悪 魔 の 誕 生 日
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#160 [七瀬]
バッ!
「なにするのよっ!!」
『いいから飲んでみて?』
俺は姫と俺のカップを
無理やり入れ替えた。
茶色い目が俺を睨む。
:09/04/19 01:24
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#161 [七瀬]
が、観念したように
コーヒーの入った方の
カップを手に。
だんだん姫の口へと
近づいてゆく。
『あ!
なにすんだよ!』
次は俺が叫んでいた。
ベーと舌を出す真姫。
:09/04/19 01:26
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#162 [七瀬]
店員の目が俺たちに
突き刺さる。
そりゃそうだよな。
だって
俺たちの机の上には
小分けされた砂糖の開けた後のゴミがこれでもかってくらい乗っていた。
:09/04/19 01:30
:N703iD
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#163 [七瀬]
いくらタダだからって
全部入れられたら…なぁ。
俺だったら
絶対キレるだろうな。
そう姫は
俺のコーヒーにあるだけの砂糖を入れた。
そして、そのコーヒーを一口飲んで
「おいしい」
って一言笑った。
:09/04/19 01:33
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#164 [七瀬]
こいつ
絶対、味覚オンチだろ!
あり得ねーよ。
いくら甘いもん好きでも、あれな無理だろ!
ほんっと
信じらんない。
しかも、人のコーヒーに。
:09/04/19 01:36
:N703iD
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#165 [七瀬]
しかもしかも!
俺は、その砂糖たーっぷりコーヒーを一滴も残さず、全部飲ませれた。
そのおかげで
今でも口内が甘ったるい。
でも、そんな俺を見て
姫は喜んでいた。
もうほんとにやだ!!
とりあえず、
姫の小腹と意地悪心は満たされたよう。
:09/04/19 01:40
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#166 [七瀬]
『…もう出よ。』
これ以上、
ここにいたくない。
買い物して、お茶飲んで、姫の相手して…
今日も疲れた。
「そうね。
もう行きましょ。」
うんうん、帰ろ帰ろ。
:09/04/19 10:24
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#167 [七瀬]
「まだまだ回らなくちゃいけない店が残ってるし。」
えっ?
『…帰らないの?』
すると真姫は
「もちろん。
って逆に聞くけどもう帰るの?」
目を丸くした。
:09/04/19 10:29
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#168 [七瀬]
今度は、わざとじゃなく 本当に不思議がってるみたい。
“逆に聞くけど”って…
俺も、
逆の逆に聞きたいよ。
俺の疲労が増すことは
目に見えている。
それと
ため息も。
:09/04/19 18:40
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#169 [七瀬]
「うーん!!
やっぱり
ここのプリンは最高!」
ただいま
本日2回目の喫茶店。
あれから3時間、
また買い物。
どれほど
歩き回ったことか…
足痛い。
肩も痛い。
:09/04/19 18:54
:N703iD
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