悪 魔 の 誕 生 日
最新 最初 全 
#150 [七瀬]
そんな悪魔に
俺も負けじと言った。
『ハア…上等だぜ……
責任、とってやるよ。
きちんと、な。』
「フフッ、楽しみね。」
これで、俺らは晴れて恋人同士になった
……のだろうか。
:09/04/16 23:26
:N703iD
:5v6a24gA
#151 [七瀬]
それとも
悪魔に捕まった
だけなのかもしれない…
:09/04/16 23:35
:N703iD
:5v6a24gA
#152 [七瀬]
「えーっとね…
あれとこれ。
あ、それの色違いもちょうだい。」
真姫が指さす先、
通る店がすっからかんになっていく。
『姫!まだ買うの?』
「姫は、
まだ買い足りないのっ!!」
:09/04/16 23:46
:N703iD
:5v6a24gA
#153 [七瀬]
俺の両手はもう紙袋でいっぱいいっぱい。
これがセレブ買いというやつなのか?
こんなに服やらアクセサリーやら、買って本当に使うのか?
俺の疑問は止まらない。
が、その間にも
姫は「あれとそれ!」と
店員に指示している。
:09/04/17 06:54
:N703iD
:yz1MYARo
#154 [七瀬]
真姫と付き合うようになってから、気付いたことがある。
それは真姫は自分のことを“姫”と呼ぶ。
最初出会った時は
“私”だったのに。
意味わからない。
そして俺も気付いたら
“姫”と呼んでいた。
:09/04/17 06:58
:N703iD
:yz1MYARo
#155 [七瀬]
これもなぜなのか
わからない。
うん、とりあえず
もう一週間になるけど、
いっつもこんな感じ。
デートつっても
ただ姫に付き合ってるだけというか、
振り回されてるだけだけ
というか…
姫と会った後は
ドッと疲れる。
:09/04/17 07:02
:N703iD
:yz1MYARo
#156 [七瀬]
『なぁ〜あ、
どっかで休もうぜ〜。』
すると、
軽くスキップしていた足を止めた姫。
「お茶にしよっか。」
やっと…やっと……
俺たちは
喫茶店へ入った。
:09/04/17 22:49
:N703iD
:yz1MYARo
#157 [七瀬]
カップを両手で包むようにして持っている姫。
おとなしいのは
お茶を飲んでる時くらいか。
こう見たら、かわいいのになんだか勿体ねぇな…
なんて、一人思いながら、俺も一口コーヒーをすすった。
:09/04/19 01:13
:N703iD
:0xVppyms
#158 [七瀬]
「ねえ、コーヒーって
おいしいの?」
俺はカップを口に付けながら、前を見ると
向き合って座っている真姫が首を傾げている。
『飲んでみる?』
きれいな姫の顔が歪む。
「えー、やだ。
だってそれブラックでしょ?
お砂糖もミルクも入ってないもん。」
:09/04/19 01:18
:N703iD
:0xVppyms
#159 [七瀬]
そんなこと言いながら、
生クリームのたっぷり入ったココアを飲む姫。
お!
弱点発見!!
『なあ、飲んでみ?』
カップを
姫の前に差し出す。
「しつこいなあ!
いらないってば。」
顔をフンと反らされた。
:09/04/19 01:21
:N703iD
:0xVppyms
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