悪 魔 の 誕 生 日
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#431 [七瀬]
「ねえちゃん。」
「なに、真王。」
「今日は連れて来ないの?」
「誰を?」
「はぁ…わかってるくせに素直じゃないね。」
「だから!……なにがよ。」
「“なにが”って…
ねえちゃん明らか変だよ。遊園地に行った日から。」
:09/05/04 02:09
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#432 [七瀬]
「変って、どこがよ。
姫は至って、いつもどおりだし!!」
「ふ〜ん…」
「…なによ、その顔は。」
「べっつに〜」
「あ〜!もう!!
なんなのよ、いったい!」
「雷にいちゃん…でしょ。」
:09/05/04 02:13
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#433 [七瀬]
「………」
「あ〜あぁ〜、黙っちゃって。
だいたいねえちゃんは、分かりやすいんだよなぁ。」
「……分かりやすい?」
「そっ。すーぐ顔に出る。」
「えっ?姫、そんなに顔に出てる?」
「出てるな。
つっても、そうなりだしたのは…」
:09/05/04 02:17
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#434 [七瀬]
「そうなりだしたのは…
ってなによ。」
「知りたい?」
「………」
「知りたくないの?」
「……………」
「ねえちゃん?」
「…真王。」
「なに。」
:09/05/04 02:20
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#435 [七瀬]
「あんた、いつ頃からそんなにズル賢くなったの。」
「ねえちゃんに似たんじゃね?俺も一応悪魔だし。」
「はぁ…ごめんごめん。
姫の負けだから教えて?」
「やーっと素直になった。」
「その顔…ほんとムカつく」
「だかーらっ!
仕方ないっしょ。
ねえちゃんに似たんだし」
:09/05/04 02:26
:N703iD
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#436 [七瀬]
「ほんと…そうかもね。」
:09/05/04 02:33
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#437 [七瀬]
「雷?」
『………』
「どうしたの?
そんなに黙って。」
『なあ…ゆかちゃん。』
冷たい目を
下にいる女に向けた。
「な、なに?」
:09/05/04 02:36
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#438 [七瀬]
『そんなに俺とヤりたいわけ?』
すると、
怖じけ付いてた顔が
「そうだよ?」
誘発的な目付きへと
戻った。
『…そう。』
「そう。」
しばらくの沈黙とともに
見つめ合う。
:09/05/04 02:42
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#439 [七瀬]
『ね。』
「うん?」
『質問していい?』
「どうしたの?いきなり。」
『質問しちゃだめ?』
まだ、ゆかちゃんに覆いかぶさったまま聞く。
「いいけど…ちゃんと後でプレゼントちょうだいね?」
:09/05/04 15:56
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#440 [七瀬]
コクリと頷いた。
「じゃ〜、
なんでもどーぞ。」
『……これってさぁ。
浮気になるの?』
「浮気?なに言ってんの〜」
一人ハハッと笑うゆかちゃんに
『まぢで答えて。』
真剣な俺。
:09/05/04 15:59
:N703iD
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