悪 魔 の 誕 生 日
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#421 [七瀬]
「着いたよ。」
『え、姫?』
「ちょっと、
なにボケてんの、雷〜!!」
『あ…ゆかちゃん。』
夢は覚めたみたい。
前にはケラケラと笑う
ゆかちゃんと
ホテル。
:09/05/03 10:40
:N703iD
:OTnNBzCw
#422 [七瀬]
「入ろぉ〜」
ルンルン気分で入ろうとするゆかちゃんに
「雷?どうしたの?」
立ち止まる。
『…俺…やっぱり……』
「はいっ!
お城にご招待〜!!」
手を引かれ、
お城にご招待された。
:09/05/03 10:44
:N703iD
:OTnNBzCw
#423 [七瀬]
俺、このままいくと
ゆかちゃんと…
「えっとね〜」
俺がぼんやり考えている間にも、
ゆかちゃんは一人で楽しそうに部屋を選んでいる。
頭の中は意外と冷静で
自分でもびっくりするくらい。
:09/05/04 00:58
:N703iD
:id.Osk0g
#424 [七瀬]
「ここがいいな!」
ゆかちゃんに連れられ、
入った部屋は、
ほんとにお姫さまが住んでいそうな部屋だった。
「かっわいい〜!!」
はしゃぐゆかちゃんに
立ち尽くす俺。
姫もここに連れてきたら、喜ぶかな。
:09/05/04 01:01
:N703iD
:id.Osk0g
#425 [七瀬]
10分くらい、
広い部屋でキャッキャ言ってたゆかちゃんが
ふかふかのベットに座る。
なんとなく、これから起こる出来事が分かった。
元悪魔でしたからね。笑
「雷。」
ゆかちゃんが妖しく笑う。
:09/05/04 01:05
:N703iD
:id.Osk0g
#426 [七瀬]
「今日、
なんの日か知ってる?」
今日?
『…知らない。』
ここに入ってから、
初めて声を発した。
「えー、ほんとに?
信じらんない〜」
ブーブー言うゆかちゃん。
:09/05/04 01:07
:N703iD
:id.Osk0g
#427 [七瀬]
が、やがてまた妖しい笑みを浮かべた。
「今日はね、
私と雷の誕生日でしょ?」
あー、あれ嘘なのに。
まだ信じてたんだ。
心中で悪態をつく。
「でね、この部屋は私から雷への誕生日プレゼントだよ?」
:09/05/04 01:10
:N703iD
:id.Osk0g
#428 [七瀬]
そんな誕生日プレゼント…
いらない。
「でね、雷はゆかに
なにくれるのかな。」
『…なにが欲しいの?』
わかってても、
わざと聞く。
すると、ゆかちゃんは
クスッと笑った。
:09/05/04 01:14
:N703iD
:id.Osk0g
#429 [七瀬]
「雷は相変わらず意地悪だなぁ…
先輩が言ってたのは、このことなのかな。」
姫が言ってたこと?
「雷は悪魔なんだ…ってこと。」
バサッ
俺はゆかちゃんを
押し倒す。
:09/05/04 01:17
:N703iD
:id.Osk0g
#430 [七瀬]
「雷をちょうだい?」
そうやって
真っ黒な瞳を俺に向けてくる。
あ〜、うぜぇな。
バカじゃねえの?
やっぱり、俺はこういう目は苦手みたいだ。
ゆっくり、ゆっくりと
唇をゆかちゃんへと近付けていった。
:09/05/04 01:23
:N703iD
:id.Osk0g
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