかと思うと、少し寂しい気もする。

しかしもうそういう時期なのだ、と改めて月日の早さを実感したりもした。


暖房器具のうめき声に霞んで聞こえづらい会議の内容を軽く耳に入れつつ、
ちょうど真向かいに向かう"その子"に目を向ける。

⏰:11/05/27 17:13 📱:P906i 🆔:jTVAZp2g


#702 [ちか]
この子と出会ったのも
ちょうどこの教室だった。





もう一年以上前のことになる。

⏰:11/05/27 17:23 📱:P906i 🆔:jTVAZp2g


#703 [ちか]
綺麗な顔の子だな。



それが最初の印象だった。


背も高くスラッとして
清潔感のある人だと思った。

どことなくクールそうな、そんな印象だった。

⏰:11/05/27 17:27 📱:P906i 🆔:jTVAZp2g


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