悪 魔 の 誕 生 日
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#341 [七瀬]
 
 
もう一人の悪魔は
俺を認めてくれたのかな。


“雷にいちゃん”

さっきの言葉が
頭に流れる。


「どうしたの?雷。
ニヤニヤして…」

『別に。
俺も用意してくる』


嫌な響きじゃないかも。

⏰:09/04/29 13:42 📱:N703iD 🆔:xT6XWtjI


#342 [七瀬]
 
 
「さあ〜どこ行く?」


顔洗って着替えて…
三人とも準備満タン!!


『ん〜、そうだなあ。』

どこがいいかな。
中学生が楽しめるところ…


あ〜っ、
ぜんぜんわかんない。

2年前まで
俺も中学生だったのに…

⏰:09/04/29 14:06 📱:N703iD 🆔:xT6XWtjI


#343 [七瀬]
 
思わぬ老化の進み具合?に少しショックを受けつつも


『真王くん、どっか行きたいところある?』

やっぱり、中学生のことは中学生に聞くしかない。


「う〜ん…あるにはある。」

遠慮がちに言う真王くん。


『どこ?
遠慮せずに言ってよ。』
 

⏰:09/04/29 14:10 📱:N703iD 🆔:xT6XWtjI


#344 [七瀬]
 
「そうよ、遠慮しないで言っちゃって!
どんなとこでも姫が雷になんとか、させるからっ!!」

姫の楽しそうなこの一言にえっ?ってなりながらも、


『任せてよ。』

とか言っちゃう俺。


やっぱ俺ってバカだ…


「ほんとにいいの?」

⏰:09/04/29 14:14 📱:N703iD 🆔:xT6XWtjI


#345 [七瀬]
 
真王くんに二人で頷く。


「ありがとー、
雷にいちゃん!」

なんだ。
かわいいとこあんじゃん。


…俺は忘れていた。


コイツも悪魔の血を引き継いでいるということを。


「じゃあ〜…」
 

⏰:09/04/29 14:18 📱:N703iD 🆔:xT6XWtjI


#346 [七瀬]
 
俺の目を見る茶色い瞳。


「初めて、ねえちゃんとデートしたところ。」


『え…』

「ねぇ〜、二人とも、どこで出会って、どこで初めてデートしたわけ!?」

おもいっきり好奇心の塊。


でも、中学生らしいといえば、そうかも。

⏰:09/04/30 06:41 📱:N703iD 🆔:wzQmp4ms


#347 [七瀬]
 
 
『姫〜』

助けを求めるように
目で訴えかける。


「いいじゃない。」

苦笑いしながらも、
ウキウキする姫。


「で!、どこなの?
初めてデートしたところ」


どこって… 
 

⏰:09/04/30 06:45 📱:N703iD 🆔:wzQmp4ms


#348 [七瀬]
 
「大きな観覧車と、心臓が止まりそうなジェットコースターのある遊園地。」


「遊園地!」

楽しそうな姉弟に
なにも言えなかった。


『ほんとに行くの〜!?』

「もちろん!!」



今日も疲れそうな予感。
 

⏰:09/04/30 06:49 📱:N703iD 🆔:wzQmp4ms


#349 [七瀬]
 
 
「わあ!!」

姫の反応が
初めてデート…というか、出会った時と一緒だった。

それプラス、
同じ顔したヤツも同じ反応で思わず笑ってしまった。


それにしても


『…すごい人だな。』


当たり前か、土曜だし。

⏰:09/04/30 19:29 📱:N703iD 🆔:wzQmp4ms


#350 [七瀬]
 
とても混雑していて、
乗り物になんて容易に乗れそうにない。

姫と初めて来た時とは、
大違い。

ま、前来たのは平日だし
お昼過ぎてたしね。

空いてて当たり前なところがあった。


「あ、あれ乗りたーい!」

にも関わらず、
やっぱり前と変わらずに
はしゃぐ姫。

⏰:09/04/30 19:33 📱:N703iD 🆔:wzQmp4ms


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