漆黒の夜に君と。U[BL]
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#70 [ちか]
「…〜〜っ!!(怒)
何しに来てん!!!!!」

「何しにって、お前に言わなきゃいけない義務でもあるワケ?」

「勝手に入ってくんなや!!」


※君もね☆
(↑冥・恭弥の心情)


「来る前に電話もしたし、インターホンも押した。
松山さんに入れてもらったんだけど文句ある?
て言うか、いつからお前が此処の出入りを制限出来るような人間になったワケ?」

「…〜〜っ!!!!!」


睨み合いながらの壮絶な口喧嘩。

⏰:09/04/20 22:35 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#71 [ちか]
「まぁまぁ。
2人とも落ち着きなよ。」

口ではそんな事言ってるけど、恭弥絶対2人の喧嘩見て楽しんでる…

俺は口元をニヤつかせる恭弥の脇で2人の喧嘩にビクビクしていた。


「俺は落ち着いてる。
落ち着いてないのはこの猿だけだろ。」

ん?

「誰が猿じゃボケェッ!!!」

「お前以外に誰か居る?」


今この女(ヒト)、“俺”って‥‥―――

⏰:09/04/20 22:49 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#72 [我輩は匿名である]
頑 張 っ て ね

楽 し み イ

⏰:09/04/20 23:57 📱:W52S 🆔:PKV/1AmY


#73 [ちか]
>>72
└→我輩は匿名さま*

いつもいつも嬉しいコメントありがとうございます
今から更新しますねっ*

⏰:09/04/21 21:27 📱:P906i 🆔:vRwZN9EM


#74 [ちか]
>>71

「お前ほんっっっまにムカつく!!!!」

「その言葉、そっくりそのまま返してやるよ。」

そう言えば、なんか言葉使いも女の人にしては少し乱雑って言うか‥‥

俺は恐る恐る恭弥の服の裾を引っ張った。

それに反応して、俺に目をやる恭弥。

「あの‥‥この人って‥」

⏰:09/04/21 21:42 📱:P906i 🆔:vRwZN9EM


#75 [ちか]
俺の聞きたいことを悟った恭弥は2人の間に入り、自分の両側に居る2人を手のひらで差した。


「えっと、こっちは分かるよね。」

と言って、恭弥がめぐさんを横目で見たから俺はコクンと頷いた。
そして恭弥の視線は右から左へと移る。

「で、この外人顔の奴は櫻井凌(サクライ シノグ)。
神楽を入れた俺達4人は親繋がりの幼なじみ。」

⏰:09/04/22 19:04 📱:P906i 🆔:KZdQLZfE


#76 [ちか]
「神楽入れて3人でええわ!!こんな奴幼なじみやと思ったこと無いし!」

「ソレこっちのセリフ。」


2人は恭弥を挟んで睨み合う。
そんなことも気にせずに話を続ける恭弥。


「一応言っておくけど、凌は男だからね。」

⏰:09/04/23 00:07 📱:P906i 🆔:FPxhwjMk


#77 [ちか]
恭弥のその声に思わず凌さんの顔に目をやった。


確かに背も高いし、声も女にしては低い。


でも‥‥


俺はその容姿から凌さんが男だと言うことを信じれずにいた。

⏰:09/04/24 19:10 📱:P906i 🆔:g0nkni46


#78 [ちか]
すると恭弥は俺の思っていることが分かったのか、クスッと小さく笑うと凌さんの方にくるりと顔を向けた。


「凌、冥はお前のこと女だって思ってるみたいだよ?」

少し馬鹿にしたような、意地悪な笑みを浮かべながら恭弥がそう言うと、凌さんは少し嫌そうに「え‥。」と呟いた。

そして暫く考え込むような顔で俯いたあと、俺に目を向けた。

⏰:09/04/24 19:16 📱:P906i 🆔:g0nkni46


#79 [ちか]
「これで信じてくれるかな。」


凌さんな呟いた声は俺の耳には微かにしか届かなかった。


「え??‥‥‥ッッ!?!?//」


しかし次の瞬間俺の顔はタコのように真っ赤に染まった。


「分かった?」

顔色一つ変えず、無表情で凌さんはそうやって俺に問いかける。

⏰:09/04/24 19:26 📱:P906i 🆔:g0nkni46


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