漆黒の夜に君と。U[BL]
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#615 [なー]
あげます!\(^O^)/
Tから一気に読みました。
この小説大好きです!(●´ω`)
ちかさんのペースでこれからも頑張ってください(^ω^)
:10/07/11 21:49 :SH905i :hNPDhhmY
#616 [ちぇりー]
あげます(^^)
:10/07/20 13:57 :N04A :tITTDnoE
#617 [ちか]
>>612>>613>>616 ちぇりーさま
>>614 めおさま
>>615 なーさま
ありがとうございます!!
不定期で本当に申し訳ないです…
もっと更新出来るように頑張ります(´;ω;`)
地道に更新していくので、これからもよろしくお願いしますm(__)m
:10/08/15 00:46 :P906i :clmDe0Hc
#618 [ちか]
凌が食べ終わるのを見届けてから、心の中で安堵の息をついた。
食器を片付けにキッチンまで戻ろうと立ち上がると、
グイ…ッ
手首を掴まれ、その先の碧眼に映る自分が見えた。
:10/08/15 00:50 :P906i :clmDe0Hc
#619 [ちか]
「そんなの後で良いだろ。」
まだ声は熱っぽさが残っている。
俺はそんな凌を見下ろしながら、片手で食器の乗ったお盆を持ち上げた。
「あほか。料理は片付けまでちゃんとしてこそ、料理って言うんや…「行かなくていいって言ってんの。」
あれ?
なんやコイツ。
:10/08/15 00:56 :P906i :clmDe0Hc
#620 [ちか]
伏し目がちで、凌は目も合わせようとせーへん。
ただ強く手首を掴むだけやった。
観念した俺は再びさっきまで座っていた椅子に腰をおろす。
「はいはい、分かりました分かりました。今日は最後までワガママに付き合ったるわ〜。」
そう言っても凌はその手を離そうとはしなかった。
:10/08/15 01:01 :P906i :clmDe0Hc
#621 [ちか]
暫くして眠りに落ちた凌を眺めながら俺は考えた。
なんで俺は嫌いやったはずのコイツにここまでするんやろう。
この手が嫌じゃないんやろう。
…って。
:10/08/15 01:03 :P906i :clmDe0Hc
#622 [ちか]
自然と心臓は脈を上げた。
顔だけじゃなく、全身が赤くなっていくようやった。
「好き…やから?」
そう気づいてしまったから
:10/08/15 01:06 :P906i :clmDe0Hc
#623 [ちか]
思わず口に手を当てた。
「き、聞こえてへんよな…。はは」
半ば自分に言い聞かせるような形でそう呟く。
俺が凌を“好き”
まさか…と思ったけど、あまりにも自分の行動との辻褄が合いすぎて認めざるをえなかった。
:10/08/15 01:41 :P906i :clmDe0Hc
#624 [ちか]
今までは、適当にそこらへんの女と心の無い関係ばかりしてきた。
交わって、
また別の奴と交わって。
その次の日にはまた別の奴と。
そうやって、手頃な相手を見つけては寂しさを紛らわして満足していた。
せやけど、最近それも意味を持たなくなった。
:10/08/15 01:46 :P906i :clmDe0Hc
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